「いい人だけど決められない」が続く理由
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婚活をしていると、
「いい人なんです」
「悪いところはないんです」
「でも、決めきれないんです」
そんなふうに感じることがあります。
お相手が失礼だったわけではない。
会話も普通にできる。
条件も悪くない。
それなのに、なぜか前に進めない。
これは、婚活ではとても多い悩みです。
特に仮交際では、
「続けるべきか」
「終了するべきか」
「もう少し会ってみるべきか」
を考える場面が何度もあります。
そのたびに、
「この人でいいのかな」
「もっと合う人がいるのでは」
「決め手がないまま進んでいいのかな」
と迷ってしまう。
このブログでは、
「いい人だけど決められない」が続く理由について、
婚活現場のリアルも交えながらお話しします。
「いい人」なのに決められないのはなぜ?
婚活でよく聞く言葉に、
「いい人なんですけど…」
があります。
この言葉の後には、たいてい迷いが続きます。
「いい人なんですけど、好きかわからない」
「いい人なんですけど、決め手がない」
「いい人なんですけど、結婚相手として見られるかわからない」
つまり、悪い人ではない。
でも、進む理由もはっきりしない。
この状態は、とても苦しいです。
なぜなら、明確に嫌な理由があれば終了しやすいからです。
でも、嫌ではない。
失礼でもない。
条件も悪くない。
だからこそ、迷うのです。
そして、この迷いが続くと、
「私がわがままなのかな」
「見る目が厳しすぎるのかな」
「このまま誰も選べないのかな」
と、自分を責めてしまうこともあります。
でも、まずお伝えしたいのは、
決められない自分をすぐに責めなくていいということです。
決められない時には、決められない理由があります。
「決め手」を探しすぎると余計に決められなくなる
婚活で決められない時、多くの方が探しているのが
「決め手」
です。
「この人だと思える何かが欲しい」
「好きだと思える確信が欲しい」
「結婚して大丈夫だと思える理由が欲しい」
その気持ちは、とても自然です。
結婚は人生に関わる大切な選択です。
だから、不安なまま進みたくない。
でも、ここで少し注意したいことがあります。
“決め手”を探しすぎると、今ある安心感に気づきにくくなることがあります。
たとえば、
・一緒にいて疲れない
・話を丁寧に聞いてくれる
・約束を守ってくれる
・こちらを急かさない
・嫌な感じがない
・穏やかに過ごせる
こうしたことは、派手な決め手には見えないかもしれません。
でも、結婚生活ではとても大切な要素です。
婚活では、わかりやすいドキドキや強い確信を求めすぎると、
目の前にある安心感を軽く見てしまうことがあります。
完璧な相手を探すほど、判断が苦しくなる
「いい人だけど決められない」が続く時、心のどこかで完璧な相手を探していることがあります。
もちろん、理想を持つことは悪いことではありません。
大切にしたい条件もあるでしょう。
譲れない価値観もあるでしょう。
でも、
「もっと話が合う人がいるかも」
「もっと好きになれる人がいるかも」
「もっと条件がいい人がいるかも」
「もっと自然に決められる人がいるかも」
と思い続けると、今目の前にいる人との関係を育てる前に、次の可能性を探してしまうことがあります。
婚活では、比較すること自体は悪いことではありません。
ただ、比較が続きすぎると、
「誰が良いか」
よりも、
「誰にも決められない」
状態になってしまうことがあります。
完璧な人を探しているつもりが、実は不安を避けるために決断を先延ばししている。
そんなこともあります。
「安心感」が地味に見えてしまうことがある
婚活では、安心感が地味に見えることがあります。
ドキドキする人。
話が上手な人。
見た目が好みの人。
条件がわかりやすく良い人。
こういう方は、魅力が見えやすいです。
一方で、安心感のある人は、最初は少し物足りなく感じることがあります。
穏やか。
落ち着いている。
無理をさせない。
急に距離を詰めてこない。
こちらのペースを尊重してくれる。
こういう方は、刺激が強くないぶん、恋愛感情としてはわかりにくいことがあります。
恋愛では、会うたびに気持ちが高まることや、強く惹かれる感覚が魅力になることがあります。
一方、結婚生活には、特別な出来事がない日もたくさんあります。
何でもない日に無理なく話せること。
疲れている時に静かに過ごせること。
意見が違っても、安心して話し合えること。
ときめきと安心感は、どちらか一方を選ぶものではありません。
ただ、わかりやすい刺激ばかりを「好き」の基準にしていると、穏やかな関係の価値に気づきにくくなることがあります。
でも結婚生活を考えると、安心感はとても大切です。
毎日一緒に暮らす相手に必要なのは、強い刺激だけではありません。
疲れている時に無理をしなくていいこと。
意見が違っても話し合えること。
自分らしくいられること。
小さな違いをすり合わせていけること。
そうした安心感は、派手ではありません。
でも、長く続く関係の土台になります。
実際に多いご相談
実際の婚活現場でも、
「いい人だけど決められない」
というご相談はとても多いです。
