「私って高望み?」婚活の条件を整理する方法
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婚活をしていると、一度くらいは考えたことがあるかもしれません。
「私って、高望みなのかな?」
お申し込みをしてもなかなか成立しない。
会いたいと思う人からはお断りが続く。
周りから、
「もう少し条件を広げたら?」
なんて言われる。
そんなことが続くと、
「理想が高すぎるのかな」
「もっと妥協しないと結婚できないのかな」
と、不安になってしまいますよね。
でも私は、条件が多いからといって、すぐに「高望み」と決めつける必要はないと思っています。
年収。
年齢。
身長。
学歴。
住む場所。
仕事。
見た目。
希望があること自体は悪いことではありません。
ただ、婚活がうまく進まなくなった時には、一度だけ考えてみてほしいことがあります。
「私は、なぜこの条件を求めているんだろう?」
今日は、「条件を下げる」という話ではなく、自分にとって本当に必要な条件を整理する方法についてお話しします。
「高望みかどうか」を誰かに決めてもらわなくていい
婚活では、ときどき、
「その年齢でその条件は厳しい」
「もっと現実を見たほうがいい」
「高望みしすぎ」
そんな言葉を耳にすることがあります。
もちろん、希望する条件によって、お見合いが成立する可能性や対象となる人数が変わることはあります。
これは婚活をするうえで知っておいたほうがいい現実です。
でも、だからといって、
「条件を全部下げればいい」
とは私は思いません。
なぜなら、大切なのは条件の数そのものではなく、
その条件が、自分の望む結婚生活に本当に必要なのか
だからです。
誰かに「高望み」と言われたから条件を外すのではなく、まずは自分でその意味を考えてみる。
ここから始めてみてほしいと思います。
その「年収600万円以上」、本当に欲しいのは600万円ですか?
たとえば、
「年収600万円以上の人がいい」
という希望があったとします。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
でも、一度、
「なぜ600万円以上なんだろう?」
と考えてみてください。
将来、経済的に困りたくないから?
子どもを考えているから?
自分が産休・育休に入った時にも安心できる生活をしたいから?
今と同じくらいの生活水準を保ちたいから?
理由を掘っていくと、本当に求めているものが「600万円」という数字そのものではないことがあります。
もしかすると欲しいのは、
お金についてきちんと話し合えて、堅実に家庭を築ける相手
なのかもしれません。
そう考えると、プロフィール上の年収が希望より少し低くても、
堅実に生活している。
共働きに理解がある。
貯蓄や将来について考えている。
夫婦で家計について話し合える。
そんな人なら、自分が本当に望んでいた結婚生活を実現できる可能性もあります。
これは「年収の条件を下げましょう」という話ではありません。
数字の奥にある、本当に欲しかったものを確認してみる。
ということです。
条件は「3つの箱」に分けてみる
条件が増えすぎて、自分でも何が大切なのかわからなくなってきたら、一度整理してみましょう。
紙でもスマホのメモでも構いません。
今、お相手に求めている条件を全部書き出して、次の3つに分けてみてください。
① 絶対に譲れないもの
自分の人生や結婚生活を考えた時に、どうしても譲れないこと。
たとえば、
子どもについての考え方。
喫煙の有無。
住む地域。
仕事を続けることへの理解。
など、人によって違います。
ここはできれば3つ程度まで絞ってみます。
② できれば叶えたいもの
絶対ではないけれど、できればそうだったら嬉しい条件。
年齢差。
年収。
身長。
学歴。
趣味。
などが入る方もいるでしょう。
③ なくても結婚生活にはそれほど困らないもの
ここが意外と大事です。
婚活をしているうちに、いつの間にか増えていた条件はありませんか?
