婚活で“会いたい人”がわからなくなる時
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
- 女性向け
婚活を続けていると、
「誰に会いたいのか、自分でもわかりません」
「お誘いをいただけば会いますが、自分から会いたいとは思えません」
「どの方と会っても、同じように感じます」
そんな状態になることがあります。
最初の頃は、
「この方とは、もう一度話してみたい」
「次はどんな話をしよう」
「少し楽しみかもしれない」
と感じていたはずなのに、出会いやデートを重ねるうちに、だんだん気持ちが動かなくなる。
予定表を見て、
「次はAさん」
「その翌日はBさん」
「また新しいお見合いも入っている」
と確認しながら、決められた予定をこなすようになってしまうこともあります。
嫌な相手ばかりだったわけではありません。
それでも、
「会いたい」
「もっと知りたい」
という感覚が、自分の中から見つからない。
これは、婚活では決して珍しい悩みではありません。
このブログでは、婚活で“会いたい人”がわからなくなる理由と、ご自身の感覚を取り戻すために見ておきたいことを、婚活現場のリアルも交えながらお話しします。
会いたい気持ちより「会うべきか」を考えてしまう
婚活では、ご自身の気持ちだけでなく、さまざまなことを考えながら次の約束を決めます。
「まだ一度しか会っていないから、もう一度会うべきかな」
「悪い方ではないから、ここで終わらせるのは早いかな」
「せっかく仮交際になったから、もう少し続けた方がいいかな」
「条件は良い方だから、会わないのはもったいないかな」
どれも、婚活を真剣に考えているからこそ出てくる気持ちです。
ただ、
「会いたいか」
よりも、
「会うべきか」
を考える時間が長くなると、ご自身の感覚がわかりにくくなることがあります。
次のデートを決める時にも、
「本当はどうしたいか」
ではなく、
「婚活として正しい判断は何か」
を優先してしまう。
すると、会いたいから約束するのではなく、終了するほどの理由がないから会う、という状態になっていきます。
もちろん、仮交際の初期には、まだ強く会いたいと思えなくても、もう一度会ってみる意味があります。
ただ、何度会っても、
「会いたい」
「もう少し知りたい」
という気持ちが少しも動かず、
「会わなければならない」
という感覚だけが残っているなら、一度立ち止まってみてもよいでしょう。
“会うべき人”を頭で選び続けると、“会いたい人”を感じる力が弱くなることがあります。
複数交際が続くと、婚活疲れで気持ちがわからなくなる
結婚相談所の仮交際では、複数の方と同時に交際を進めることができます。
一人に決める前に、何人かの方と会いながら、相性や価値観を考えられる仕組みです。
ただし、複数交際が長く続くと、心にも負担がかかります。
それぞれのお相手について、
前回何を話したか。
次はどこへ行くか。
どんなことを確認したいか。
誰にどの程度気持ちが向いているか。
を考えなければなりません。
さらに、新しいお見合いも続きます。
すると、一人ひとりと会うことが、関係を作る時間ではなく、予定表に並んだ活動の一つになってしまうことがあります。
土曜日はAさん。
日曜日はBさん。
翌週は新しいお見合い。
一つのデートが終わると、その振り返りをする前に、次のお相手のことを考える。
これでは、ご自身の感情が追いつかなくても不思議ではありません。
婚活では出会いの数も大切です。
でも、出会いが増えるほど気持ちがはっきりするとは限りません。
比較する相手や予定が増えすぎると、一人のお相手といる時に感じたことが薄れてしまうことがあります。
判断を続けるうちに、感情が動きにくくなる
婚活では、お見合いやデートのたびに判断します。
また会うか。
仮交際を続けるか。
他の方と比べてどうか。
真剣交際を考えられるか。
こうした判断が続くと、相手と過ごす時間にも、
「この人の良いところは何だろう」
「気になるところはないかな」
「結婚相手として考えられるかな」
「他の方より合っているかな」
と、頭が動き続けます。
本来なら、
楽しかった。
少し安心した。
話を聞いてほしいと思った。
もう一度会ったら、もう少し知れそう。
という感覚があったとしても、それを味わう前に評価してしまいます。
すると、デートが終わった後に残るのは、
「ありか、なしか」
「続けるか、終了するか」
という結論だけになります。
人の気持ちは、毎回はっきりした答えとして現れるわけではありません。
少し気になる。
前より話しやすかった。
思ったより楽だった。
終わると考えると、少し寂しい。
そのような小さな感情もあります。
でも、判断を急ぎ続けると、そうした小さな動きを感じにくくなります。
気持ちがないのではなく、判断することに追われて、気持ちを感じる余白がなくなっている場合もあるのです。
「会いたい」が強くなければ、交際終了?
