お見合いで断られて落ち込む前の「反省」と「振り返り」
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「お見合いでは普通に話せたと思ったのに、なぜ断られたのだろう」
「自分の何が悪かったのだろう」
お見合いで断られたとき、落ち込むのはごく自然なことです。
頭では「ご縁がなかっただけ」と分かっていても、気持ちがすぐについてくるとは限りません。
特に、お断りが何度も続くと、
「自分には魅力がないのではないか」
「このまま婚活を続けて大丈夫だろうか」
と自信を失ってしまう方もいらっしゃいます。
結婚相談所のカウンセラーとして、私はこう考えています。
お見合いで断られて落ち込むこと自体は、悪いことではありません。
ただ、その落ち込みが「自分には価値がない」という自己否定に変わってしまうと、
婚活を続けること自体が苦しくなってしまいます。
大切なのは、自分を責め続けることではなく、次のお見合いに活かせることだけを振り返ること。
今回は、「お見合いで断られて落ち込む」ときの気持ちとの向き合い方を、
私自身が会員様を見てきた経験も交えながらお伝えします。
お見合いで断られると、なぜこんなに落ち込むのでしょうか
「うまくいったと思ったのに、、、」というときほどつらい
お見合いで断られると、誰でも落ち込むものです。
実際、仮交際に高い確率で進める方でさえ、
「お見合いを断られると、それは落ち込みますよ」
と話されていました。
ですから、「断られたくらいで落ち込むなんて、自分はメンタルが弱い」と考える必要はありません。
一生懸命準備をして、お相手と会い、会話をして、
「うまく話せたかな」
「感じよく接することができたかな」
と考えているからこそ、結果が思うようにならなかったときに気持ちが動くのです。
むしろ私は、落ち込むということは、それだけ真剣に婚活に取り組んでいる証拠だと考えています。
何も行動しなければ、お見合いで断られることもありません。
でも、行動しなければ新しい出会いも始まらない。
お見合いで断られて落ち込んだときは、少し見方を変えてみてください。
「自分は断られた」だけではなく、「それだけ自分は行動した」と捉えてもいいのです。
断られた理由が分からないと、自分を責めやすくなる
お見合いのお断り理由がはっきり分からないと、余計に考え込んでしまいます。
「あの話がまずかったのかな」
「もっと笑顔でいればよかったのかな」
「服装が悪かったのかな」
そして考えているうちに、「やっぱり自分には魅力がないのかもしれない」というところまで進んでしまうことがあります。
しかし、「お見合いを断られた」という事実と、
「自分に結婚相手としての価値がない」という解釈は、まったく別のものです。
お見合いでは、会話だけですべてが決まるわけではありません。
価値観や会話のテンポ、生活スタイル、結婚後に思い描く暮らし、距離感など、さまざまなことがお互いの判断に関わってきます。
「良い人だけれど、自分とは少し違うと感じた」ということもあるでしょう。
それをすべて「自分がダメだった」と受け止める必要はないのです。
「お断り=自分に魅力がない」ではありません
婚活をしていると、どうしても「選ばれる」という意識が強くなります。
しかし、お見合いは試験ではありません。
「自分が合格するか、不合格になるか」を決める場ではないのです。
お見合いとは、お互いに「もう一度会ってみたいか」を確認する場だと、私は考えています。
つまり、お相手から選ばれるだけではなく、あなた自身もお相手を選んでいる。
相性やタイミングまで、自分の責任にしない
お見合いのお断りには、自分が努力して変えられることもあれば、そうでないこともあります。
たとえば、会話のテンポが合わなかった。これは、どちらかが悪いということではありません。
また、お相手が別の方とのご縁を優先した、結婚に対する考え方が違ったなど、自分ではどうすることもできないこともあります。
それでも、「もっと自分が頑張れば何とかなったのではないか」と、
すべてを自分の責任にしてしまう方がいます。
婚活で断られることと、自分自身を否定することは別です。
一人のお相手とご縁がつながらなかったからといって、あなたのすべてが評価されたわけではありません。
