まだいい人がいるはず!? 相場格言に学ぶ『決断の技術』
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はじめに
皆さん、こんにちは! 横須賀・湘南地域と横浜・川崎の京急沿線を中心に活動している Pacific Bridal の佐野です。
「人柄もいいし、一緒にいると安心できる。条件も希望と大きく外れてはいない。……でも、本当にこの人で決めていいのかな?」
「来月のお見合いで、もっと話が弾んで、もっと心がときめく人に出会えるかもしれない」
婚活をしていると、そんな気持ちがふと頭をよぎることがあります。
3回目のデートの帰り道。電車の窓に映る自分の顔を見ながら、このまま真剣交際へ進んでいいものかどうか、決められない経験を誰もが持っています。
結婚は、人生の大きな決断です。
だからこそ、「後悔したくない」「納得できるお相手を選びたい」と慎重になるのは、ごく自然なことです。その真剣さは決して悪いことではありません。
ただ、これまでたくさんの婚活相談をお受けするなかで、一つ感じることがあります。
それは、「もっと素敵な人がいるかもしれない」と探し続けるうちに、本来なら大切に育てられたかもしれないご縁を見送ってしまうことがある、ということです。
実はこの心理、株や為替の世界で昔から語り継がれている相場格言と、ぴったり一致します。
今回は投資の世界の知恵をヒントに、婚活における「決断」について考えてみたいと思います。
投資家が大切にしている『まだはもうなり』
相場の世界には、『まだはもうなり、もうはまだなり』という有名な格言があります。
株価が上昇しているとき、多くの人はこう考えます。
「まだ上がるはず」「もう少し待てばもっと良くなるかもしれない」
けれど実際には、その「まだ」が頂点だったということも少なくありません。
反対に、「もう十分下がっただろう」と思ったら、さらに下がることもあります。
この格言が教えてくれるのは、
人は誰でも、「自分にとって都合の良い未来」を期待するあまり、「大切な判断のタイミングを見失いやすい」ということです。
婚活にもある『まだ』の落とし穴
この心理を婚活に置き換えてみると、こんな場面が思い浮かびます。
「まだお見合いの申し込みも来ているし、もう少し頑張ってみよう」
「誠実で優しい人だけれど、これが運命のお相手だという確信が持てない」
「もっと相性の良い人と出会える可能性もあるかもしれない」
もちろん、新しい出会いを期待すること自体は悪いことではありません。
ですが、その一方で、
目の前で真剣に向き合ってくれているお相手の良さを、見落としてしまうこともあります。
婚活では、新しいご縁に目を向けることも大切ですが、それと同じくらい、
「今あるご縁を丁寧に見つめること」も大切です。
なぜなら、結婚相手との出会いは条件だけで決まるものではなく、一緒に過ごした時間や積み重ねた信頼によって深まっていくものだからです。
後になって振り返ったとき、
「あの人とのご縁は、とても大切なものだったのかもしれない」
と気づいて後悔することがあります。
だからこそ、「まだ」という気持ちが湧いたときには、新しい出会いだけではなく、いま目の前にいるお相手の魅力にも、もう一度、改めて目を向けてみてください。
婚活は「妥協」ではなく、幸せを選ぶこと
ここで誤解してほしくないのは、
「誰でもいいから早く決めましょう」
という話ではないということです。
価値観が大きく違うお相手や、一緒にいて苦しいお相手を無理に選ぶ必要はありません。
ただ、「完璧な人を探し続けること」と「幸せな結婚をすること」は、必ずしも同じではないのです。
投資の世界においても、誰ひとり100点満点のタイミングを当てることはできません。
だからこそ、経験豊富な投資家ほど、
「十分良い結果が得られそうだ」
と思えたときに、自分で納得して決断します。
婚活も同じだと思います。
年収も、外見も、会話も、価値観も、すべてが理想通りの人を探し続けるより、
「この人となら安心できる」
「一緒に笑い合える」
「困ったときに支え合えそう」
そう思える相手を大切にする方が、結果として幸せな結婚につながることも多いのです。
ご縁を育てるための2つの視点
1.減点方式だけで相手を見ない
会計の仕方やLINEの文面など、小さな点ばかりに意識が向いてしまうことがあります。
けれど、人には誰でも得意なこともあれば苦手なこともあります。
大切なのは、
・誠実さがあるか?
・思いやりがあるか?
・話し合いができるか?
といった、人生を共に歩む上での本質的な部分です。
細かな欠点よりも、その人の良さに目を向ける習慣を持つことが、ご縁を育てる第一歩になります。
2.100点の相手を探すのではなく、一緒に100点へ近づく
最初から理想通りの人はいません。
連絡頻度も、休日の過ごし方も、お金の使い方も、話し合いながら少しずつ歩み寄っていくものです。
大切なのは、「完成されたお相手」を探すことではなく、
「一緒により良い関係をつくっていけるお相手かどうか?」を見ることです。
結婚生活の幸せは、出会った瞬間に決まるものではなく、ふたりで育てていくものなのです。
結び:最高の結婚とは、「選んだお相手を正解にしていくこと」
「まだはもうなり」という言葉は、焦らせるための格言ではありません。
むしろ、「いま目の前にあるご縁にも、思っている以上の価値があるかもしれませんよ」と教えてくれる言葉ではないでしょうか?
実際に幸せな結婚生活を送っているあなたの周りのご夫婦も、最初から完璧な相手に出会ったわけではありません。
「この人と歩んでいこう」
そう決めて手を取り合い、日々の暮らしの中で信頼を深めながら、その選択を少しずつ正解にしてきたのです。
もし今、「まだ、もっといい人がいるかもしれない」
そんな迷いを抱えているなら、一度だけ立ち止まって考えてみてください。
未来のどこかにいるかもしれない誰かではなく、いま目の前であなたと向き合ってくれているその人は、本当は大切なご縁で繋がっているお相手ではありませんか?
最高の結婚とは、「理想的で完璧なお相手を見つけること」ではなく、選んだお相手とともに、正解を育てていくことです。
その視点を持てたとき、婚活はきっともう少し優しく、前向きなものになるはずです。
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結婚相談所 Pacific Bridal
代表カウンセラー 佐野 利昭