お見合いで『結局どんな人だっけ?』を避ける質問ルール集!
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はじめに
日々婚活を頑張っておられる女性の皆さん、こんにちは! 横須賀・湘南地域と横浜・川崎を中心に活動している Pacific Bridal の佐野です。
「お見合いを終えてホテルのラウンジを出たあと、どっと疲れが押し寄せてきた……」
「すごく盛り上がったし、お相手の男性もいい人だった。でも、振り返ってみると『で、結局どんな人だったっけ?』と立ち尽くしてしまう」
結婚相談所の現場でカウンセリングをしていると、こうした声をよく耳にします。
お相手の男性は話し上手で、趣味の話題で盛り上がって、あっという間に1時間が過ぎた。
それなのに、いざ相談所のアプリを開いて「交際希望」か「お断り」のボタンを押そうとすると、指が止まってしまう。
なぜなら、振り返ってみると、「話し上手で、明るい男性だった」以上の情報が手元に何ひとつ残っていないからです。
もし、あなたに思い当たる節があるなら、その1時間は「プロフィールの答え合わせ」で終わってしまっていた可能性が高いです。
今回は、お見合いの限られた60分をただの楽しい雑談で溶かすことなく、そして「結婚生活の相性」をスマートに見抜く、カウンセラー目線で実戦的な質問術をお伝えします。
なぜ「答え合わせ質問」は時間の無駄なのか?
多くの婚活者が無意識にやってしまうのが、プロフィールに書いてある内容をなぞるだけの会話です。
「ご趣味はカフェ巡りなんですね」→「はい、そうなんです」
「最近はどこに行かれましたか?」→「先週、馬車道のカフェに行きました」
「へぇ、お洒落ですね!何が美味しかったですか?」→「パンケーキが美味しかったです」
一見、テンポよく会話が弾んでいるように見えます。しかし、厳しいことを言うと、このやり取りから得られる情報は「プロフィールに書いてあった趣味が本当だった」という確認だけに過ぎません。
特にコミュ力が高く、いわゆる「盛り上げ上手」なお相手ほど、当たり障りのない雑談で場を和ませ、楽しい雰囲気にさせるのが得意です。
相手のペースに巻き込まれていると、結婚相手として最も知りたい「生活感」「価値観」「思考のクセ」に一切触れられないままタイムアップを迎えてしまいます。
お見合いの目的は、場を盛り上げてもらって楽しませてもらうことではありません。
「この人と仮交際に進んで、より深い将来の話をする価値があるか?」を判断するための材料を持ち帰ることです。
では、分かっていることを聞くのをやめ、「その行動の背景にある価値観」を引き出す質問へシフトしていきましょう。
相手の本質と生活感を引き出す3つのキラー質問
とはいえ、根掘り葉掘り聞こうとして面接官のように質問してしまっては、お相手から逆に「お断り」の返事が届いてしまいます。
ポイントは、「相手を褒める」「自己開示を挟む」「2択で投げる」の3つを組み合わせることです。
お相手が警戒せず、思わず本音をポロッとこぼしてしまう具体的な質問のスクリプトを紹介します。
①「平日の生活リズム・エネルギー量」を引き出すスクリプト
結婚生活が始まれば、大半の時間は「平日の夜」の共有です。
お相手の帰宅後の過ごし方や、体力のキャパシティを知ることは相性を測る上で欠かせません。
【NG例(面接官化)】
「平日は何時に帰宅されますか?自炊は毎日していますか?」
【カウンセラー直伝スクリプト】
「〇〇さん本当にお話が上手で、仕事もテキパキこなされそうですね!ちなみに、平日の夜って帰宅してからも料理や趣味をアクティブに楽しむタイプですか?それとも家に帰ったら『今日も頑張った〜!』って電源オフになっちゃう派ですか?」
【解説】
「どちらでも正解」というニュアンスを含んだ2択で聞くのがコツです。
「実は完全にオフになっちゃって、冷凍うどん食べてすぐ寝ます(笑)」と返ってくれば、見栄を張らないリアルな平日の生活感が見えます。