お見合いのお断り理由は、3つに分けて考える
ただし、「ご縁がなかった」で終わらせて、何も振り返らなくていいというわけでもありません。
ここがとても大切なところです。
当相談所では、お断りがあったときに原因を一人で抱え込みすぎず、
次の3つに分けて考えることをおすすめしています。
①自分で改善できること
たとえば、
- 自分ばかり話してしまった
- お相手の話を十分に聞けなかった
- プロフィールをよく読まずにお見合いに臨んでしまった
- 緊張して表情が硬かった
- 否定的な話が多くなってしまった
思い当たることがあれば、それは次回への改善材料になります。
ただし、ここで重要なのは、改善点をたくさん見つけすぎないこと。
「次はこれも直そう、あれも直そう」とすると、次のお見合いがさらに緊張するものになってしまいます。
改善するなら、一度に一つで十分です。
「次は、お相手の話を最後までしっかり聞こう」
「次は、最初の挨拶で笑顔を意識してみよう」
そのくらいの小さな一歩でかまいません。
②相手との相性の問題
会話は問題なくできた。お互いに感じよく話せた。
それでも、「もう一度会いたい」とはならないことがあります。
会話のテンポや雰囲気、価値観などは、努力だけでは一致しない部分もあるものです。
これは「どちらが悪い」という問題ではありません。
その二人の組み合わせでは、結婚につながるイメージが持てなかった、というだけのこともあります。
③自分では変えられないこと
お相手の活動状況やタイミング、お相手自身の考えなど、自分ではコントロールできないこともあります。
ここまで自分の責任にしてしまうと、どれだけ考えても答えは出ません。
だからこそ、改善できることは改善する。
相性や自分では変えられないことまで、自分を責めない。
この線引きが、お見合いで断られたときのメンタルを保つうえで大切だと思っています。
お見合いで断られた後にやってほしい「3ステップ」
STEP1 まずは「落ち込んでいる自分」を受け止める
無理に「気にしない」と思わなくて大丈夫です。
悲しいなら、悲しい。
悔しいなら、悔しい。
「また頑張ろう」とすぐに切り替えられなくても問題ありません。
まずは、「自分は今、落ち込んでいるんだな」と認めてあげてください。
私が見てきた中でも、お見合いを真剣に頑張っている方ほど、お断りを受けたときに気持ちが動きます。
それは、真剣に活動しているからこそ。
落ち込まないことを目標にする必要はなく、落ち込んでも、そこから立て直せればいいのです。
STEP2 「事実」と「自分への解釈」を分ける
ここは特に意識していただきたいところです。
事実は、「お見合い後、お相手からお断りがあった」ということ。
しかし、「自分には魅力がない」「自分は結婚できない」というのは、事実ではなく、その出来事に対する自分の解釈にすぎません。
お見合いのお断り理由が分からないときほど、人は自分で理由を作り出してしまいます。
そして、その理由が自分にとって最も厳しいものになってしまうことがあるのです。
だからこそ、一度立ち止まって、「それは事実なのか。
それとも、自分がそう思っているだけなのか」と考えてみてください。
STEP3 次回変えることを1つだけ決める
振り返りをしたら、最後は一つだけ次の行動につなげます。
「次は質問を一つ多くしてみよう」
「次はお相手の趣味について、もう少し聞いてみよう」
「次は笑顔で挨拶することを意識しよう」
これで十分です。
大切なのは、過去のお見合いを何度も頭の中で繰り返すことではなく、
次のお見合いでできる小さな行動を決めること。
それが、「自分を責める反省」と「次に活かす振り返り」の大きな違いです。
何度も断られて自信を失ったときは、一人で抱え込まないでください
一度のお断りよりもつらいのは、お断りが続いたときかもしれません。
「また断られた」
「今度こそと思ったのに」
「いつになったらうまくいくのだろう」
そんな気持ちになることもあるでしょう。
IBJの成婚データを見ても、成婚した方がすべて一度のお見合いで相手を見つけているわけではありません。
お見合いを重ね、その中から交際につながり、成婚へ進んでいきます。
つまり婚活では、「お見合いをした=必ず次に進む」というわけではないのです。
