仮交際を続けるか「迷った」時に考えたいこと
- 婚活のお悩み
- 婚活のコツ
- デート
「いい人なのは分かっている。でも、なぜか気持ちが盛り上がらない」
仮交際中、こんなふうに悩まれる会員様は少なくありません。
お相手に大きな不満があるわけではないんです。
誠実で、仕事もしっかりしていて、条件も悪くない。
それなのに、
「また会いたいと思えない」
「好きになれない」
「このまま交際を続けていいのか分からない」
そんな気持ちになってしまうことがあります。
一方で、
「ここでお断りしたら、もう良い人に出会えないかもしれない」
「せっかく時間を使ってくれた相手に申し訳ない」
そう考えて、仮交際を終了することにも迷ってしまう。
私は結婚相談所のカウンセラーとして、こうしたご相談を受けたとき、単純に「もう一度会いましょう」とは言いません。
まずは、ご自身の気持ちを整理することを大切にしています。
この記事では、仮交際で決め手がないと感じたときに、交際を続けるのか終了するのかを考えるためのポイントをお伝えします。
---
「悪くないけど決め手がない」…仮交際で迷うあなたのモヤモヤ
仮交際でよくあるのが、
「悪い人ではない」
「話していて嫌ではない」
「条件も問題ない」
という状態です。
ところが、「では、この人と結婚したいですか?」と聞かれると、答えが出てこない。
これが、いわゆる「仮交際で決め手がない」状態です。
ここで大切なのは、
「決め手がない=すぐに終了」ではない
ということ。
逆に、
「いい人だから、何となく続ける」ことが正解とも限りません。
婚活では、お相手を評価するだけでなく、
自分自身がどう感じているのかを確認する必要があります。
私が会員様からご相談を受けたときには、まず、
〇「どこが気になっていますか?」
とお聞きします。
そして、もう一つ必ず確認することがあります。
〇「逆に、良かったところはどこですか?」
この2つを、ご本人の言葉で話していただく。
すると、頭の中でぐるぐるしていたことが、少しずつ整理されていくんです。
---
なぜ好きになれない?仮交際で「決め手がない」と感じる背景
まだ相手のことを十分に知らない
仮交際の初期では、まだお互いに分からないことがたくさんあります。
趣味や休日の過ごし方など、楽しい会話だけでデートが終わっていることもあるでしょう。
しかし、結婚生活を考えるなら、
- 仕事をどう考えているか
- お金に対する考え方
- どんな生活をしたいか
- 結婚後の住まい
- 家事や仕事についての考え方
なども、少しずつ確認していく必要があります。
こうした話をしていないのであれば、まだ「決め手がない」のではなく、
判断するための情報が足りないだけかもしれません。
その場合は、もう一度会ってみる意味があります。
「もっと良い人がいるかも」と比較しすぎてしまう
婚活では、複数の方とお会いすることがあります。
これは出会いの可能性を広げるうえで大切なこと。
ただし、比較することに疲れてしまうと、
「この人も違う」
「あの人のほうが条件は良かった」
「もっと良い人がいるかもしれない」
と、いつの間にか相手のマイナス部分を探すようになってしまうことがあります。
そこで私は会員様に、
「減点方式ではなく、加点方式で見てみましょう」
とお伝えすることがあります。
ただ、この言葉だけでは、
「加点方式で見ています」
となってしまうことも。
だからこそ、私は会員様と一緒に話をします。
「この方の良かったところは?」
「前回と比べて何か変わったところは?」
「話していて安心できた瞬間は?」
など、一つずつ確認していく。
すると、ご本人がそれまで気づいていなかった「加点ポイント」が見つかることがあります。
これが、仲人に相談する大きな意味の一つだと私は考えています。
---
【仮交際判定チェック】終了するか続けるか迷ったときの見極め方
「仮交際を終了するか迷う」というときは、感情だけで判断せず、一度整理してみましょう。
もう一度会ってみてもよいケース
次のような状態なら、すぐに終了を決めなくてもよいはずです。
- まだ1~2回程度しか会っていない
- 結婚生活について深い話をしていない
- 一緒にいて疲れるわけではない
- お相手に対して大きな違和感はない
- 誠実さや優しさなど、良いところがある
- 「好き」とまではいかないが、もう一度会うことは嫌ではない
特に、
「嫌ではないけれど、まだ分からない」
という状態なら、次のデートで一つだけ確認したいことを決めてみてください。
「結婚後の仕事について聞いてみよう」
「休日の過ごし方について話してみよう」
というように、目的を一つ持って会うんです。
仮交際の終了を考えてよいケース
一方で、次のような気持ちが強い場合は、無理に交際を続ける必要はありません。
- 次のデートを考えると憂鬱になる
- 会うこと自体が苦痛になっている
- スキンシップに強い抵抗感がある
- お相手への違和感が何度会っても消えない
- 自分から会いたいという気持ちがほとんどない
もちろん、「何回会ったら必ず終了」という決まりがあるわけではありません。
大切なのは回数だけではなく、
ご自身の気持ちがどう変化しているかです。
「会うたびに少しずつ安心感が増えている」のか。
それとも、
「会うたびに、やっぱり違うと感じる」のか。
ここを見ていく必要があります。
---
