条件より大切なもの~令和の婚活で育む『尊敬と信頼』の力!
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はじめに
婚活を頑張っておられる皆さん、こんにちは!
横須賀・湘南地域と横浜・川崎の京急沿線を中心に活動している Pacific Bridal の佐野です。
日々のお見合いやデート、本当にお疲れさまです。
会員様からの振り返りをお聞きしていると、時折こんな本音を耳にします。
「お相手の条件は申し分ないんです。でも、いざ結婚して何十年も一緒に暮らすイメージがどうしても湧かなくて……。結局、どんな人となら何十年先も笑い合いながら歩んでいけるのでしょうか?」
婚活では、年齢や年収、職業、価値観など、多くの条件に目が向きます。
それは決して悪いことではなく、むしろ、結婚後の生活を考えるうえで自然なことです。
ただ、長い結婚生活を支える本当の土台は、条件だけではないのも事実です。
今日は、これからの夫婦関係を温かく支えてくれる、二つの大切なヒントについてお話ししたいと思います。
「昭和の夫婦」から「令和のプロジェクトチーム」へ
少し昔を振り返ってみましょう。
昭和の時代は、「夫が外で働き、妻が家庭を守る」という役割分担が一般的で、夫が方向性を示し、妻が支える。そんな形が多く見られました。
しかし令和の現在は、共働きが前提となっています。
お互いに仕事を持ちながら、家事や家計管理、子育てや将来設計まで、夫婦で話し合いながら決めることが求められています。
従って、現代の夫婦には、固定された夫の役割や女性の役割という概念はうすれつつあります。
たとえば、資産運用や保険選びが得意な人がリーダー役となる場面もあれば、料理や家事の段取り、子どもの行事対応が得意な人がリーダー役となる場面もあります。
つまり現代の夫婦は、場面ごとにリーダーとサポーターが自然に入れ替わる「二人三脚のプロジェクトチーム」のような存在なのです。
だからこそ、どちらか一方が頑張り過ぎたり、逆に相手任せになり過ぎたりすると、夫婦のバランスは崩れてしまいます。
では、この忙しい時代の結婚生活を笑顔で乗り越えるために、私たちは何を大切にすればよいのでしょうか?
そのヒントを与えてくれるのが、ドイツの社会心理学者エーリッヒ・フロムの考え方です。
『尊敬』~ 条件ではなく、その人の存在を大切にすること
婚活をしていると、どうしても年収や学歴、年齢、職業といった「条件」に目が向きます。
もちろん、それらは大切な判断材料です。
しかし、条件だけで築かれた関係には少し危うさがあります。
もし転職によって収入が変わったら。 もし病気やケガで以前のように働けなくなったら。
条件は、人生の中で変化することがあります。
そんなときにも変わらず相手を大切に思えるかどうか、それが、夫婦関係を支える大きな分かれ道になるのではないでしょうか?
フロムは『尊敬』について、次のように語っています。
「人のありのままの姿を見て、その人が唯一無二の存在であり、他の誰にも代えることができない存在であることを知る能力こそが尊敬である」
現代の心理学や組織論にも通じる考え方に、『存在承認』という言葉があります。
それは、実績や能力を評価する前に、「あなたがそこにいてくれること自体に価値がある」と認めることです。
夫婦関係に置き換えるなら、
「おいしいご飯を作ってくれるから好き」
「たくさん稼いでくれるから大切」
という気持ちだけではなく、
「あなたがあなたでいてくれることが嬉しい」
と、思えることなのかもしれません。
仕事で疲れ果てて何もできない日もあります。失敗して落ち込む日もあります。
そんなときに、
「今日は本当に疲れたね。いつもありがとう」
と、その人の存在そのものを受け止めてもらえたら、どれほど心強いことでしょう。
さらにフロムは、相手がその人らしく成長していくことを願い、応援する姿勢も『尊敬』だと語っています。
自分の理想どおりに変えようとするのではなく、「現にある、その人」を受け入れること。
そして、お互いの人生の応援団長になること。
それが、夫婦の絆を深める『尊敬』の力なのです。
『信頼』~ 無条件に任せる勇気と、善意のまなざし
もうひとつ大切なのが『信頼』です。
ここでいう信頼とは、「失敗しなかったから信じる」という条件付きのものではありません。
「何があっても、まずは信じてみる」
そんな温かな覚悟のことです。
特に日々の暮らしの中では、次の二つを意識してみてください。
① 相手にはやり遂げる力があると信じる
共働き夫婦のすれ違いでよくあるのが、家事のやり方へのダメ出しです。
せっかく手伝ってくれたのに、
「お皿の置き方が違う」
「もっとこうしてほしい」
と、細かく指摘してしまう。
すると、お相手は次第に、
「どうせ自分は信用されていない」
と、感じてしまいます。
相手に任せたことは、少しくらいやり方が違っても、少しくらい時間がかかっても、必要以上に手も口も出さず見守ってみること。
「この人なら、この人なりの方法できっとやり遂げる」
そう信じる姿勢が、お相手の自信の向上と成長につながります。
② 相手の言葉には良い意図があると信じる
一緒に暮らしていれば、意見がぶつかることもあります。
耳の痛いことを言われる日もあるでしょう。
そんなとき、
「責められた」
「否定された」
と、受け取ってしまうと、心の距離はどんどん広がってしまいます。
だからこそ、一度立ち止まって考えてみてください。
もしかしたら、その言葉の奥には、
「もっと良い家庭をつくりたい」
「これからも仲良くやっていきたい」
という願いがあるのかもしれません。
お相手の言葉に善意のフィルターを通してみる。
それだけで、衝突は対話へと変わり、お互いを理解するきっかけになることがあります。
結び:婚活で本当に見つめたいこと
結婚生活は、何十年も続く長い旅です。晴れの日もあれば、雨の日もあります。
順風満帆な時期だけでなく、思いどおりにいかない日もあるでしょう。
そんな人生を共に歩むパートナーとして本当に大切なのは、条件が100点満点の人かどうかではなく、
お互いの不完全さを受け入れ、唯一無二の存在として『尊敬』し合える人です。
そして、お互いに背中を預け合い、『信頼』し合える人、ではないでしょうか!
これからお見合いやデートに向かうときは、ぜひプロフィールの向こう側にいる「ひとりの人間」を見つめてみてください。
「この人のありのままを大切にできるだろうか?」
「この人となら、ありがとうを重ねながら歩んでいけるだろうか?」
そんな視点でお相手を見ることで、きっと今までとは違うお相手の魅力が見えてくるはずです。
条件は、人生の途中で変わることがあります。
けれど、その人らしさや、共に積み重ねる時間の価値は簡単には変わりません。
婚活は、条件の一致を探すだけの活動ではありません。
『尊敬』と『信頼』を育てられる相手と出会うための旅でもあります。
あなたの婚活が、心から安心して人生を託し合える最良のパートナーとの出会いにつながることを、いつも、あなたの一番近くで応援しています。
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結婚相談所 Pacific Bridal
代表カウンセラー 佐野 利昭