たとえば、
「嫌なところはないのですが、決め手がありません」
「一緒にいて楽ではありますが、好きかはわかりません」
「いい人だと思うのに、このまま進んでいいのか不安です」
「もっと気持ちが動く人を探した方がいいのでしょうか」
こうしたご相談をいただくことがあります。
その時、私はまず、
「何が足りないと感じているのか」
を一緒に整理します。
本当に大切な価値観が合っていないのか。
生理的に受け入れにくい部分があるのか。
まだ相手を知らないだけなのか。
それとも、わかりやすいドキドキがないことを不安に感じているのか。
ここを分けることが大切です。
実際に、仮交際中の30代女性会員様で、
「いい人なのですが、決めきれません」
と話していた方がいました。
詳しく振り返ってみると、お相手はとても穏やかで、会話も丁寧。
日程調整も誠実で、女性会員様のペースも尊重してくださる方でした。
ただ、強い高揚感やわかりやすい決め手がなかったのです。
そこで、
「決め手があるか」
だけではなく、
「一緒にいる時の自分はどうだったか」
を一緒に振り返りました。
すると、
「無理をしていなかった」
「帰宅後に嫌な疲れ方をしていなかった」
「話していて安心感はあった」
ということに気づかれました。
もちろん、それだけで結婚を決めるわけではありません。
でも、
「何も感じていない」
と思っていた中にも、実は安心感のサインがあった。
そこに気づくと、少し見え方が変わることがあります。
「いい人だけど決められない」時の3つの視点
「いい人だけど決められない」と感じた時は、次の3つを考えてみてください。
① 決め手がないのか、不安が強いのか
まずは、
「決め手がない」
と感じている理由を見てみましょう。
本当に大切な価値観が合っていないのか。
相手に向き合う姿勢が足りないのか。
それとも、結婚を考えること自体が不安なのか。
決められない理由が、相手にあるのか。
自分の不安にあるのか。
ここを分けることが大切です。
「お相手に気になる問題があるのか。それとも、誰か一人に決めること自体が不安なのか」
一度、自分に問いかけてみてください。
② 安心感を軽く見ていないか
「ドキドキしない」
「盛り上がらない」
「決め手がない」
そう感じる時ほど、安心感を見落としていないか確認してみてください。
一緒にいて疲れない。
無理に笑わなくていい。
話を丁寧に聞いてくれる。
気持ちを急かされない。
自分のペースを尊重してくれる。
こうしたことは、結婚生活では大きな意味を持ちます。
刺激はわかりやすいですが、安心感は見落としやすいものです。
「その方と一緒にいた時、どんな場面で肩の力が抜けていただろう」
デート中の自分の表情や、帰宅後の疲れ方も思い返してみてください。
③ もう少し関係を育てる余地があるか
今すぐ大きな気持ちがなくても、もう少し関係を育てる余地があるかを見てみましょう。
会話が少しずつ自然になっている。
前よりも安心して話せる。
相手の人柄が少し見えてきた。
もう少し知ってみたい部分がある。
そう感じるなら、もう少し会ってみることで見えてくるものもあります。
「前回より少しでも話しやすくなったことや、知りたいと思えたことはあっただろうか」
小さな変化でも、関係が育ち始めているサインかもしれません。
反対に、何度会っても関心が持てない。
会うことが負担になっている。
生理的にどうしても受け入れにくい。
自分が大切にされていないと感じる。
そういう場合は、無理に続ける必要はありません。
婚活では、続けることも大切ですが、自分の感覚を無視しないことも大切です。
「いい人だけど決められない」で止まらないために
「いい人だけど決められない」と感じることはあります。
でも、その時に大切なのは、
「決められない自分はダメだ」
と責めることではありません。
大切なのは、なぜ決められないのかを整理することです。
本当に合わない違和感があるのか。
安心感を地味だと見落としているのか。
完璧な決め手を探しすぎているのか。
結婚を考えること自体に不安があるのか。
ここを分けて考えることで、少し冷静に見えてくることがあります。
結婚は、完璧な相手を見つけることではありません。
違いがある中で、話し合い、すり合わせ、関係を作っていけるか。
そこを見ることも大切です。
「いい人だけど決められない」と感じた時こそ、
決め手探しだけでなく、安心感と関係を育てる余地を見てみることが大切です。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
婚活で「いい人だけど決められない」と感じる時に大切なのは、
自分を責めることではなく、決められない理由を丁寧に整理することです。
「本当に合わない違和感があるのか」
「安心感を見落としていないか」
「完璧な決め手を探しすぎていないか」
「もう少し関係を育てる余地があるのか」
こうしたことは、一人で考えていると迷いが大きくなりやすいものです。
一人では見えにくい気持ちも、言葉にしていくことで、「続けるのか」「立ち止まるのか」を少し落ち着いて考えやすくなります。
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