仮交際終了を迷ったら、まず「気になるところ」と「良かったところ」を言葉にする
ここは、私が会員様との面談で特に大切にしている部分です。
仮交際を終了するか迷っているとき、頭の中だけで考えていると、どんどん混乱してしまうことがあります。
「条件はいい」
「でも好きになれない」
「優しい」
「でも会いたくない」
「断るのは申し訳ない」
「でも、このまま続けるのも違う気がする」
こんなふうに、いろいろな感情が入り混じってしまうからです。
そんなとき私は、
「どこがお断りの理由になっていますか?」
と確認します。
そして、続けて、
「良かったところはどこですか?」
と聞きます。
この両方を、ご本人の言葉で話していただく。
すると、
「そういえば、あのときは嬉しかった」
「ここは自分が思っていたより良かった」
「やっぱり、ここだけはどうしても気になる」
と、ご自身の本当の気持ちに気づかれることがあります。
実際に、話し終わった会員様から、
「話して良かったです」
と言っていただくことがある。
私は、これこそ仲人の大切な役割の一つだと思っています。
答えを代わりに出すのではなく、
会員様ご自身が納得して答えを出せるように、一緒に整理する。
それが私の考える婚活サポートです。
---
ズルズル仮交際を続けないために、次のデートで試したいこと
①「確認したいこと」を一つだけ決める
次のデートに行くなら、ただ会うだけにしないこと。
「この人と結婚したら、どんな生活になりそうだろう?」
という視点で、一つだけ確認してみてください。
一度に全部確認しようとすると、今度は面接のようになってしまいます。
少しずつで十分です。
② 自分の本音を少しだけ話してみる
お相手を知るためには、自分からも少し心を開いてみることが大切。
例えば、
「私は結婚後も仕事を続けたいと思っています」
「家事は一人で抱え込むのではなく、一緒に協力できたら嬉しいです」
など、自分の考えを伝えてみます。
そして重要なのは、そのときのお相手の反応です。
すぐに答えが一致する必要はありません。
意見が違ったとしても、
「そういう考えなんですね」
と聞いてくれるのか。
「一緒に考えていきましょう」
と言ってくれるのか。
そうした姿勢から、お相手の人柄が見えてくることがあります。
③ 「ドキドキするか」だけで判断しない
婚活では、最初から強烈な恋愛感情が生まれるとは限りません。
「ドキドキしないから、この人ではない」
と決めつける必要もない。
それよりも、
「一緒にいて落ち着く」
「無理をしなくていい」
「話をきちんと聞いてくれる」
「自分らしくいられる」
という感覚も大切です。
結婚相手を選ぶときには、刺激だけでなく、安心して一緒に暮らせるかという視点も持ってみてください。
④ 「相手に申し訳ない」と「自分の人生」を分けて考える
仮交際を終了するとき、
「相手に申し訳ない」
と感じるのは自然なことです。
ただし、相手を傷つけたくないという気持ちだけで交際を続けると、結果的にお互いの時間を長く使うことになってしまいます。
婚活は、相手の人生を決めることにもなりますが、
同時に、自分のこれからの人生を決めることでもあります。
だからこそ、
「申し訳ないから続ける」
ではなく、
「私はどうしたいのか」
を大切にしてほしいと思います。
「仮交際で好きになれない」は、あなたがおかしいわけではありません
「何回会っても好きになれない自分は、婚活に向いていないのでは?」
そんなふうに自分を責める必要はありません。
婚活では、お相手との相性だけでなく、自分自身の気持ちを整理しながら進めることが大切です。
「好きになれるかどうか」がすぐに分からないこともある。
だからこそ、
「もう一度会って確認する」
という選択もあれば、
「ここで終了する」
という選択もあります。
どちらが正解というわけではありません。
大切なのは、周囲の意見だけで決めるのではなく、
自分自身が納得できる決断をすることです。
まとめ:仮交際で決め手がないときこそ、自分の気持ちを整理しましょう
仮交際で「決め手がない」と感じたとき、すぐに答えを出そうとすると、かえって迷いが深くなることがあります。
そんなときは、
- お相手のどこが気になっているのか
- お相手の良かったところはどこなのか
- まだ確認できていないことは何なのか
- 次に会うことで気持ちが変わる可能性があるのか
- 「申し訳ない」ではなく、自分はどうしたいのか
を整理してみてください。
そして、一人で考えても答えが出ないときは、誰かに話してみるのも一つの方法です。
私自身、会員様との面談では、答えを押しつけることよりも、まずお話を聞くことを大切にしています。
「ここが気になりました」
だけでなく、
「ここは良かったです」
というところまで、ご本人の言葉で話していただく。
そうすることで頭の中が整理され、今まで気づかなかった加点ポイントが見えてくることもあります。
婚活の決断に、誰にでも当てはまる正解はありません。
だからこそ私は、会員様がご自身の気持ちに素直になり、
「この決断でよかった」
と思えるところまで、一緒に考えていきたいと思っています。
仮交際の終了を迷っている方も、反対に「もう少し続けるべきなのか分からない」という方も、一人で抱え込まなくて大丈夫です。
あなたの気持ちを一つずつ言葉にしながら、これからの婚活を一緒に考えていきたいと思います。