採用30年のプロが見抜いた一生安心な結婚相手の見極め方!
- カウンセラーの日常
- 婚活のコツ
はじめに
皆さん、こんにちは! 横須賀・湘南地域と横浜・川崎の京急沿線を中心に活動している Pacific Bridal の佐野です。
私は企業の採用現場に30年間身を置き、これまで千人を超える方々の採否に関わってきました。
現在はその経験を活かし、婚活カウンセラーとして多くの会員様のご縁づくりをサポートしています。
そんな中で、いつも感じることがあります。
採用の世界では、学歴や知性、実績など、一見すると申し分のない人材であっても、実際の現場で十分な力を発揮できず、ミスマッチになってしまうケースが少なくありません。
一方で婚活では、年収や職業などの条件が重視される場面をよく見掛けます。
もちろん、安定した収入や社会的信用は、結婚相手を考えるうえで大切な要素です。しかし、それだけで幸せな結婚生活が約束されるわけではありません。
長い人生を共に歩むパートナー選びには、条件の先にある「人としての力」にも目を向けることが大切なのではないかと思うのです。
「地頭の良さ」だけでは乗り越えられないものがある
ビジネスの世界ではかつて、「地頭が良い人ならどんな課題でも解決できる」と考えられていた時代がありました。
しかし実際には、「問題の解が分かること」と、「問題を解決できること」はまったく別の能力です。
机上で正解が見えていても、実際に実行するには関係者との調整が必要ですし、ときには困難な決断を下さなければならない場面もあります。
そこで求められるのは、知性だけではありません。
人への理解や共感力、精神的な粘り強さ、そして周囲を巻き込みながら前へ進める力です。
これは結婚生活にもそのまま当てはまります。
突然の転勤や収入の変化、子育ての悩み、親の介護など、夫婦はさまざまな課題に向き合うことになります。
そんなときに必要なのは、「どちらが正しいか?」を証明することではありません。
正論を伝える力は大切です。しかし家庭では、正しさ以上に「相手の気持ちを理解しようとする姿勢」が求められる場面も少なくありません。
痛みを共有し、一緒に悩みながら前へ進める人こそが、人生のパートナーとして信頼できる存在なのです。
採用のプロが見る、幸せな結婚が続く「3つの基準」
数々のビジネスパーソンの成長や挫折、そして、長く良好な関係を築いているご夫婦を見てきた中で、共通している特徴があります。
それが次の3つです。
①「決める力」を持っているか?
婚活では、「何でも好きなようにして構いませんよ」と、言ってくれる穏やかな人に魅力を感じる方も多いでしょう。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、人生の重要な局面では、自分の考えを持ち、決断に向き合う姿勢も必要になります。
・家を購入するとき
・子育ての方針を考えるとき
・家族の将来について話し合うとき
そうした場面で、「私はこう考えているから、一緒にこの考えで前に進めよう」と、押し付けではない自分の意見を明確に示してくれる人かどうか?
本当に頼りになる人は、あなたとともに歩む覚悟を持っています。
②「自分の正しさ」より「二人の幸せ」を優先できるか?
「船頭多くして船、山に登る」という諺があるからといって、強引に自分の意見を押し通すことがリーダーシップではありません。
本物のリーダーシップを持つ人は、「自分が勝つこと」よりも「チームの目的を達成すること」を優先します。
これは夫婦関係でも同じです。
意見がぶつかったとき、「どちらが正しいか?」ではなく、「二人にとって何が最善か?」を考えられる人は強いです。
時には、「今回はあなたの考えのほうが良さそうだね」と素直に認める柔軟さも必要でしょう。
こうした姿勢は、夫婦関係の安定を大きく左右する大切な要素です。
③「二人ともがリーダー」という意識を持てているか?
「男性が引っ張るべき」あるいは、「家庭のことはすべて妻に任せるべき」という一方通行の関係は、とても脆いものです。
どちらか一人に負担が集中すると、その人が疲れたときに家族全体が苦しくなってしまいます。
強い組織では、誰もが当事者意識を持っています。
夫婦も同じです。
・家計管理ではこちらが主導する
・教育方針ではあちらが主導する
状況に応じて役割を補い合いながら進んでいく、そんな関係こそが長続きする夫婦の姿です。
相手に支えてもらうだけではなく、お互いが支え合える関係を築けるかどうかが重要なのです。
デートで見抜く「たった2つの質問」
では、お見合いや交際中のデートで、こうした資質をどのように見極めればよいのでしょうか?
年収や勤務先の話だけでなく、価値観や考え方が見える質問もしてみてください。
質問①
「これまでの人生や仕事で、思い通りにいかなかった出来事はありますか? そのとき、どう行動しましたか?」
【チェックポイント】
不満や他人のせいにして終わるのではなく、「そのときの状況の中で自分にできることを探し、行動した経験」を語れる人かどうか?
きちっと語れる人は、家庭で問題が起きたときにも前向きに向き合ってくれる可能性が高いでしょう。
質問②
「意見が違う人と一緒に物事を進めるとき、何を大切にしていますか?」
【チェックポイント】
「論理的に説得する」という答え自体は決して悪いものではありません。
ただ、その先に、
・相手の背景を理解する
・共通のゴールを探す
という発想があるかどうかにも注目してみてください。
建設的な話し合いができる人は、結婚後も良いパートナーシップを築きやすい傾向があります。
また、電車の遅延や予約の手違いなど、デート中の予期せぬアクシデントも大切な観察ポイントです。
・不機嫌になるのか?
・思考停止してしまうのか?
それとも、「じゃあ別のお店を探してみよう!」と、柔軟に対応できるのか?
そこには、その人の素の人間力が表れます。
結び:結婚とは「人生の共同経営者」を迎えること
人生100年時代と言われる今、誰の人生にも予測できない出来事は必ず訪れます。
景気の変化、健康の問題、家族の課題など、思い通りにならないこともあるでしょう。
そんなとき、隣にいてほしいのは、条件が整った「豪華な乗客」でしょうか?
それとも、雨風の中でも一緒に舵を握り、前を向いて進んでくれる「頼もしい共同経営者」でしょうか?
条件を見ることは決して悪いことではありません。ただ、条件だけでは見えない「人としての強さ」や「支え合う力」にも目を向けてみてください。
目の前の人が、不確実な人生を共に歩み、困難を一緒に乗り越えていける人かどうか?
その見極めは、何十年先も支え合える結婚生活につながる大切な視点の一つになるはずです。
素敵なご縁は、条件の先にある人間力への気付きから始まるのかもしれません。
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結婚相談所 Pacific Bridal
代表カウンセラー 佐野 利昭