真剣交際
- 成婚エピソード
- 婚活のお悩み
目次
- こんなものかなぁ・・・
- 好きになれません
こんなものかなぁ・・・
京都、滋賀の結婚相談所 京滋ブライダルです。
「40歳からの男性婚活始めませんか。」と皆さんに呼び掛けていますが、実際にご入会いただいているのは、女性も多く、男性でも30歳代、50歳代以上の方もおられます。
今日ご紹介するのは、20歳代の女性会員です。
ご入会いただいたのが今年の夏、今まで男性とのお付き合いも余りなかったようで、婚活も初めてとのことです。
入会面談の中で、今まであまり具体化されていなかった理想とする男性像をお聞きして、結婚観もお話しをしていく中でご自身の中にイメージを描いてもらいました。先ず、自分が理想とする結婚いえ人生を思い描き、そのためにはどのような伴侶(今回の場合、男性)がいいのかというように、最終目標は結婚ではなく、その先の人生であることを忘れずに男性を選ぶことの必要をお話ししました。
そして始まった彼女の婚活、つまり具体的にはお見合いシステムでの「お相手検索」です。どうしてもプロフィールの顔写真が気になり、身長や年収に目が行ってしまうところです。
こちらからは「遠慮することなく、どうぞ積極的にお見合いを申し込んでくださいね」と何度もお勧めするのですが、お仕事が忙しいこともあったのか余り活動はありませんでした。
そして、実はあまり男性からのお申し込みもありませんでした。
そんな中で、彼女が条件とする「家が近い」「年収がある程度ある」などのいくつかの条件に近い方からのお申し込みがあり、彼女もOKを出してお見合い成立となりました。他にも何名かの男性とも並行してお見合いを続けていく中で、彼女は一番条件に適った彼と「真剣交際」に進むこととなりました。
余りにも簡単に仮交際から「真剣交際」への移行となったもので、こちらも少し驚きながら彼女との面談で意思を確認すると「こんなものかなぁと思って・・・。」という回答に少し違和感を持ちながらも、当方は相手方相談所と調整の上、「真剣交際」に移りました。
好きになれません
「真剣交際」に移行するということは、他の方へのお見合い申し込みができません、反対にお見合いを受けることも出来ません。そうして、二人だけの時間が始まりました。仮交際期間は喫茶店でのデートが多かったようですが、「真剣交際」になってからは、車での遠出ドライブや夏の花火見物など、時間や距離を自由に二人の世界が始まったようです。楽しい時もあったかと思いますが、結婚を前提に色々な話をする中で、今までに聞いていない話や現実を見ることもあります。
彼から家族のことを打ち明けられたようで、直接、彼には関係ないこととは思いながらも彼女には引っかかってしまった心配もあったようです。
そうして、「真剣交際」3カ月が過ぎようかというとき、彼女から面談の申し出がありました。ひょっとすると思っていましたが、やはり「真剣交際をやまます」とのことでした。
スタートから少し気になっていた二人ですが、彼女には彼の家族のこともあり「何度も出会っていけば好きになるかと考えていましたが・・・」と結婚を考えるまでの気持ちにならなかったということです。
ここで仲人なら本来、強く結婚を進めるところかもしれませんが、無理は言いません、本人が納得して結婚、その先を考えられるお相手とでなければお薦めできません。
三カ月の真剣交際で時間を棒に振ったと考えるのではなく、色々と勉強になりましたと、新たな婚活に前向きな彼女を見て、こちらも応援しますよと、エールを送りました。
さあ、新たな出会いを求めて、活動再開です!