「できれば○cm以上」
「できれば同じ趣味」
「できれば○歳まで」
一つひとつは小さな条件でも、全部を満たす人を探すと対象はどんどん狭くなります。
そんな時は、
「これがなかったら、結婚生活で本当に困る?」
と自分に聞いてみてください。
意外と、
「……別に困らないかも」
という条件が見つかることがあります。
条件ではなく「どんな結婚生活がしたい?」から考えてみる
もう一つ、ぜひやってみてほしいことがあります。
相手の条件を考える前に、
「私は、どんな結婚生活を送りたいんだろう?」
と考えてみることです。
たとえば、
「休日が合う人がいい」
と思っていたとしても、本当に欲しいものは、
「夫婦で一緒に過ごす時間を大切にしたい」
なのかもしれません。
「高収入な人がいい」
の奥には、
「お金のことで大きく揉めない生活がしたい」
があるかもしれません。
「優しい人がいい」
なら、
「意見が違った時にも、感情的にならず話し合える人がいい」
なのかもしれません。
こうして考えてみると、プロフィール検索だけでは見えない条件がたくさん出てきます。
そして実は、結婚生活で大切になるのは、こういう部分だったりします。
「今の条件」だけでなく、変化した時の姿勢も見てほしい
結婚は、今の状態のまま何十年も続くわけではありません。
年収が変わることもあります。
転職することもあります。
住む場所が変わることもあります。
子どもが生まれれば、生活は大きく変わります。
自分や相手が体調を崩すことだってあります。
親のことを考える時期も来るかもしれません。
だから私は、プロフィールに書かれている「今ある条件」だけで判断しすぎないことも大切だと思っています。
たとえば、
「転勤になったらどうする?」
「子どもができたら働き方はどうする?」
「どちらかの親にサポートが必要になったら?」
こうしたことに、最初から完璧な答えがある必要はありません。
むしろ私が大切だと思うのは、
「その時になったら二人で考えよう」
と話し合える人かどうかです。
今、条件が揃っていることも大切。
でも、人生が変化した時に一緒に考えられる柔軟性は、長い結婚生活ではもっと大切になることがあります。
お見合い後は「ダメだったところ」だけを探さない
婚活が長くなってくると、知らないうちに相手を見る目が厳しくなることがあります。
「話し方がちょっと気になった」
「服装が好みじゃなかった」
「思ったより会話が盛り上がらなかった」
「プロフィール写真の印象と少し違った」
もちろん、違和感を無視する必要はありません。
私は「何でも加点方式で見ましょう」とは思っていません。
結婚相手を探しているのですから、気になることを確認するのも大切です。
ただ、気になったことだけで判断してしまうのも、少しもったいない。
そこで、お見合い後にこんな3つを考えてみてください。
① 気になったことは?
何が引っかかったのか。
② 良かったところは?
話を丁寧に聞いてくれた。
店員さんへの対応が感じよかった。
時間を守ってくれた。
笑った時の雰囲気がよかった。
小さなことでも構いません。
③ もう一度会わないと分からないことは?
ここが一番大事かもしれません。
「会話が盛り上がらなかった」
でも、お互い緊張していただけかもしれない。
「少し無口だった」
でも、慣れたら話す人かもしれない。
一度のお見合いだけでは、まだ分からないこともたくさんあります。
気になるところ・良かったところ・まだ分からないところ。
この3つを分けて考えるだけでも、相手の見え方は少し変わります。
条件を広げることは、「妥協」とは限りません
婚活で条件を見直す時、
「妥協したみたいで嫌だな」
と感じる方もいると思います。
でも、私は必ずしもそうではないと思っています。
たとえば、
「身長175cm以上」
だった条件を、
「身長だけで判断せず、一度会ってみよう」
に変える。
これは妥協でしょうか。
私は、
自分に必要な条件を理解したうえで、可能性を広げた
とも考えられると思います。
逆に、どうしても譲れないものまで無理に手放す必要はありません。
大切なのは、
何を残して、何を広げるのかを、自分で納得して決めること。
誰かから「高望み」と言われたからではありません。
仲人として、条件を下げることだけを勧めたいわけではありません
仲人として会員様の婚活を見ていると、希望条件についてお話しすることは当然あります。
お申し込みの結果やお見合いの成立状況を見ながら、
「少し年齢幅を広げてみませんか?」
「この条件は、本当に譲れないですか?」
とお話しすることもあります。
でも私は、ただ条件を下げればいいとは思っていません。
なぜその条件が必要なのか。
どんな結婚生活を望んでいるのか。
そこを一緒に整理することのほうが大切だと思っています。
条件を一つ外したからといって、必ずご縁が見つかるわけではありません。
反対に、条件を持っていること自体が悪いわけでもありません。
だからこそ、
「何を求めるか」だけでなく、「なぜ求めるのか」
まで一緒に考えていきたいと思っています。
まとめ|「高望み?」と悩んだら、条件を下げる前に整理してみる
婚活でお断りが続いたり、思うような方と出会えなかったりすると、
「私が高望みだからダメなのかな」
と、自分を責めたくなることがあります。
でも、そんな時にいきなり全部の条件を下げる必要はありません。
まず考えてみてほしいのは、
その条件は、幸せな結婚生活のために本当に必要なのか。
ということです。
絶対に譲れないもの。
できれば叶えたいもの。
なくても結婚生活には困らないもの。
一度、分けてみる。
そして、
「どんな人がいい?」
だけではなく、
「私は、どんな人と、どんな毎日を送りたい?」
と考えてみる。
すると、今まで条件だけを見て「対象外」と思っていた人の中に、自分が本当に大切にしたかったものを持っている人がいるかもしれません。
婚活は、理想をどんどん削っていく作業ではないと私は思っています。
むしろ、
自分にとって本当に大切なものを、少しずつ見つけていく作業。
「私って高望みなのかな?」
そう思った時こそ、自分を責めるのではなく、一度条件を整理してみてください。
条件を下げるためではなく、自分が本当に望んでいる結婚を見失わないために。