逆に「ジムに寄ってから、自炊します」という人なら、生活リズムのタフさが分かります。
②「金銭感覚・休日の時間の使い方」を引き出すスクリプト
お金の使い道や休日の過ごし方は、結婚後の幸福度に直結します。しかし、年収や貯蓄額を直接聞くわけにはいきません。
【NG例(角が立つ)】
「旅行はお金をかける派ですか?コスパ重視ですか?」
【カウンセラー直伝スクリプト】
「プロフィールに『旅行や美味しいお店が好き』とありましたが、すごく共感しました!お店や宿を選ぶときって、せっかくだから『非日常感や空間の居心地』にお金をかけたい派ですか?それとも『気軽に楽しめるコスパの良さ』を重視する派ですか?」
【解説】
趣味そのものではなく、「どんな体験に対価を払う人なのか?」を炙り出す質問です。
「せっかくの旅行だから奮発したい」というタイプなのか?「ホテルは寝るだけと割り切って節約する」タイプなのか、お互いの金銭感覚を自然にすり合わせることができます。
③「機嫌の取り方・ストレス耐性」を引き出すスクリプト
穏やかな結婚生活を送れるかどうかは、「疲れたとき、機嫌が悪いときにどう振る舞うか?」にかかっています。
お相手への気遣いを装いながら、心の回復パターンを回収しましょう。
【NG例(直球すぎて引かれる)】
「ストレスが溜まると不機嫌になりますか? お酒に逃げますか?」
【カウンセラー直伝スクリプト】
「最近お仕事のプロジェクトが忙しそうですが、すごく疲れた週末って『誰かと出かけてパーッと発散』するのと、『一人で家にこもってひたすら寝る』のだと、どっちがよりエネルギー回復できますか?」
【解説】
人は疲弊したときに本性が出ます。
「一人で静かにこもりたい」タイプの人に、結婚後「週末だからどこか行こうよ!」と連れ回すと摩擦が生まれます。
相手が「誰かと共有して発散したい派」なのか「一人の充電時間が必要な派」なのかを知っておくだけで、仮交際以降のデートの提案も格段にしやすくなります。
尋問にしないための「2つの鉄則ルール」
どんなに優れたスクリプトを使っても、聞き方を間違えれば台無しになります。次の2つのルールを必ず守ってください。
① 質問の前に「自己開示」をひとつ添える
人は、自分の情報を開示してくれた相手に対して、同じ深さの情報をお返ししたくなる心理を持っています。
「ちなみに私は、疲れると家でひたすらYouTubeを見て動かなくなるタイプなんですが、〇〇さんはどうですか?」と、自分の小さな弱みやリアルを先に差し出してください。これだけで相手の警戒心は一気に解けます。
② 相手の回答に「ジャッジする顔」をしない
お相手が「休日は昼過ぎまで寝ています」と答えたとき、心の中で「だらしないな」と思ったとしても、絶対に表情や声のトーンに出してはいけません。
「よ~く分かります、平日に全力を尽くしている証拠ですよね!」と一度笑顔で受け止めてください。
お見合いの場は評価を下す法廷ではなく、「事実を集めるリサーチの場」です。合わないと感じたなら、お見合いが終わった後に静かに「お断り」を出せばいいだけです。
結び:60分の会話を「資産」に変えよう
お見合いが終わったとき、手元に残るべきなのは「あ〜楽しかった!」という曖昧な満足感ではありません。
「平日は、お互い疲れて無言でも平気そうな人だな」
「お金の使いどころが、自分と似ていて安心できそうだな」
「休日の過ごし方のテンポが心地よさそうだな」
こうした「生活の輪郭」が見えて初めて、自信を持って「交際希望」のボタンを押すことができます。
次のお見合いでは、ぜひ今回紹介したスクリプトを実践してみてください。
プロフィールの行間から、相手の本当の魅力と素顔が、驚くほどクリアに見えてくるはずです。
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結婚相談所 Pacific Bridal
代表カウンセラー 佐野 利昭