医師である私がなぜ結婚相談所を始めたのか
- カウンセラーの日常
目次
- なぜ医者が?~初めての結婚仲介~
- ビジネスの立ち上げ
- 人の喜ぶ顔が見たい
なぜ医者が?~初めての結婚仲介~
なぜ医者である私が結婚相談所を始めたのか?
おそらくほとんどの皆さんはそう思われることでしょう。
時はさかのぼり、私が大学生だった時だ。私が通っていたスポーツジムの仲間Wと飲むことになり、その流れでWの会社の後輩Kも参加、また私の友達のEさんとDさんも参加することになった。この会の目的はKにDさんを紹介しようということだった。
その飲み会は非常に楽しいものとなり、また私の仲介がうまくいき、なんとKとDはお付き合いすることになり、その後結婚することになったのだ。私が初めて結婚を仲介した出来事だった。この時、非常に嬉しく充実感に浸ったことを今でも覚えている。
ビジネスの立ち上げ
今の私の夢は、医療関係者どうしの結婚をつなぐ架け橋になりたいということだ。
人生人それぞれ、だから決して結婚する必要はなく、一人で生きていく選択肢もあるはずだ。特に医療関係者の皆さんは経済的にも精神的にも自立している方が多い。十分に一人で生きていく力がある。しかし、出会いがないからとか、一人の方が楽だから、結婚しないという人が自分の周りに多すぎた。いい人がいないのではなく、たまたま今の環境には出会いがないだけ。しかし現実問題として、医療関係者の皆さんは忙しく、婚活している余裕がない状況もある。
そんな折、私は何かビジネスを立ち上げたいと考えていた。とはいっても私はビジネス初心者、医師としてはクリニックの院長であったものの、何か自分にしかできないビジネスを立ち上げたいと常日頃考えていた時に見つけた、
「結婚相談所で起業しませんか」という広告。すぐクリックして、これだ、と痛感した。
自分がやるべきビジネスの一つだと感じた。自分のキャリアである、医師、アスリート、心理カウンセラー、この3つのものを利用し、かつ自分が以前から感じていた医療関係者の結婚の仲介にとことん尽力したい、そして何より私の出身地である秋田を盛り上げ、全国一の高齢化率を誇る秋田県の少子化対策に、一石を投じたい、それが次の私の人生の目標に変わったのだ。
そう決意してから日々は非常に充実したものになった。新たなビジネスへ挑戦、現役の医師がまさかの結婚相談所開業、医療関係者の結婚仲介、秋田県の結婚に尽力するドクター。これが次なる私の人生の目標になったわけだ。
人の喜ぶ顔が見たい
今の私の夢は、私の結婚相談所を通して、多くの医療関係者や秋田県人の人達がたくさん結婚して幸せになってくれること。
私の人生の最大の喜びは他者貢献、つまりは人が喜んでくれる顔を見ること、なのだ。そのやりがいを医師の仕事に十分に感じているし、また心理カウンセラーの仕事でも感じている。
次のステップはこの結婚相談所で多くの成婚を生み出して、多くの人の幸せを生み出すこと。この他者貢献、人々のためするこの仕事は、医師の仕事と似たような喜びを感じる、でもちょっと違う喜びだ。
何だろう、この感覚は。医師の仕事は患者の様々な訴えに対して、手を差し伸べて解決していく仕事だ。非常にやりがいのある仕事だ。患者さんの痛みが取れた時や救命できた時、病気が治った時など幸せを感じる。
これと似たような喜びを感じるのが、この仕事だ。自分の会員のお見合いが決まった時、交際が始まった時、真剣交際に移行した時、そして何より結婚できた時、様々な困難を一緒になり乗り越え、結婚という一つのゴールを一緒に獲得した時の喜びは、格別で何事にも代えがたい。
だから、私はこの仕事が好きだ。だからもっともっとたくさんの人に幸せを感じてもらいたいからこそ、この仕事を始めたのだ。
医師の仕事と同じぐらいの喜びを感じられるこの仕事。邁進して、医療関係者から、そして秋田県から多くの成婚を生み出したい。それが今の自分の目標である。