短期間でお見合いができているときは、次の予定があることで気持ちを保ちやすいものです。
しかし、お見合いそのものがなかなか成立しない時期になると、焦りや自信のなさが出てくることがあります。
「申し込みをしても成立しない」
「次のお見合いの予定がない」
そんなときほど、一人で考え込まないことが大切です。
当相談所では、そういう時期こそカウンセラーと一緒に作戦を考えることが必要だと考えています。
プロフィールを見直すのか。
お申し込みの条件を少し考え直すのか。
写真やPR文を見直すのか。
あるいは、まず「今月は何件申し込んでみる」という小さな目標から始めるのか。
いきなり大きな結果を求めず、スモールステップで進んでいくことが大切です。
「まずは一歩行動する」
「次はお見合いを一件成立させることを目指す」
「お見合いが決まったら、次は当日を落ち着いて楽しむ」
こうして、一つずつ進んでいけばいいのです。
「反省」と「自己否定」は違います
私は、婚活で大切なのは反省しないことではなく、反省と自己否定を混同しないことだと思っています。
「次は、お相手の話をもっと聞こう」——これは反省であり、次につながる振り返りです。
一方で、「自分には魅力がない」「だから誰にも選ばれない」——これは自己否定です。
自己否定を続けても、次のお見合いに役立つ具体的な行動は生まれません。
変える必要があるのは、あなたの人格そのものではないのです。
必要があれば、次のお見合いでの行動を一つ変えてみる。
まずは、それで十分です。
婚活は「全員から選ばれること」が目的ではありません
婚活をしていると、断られるたびに「もっと魅力的にならなければ」と思うことがあるかもしれません。
もちろん、自分を磨くことや、よりよいコミュニケーションを身につけることは素晴らしいことです。
しかし、婚活の目的はすべての人から好かれることではなく、
たった一人の「この人と一緒に人生を歩みたい」と思える相手と出会うこと。
そのためには、お見合いでご縁がつながらない経験もあります。
だからこそ、一回一回のお断りを「自分の価値の判定」にしないでください。
落ち込んだら、少し休んでも構いません。
振り返るなら、改善できることだけを見つける。
そして、次に変えることを一つだけ決める。その繰り返しで、十分なのです。
まとめ|お見合いで断られても、自分自身まで否定しなくていい
お見合いで断られて落ち込むことは、決して珍しいことではありません。
私自身、多くの婚活を見てきて感じるのは、真剣に活動している方ほど、お断りを受けたときに悩むということです。
仮交際に高い確率で進める方でさえ、「断られると落ち込みます」と話されていました。
ですから、まずは落ち込んでいる自分を責めないでください。
そして、少し気持ちが落ち着いたら、こんなふうに考えてみてください。
- 「お断りされた」という事実と、「自分には価値がない」という解釈を分ける
- 改善できること、相性の問題、自分では変えられないことに分ける
- 改善できることだけを、次のお見合いに活かす
- 次に変えることは、一つだけでいい
- お見合いが成立しない時期は、一人で抱え込まずカウンセラーと作戦を考える
- 大きな結果だけを追わず、スモールステップで前に進む
お断りされて落ち込むことは、悪いことではありません。
それだけ、あなたが真剣に行動しているということでもあります。
ただ、その経験を「自分には魅力がない」という自己否定で終わらせる必要はないのです。
振り返るのは、自分の人格ではなく、次のお見合いで変えられる行動。
一人で考え続けて苦しくなったときは、ぜひカウンセラーに相談してください。
気持ちを受け止めることと、次に向けて作戦を考えること。その両方があってこそ、婚活は一人で頑張り続けるものではなくなります。
当相談所でも、会員様が断られて落ち込んだとき、「気にしないで頑張りましょう」と言うだけでは終わりません。
一緒に気持ちを整理し、必要であれば振り返り、次にできる小さな一歩を考えていきます。
お見合いのお断りは、婚活の終わりではありません。
次のご縁に向かう途中で経験する、一つの出来事です。
焦らず、自分を否定しすぎず、一歩ずつ進んでいただければと思います。