婚活では、
「また会いたいと思えないなら、終了した方がいい」
と考えることがあります。
確かに、
会うことを考えるだけで負担になる。
相手への関心がまったくない。
何度会っても気持ちが動かない。
生理的な抵抗や、無視できない違和感がある。
そういう場合は、無理に続ける必要はありません。
ただ、仮交際の早い段階では、
「とても会いたい」
という強い気持ちがなくても、
「もう少し話してみてもいい」
「前回の話の続きを聞きたい」
「嫌ではないし、次に何を感じるか見てみたい」
という状態もあります。
この小さな関心まで、
「強く会いたいとは思わないから、気持ちがない」
としてしまうと、関係が育つ前に終わってしまいます。
反対に、何度会っても、
「断る理由がないから」
「条件が良いから」
「ここまで会ったから」
という理由だけで続けると、ご自身もお相手も苦しくなります。
大切なのは、
「今すぐ強く会いたいか」
だけではありません。
会うたびに、相手への関心や親しさが少しでも動いているか。
そこを見ていくことです。
実際に多いご相談
婚活現場では、
「誰に会いたいのか、わからなくなりました」
「誘われれば会いますが、自分から会いたいとは思えません」
「デートの予定が入っても、楽しみより義務感があります」
「どの方と会っても、同じように感じます」
というご相談をいただくことがあります。
こうした時、私はすぐに、
「では、全員と交際終了にしましょう」
と決めるのではなく、
「会うこと自体に疲れているのか」
「特定のお相手への関心が動いていないのか」
「予定や比較が多すぎて、感覚が薄れているのか」
「会わなければならないと思っているのか」
を一緒に整理します。
実際に、複数の方と仮交際をしていた女性会員様で、
「皆さん悪い方ではありません。でも、誰に会いたいのか、わからなくなりました」
と話していた方がいました。
週末ごとに複数のデートが入り、その合間にお見合いもありました。
一つのデートが終わると、次のお相手との予定を確認する。
帰宅後も、それぞれの条件や会話を比べる。
気づけば、楽しむというより、活動を止めないために予定を入れている状態になっていました。
そこで、新しいお見合いを少し減らし、今交際している方についても、
「条件が良いか」
「他の方より優れているか」
ではなく、
「会った後に、どんな気持ちが残ったか」
「次に話してみたいことがあるか」
「もう一度会わないとしたら、どう感じるか」
を一人ずつ振り返りました。
すると、あるお相手について、
「強く会いたいと思っていたわけではないけれど、前回話していたことの続きは聞きたい」
「その方との予定だけは、変更になったら少し残念に思う」
「会った後に、一番気持ちが穏やかだった」
ということに気づかれました。
大きなときめきではありません。
でも、すべての方に同じ感情だったわけではなかったのです。
予定と比較を少し減らし、一人ひとりと過ごした時の感覚を振り返ることで、ご自身の気持ちが少しずつ見えるようになりました。
会いたい気持ちは、忙しい婚活の中では大きな声で主張してくれるとは限りません。
静かな関心として表れていることもあります。
その後は、すべての週末を予定で埋めるのではなく、一人のお相手と過ごした後に振り返る時間を取るようになりました。
出会いの数を少し減らしたことで、その方との会話や、ご自身の気持ちの変化にも以前より気づきやすくなったそうです。
“会いたい人”がわからない時の3つの視点
誰に会いたいのかわからなくなった時は、次の3つを振り返ってみてください。
① 会いたくないのか、婚活そのものに疲れているのか
デートの予定を見て気が重くなる時、
「このお相手に会いたくない」
とは限りません。
毎週のようにお見合いやデートが続き、単純に疲れていることもあります。
一人で過ごす時間が足りない。
振り返る前に次の予定が来る。
仕事や生活との両立で余裕がない。
その状態では、誰との予定でも負担に感じるでしょう。
「その方に会いたくないのか。それとも、今は誰かに会うこと自体に疲れているのか」
を分けて考えてみてください。
婚活全体に疲れているなら、すぐに交際終了を決めるより、予定を少し調整することで感覚が戻ることもあります。
② 次に話してみたいことはあるか
強く会いたいとは思えなくても、
前回の話の続きを聞きたい。
もう少し仕事や家族について知りたい。
自分のことも少し話してみたい。
一緒に別の場所へ行ってみたい。
と思えることがあります。
これは、相手への関心が残っているサインです。
反対に、何度会っても相手について知りたいことがなく、自分のことを知ってほしいとも思えないなら、その感覚も大切です。
「次に会ったら、何を話してみたいだろう」
と考えた時に、何か一つでも浮かぶかを見てみてください。
③ 会わなくなるとしたら、どう感じるか
「会いたいか」
だけでは答えが出ない時は、
「もう会わないとしたら、どう感じるか」
を考えてみる方法もあります。
ほっとする。
特に何も感じない。
少し残念に思う。
もう少し知ってから決めたかったと思う。
どの感覚が正しい、間違っているということではありません。
ただ、失う場面を想像することで、今は見えにくい気持ちがわかることがあります。
もちろん、
「惜しいから全員残しておく」
ということではありません。
「その方との関係が今日で終わるとしたら、自分の中に何が残るだろう」
と静かに考えてみてください。
「会いたい」は、予定を減らすと見えてくることがある
出会いが多いほど、選択肢は増えます。
でも、選択肢が増えれば増えるほど、ご自身の気持ちがはっきりするとは限りません。
一人のお相手と過ごした後に、
何を感じたか。
どんなことを話したか。
何が心に残ったか。
を味わう前に次の予定へ進むと、どの出会いも同じように見えてしまいます。
そんな時は、さらに出会いを増やすより、少し予定を整理した方がよい場合があります。
新しいお見合いを一時的に減らす。
一日に複数の予定を詰め込まない。
デート後に、短くても振り返る時間を作る。
次に会う理由を、一人ずつ言葉にしてみる。
婚活を止めるということではありません。
目の前のお相手と向き合うための余白を作る、ということです。
予定が減ると、不安になる方もいます。
「出会いを止めたら、可能性が減るのでは」
「今の方がうまくいかなかったら、時間を無駄にするのでは」
そう感じることもあるでしょう。
でも、出会いを増やし続けて、ご自身の感覚がわからなくなっているなら、数を増やすことが必ずしも前進とは限りません。
誰に会いたいのかわからない時は、さらに探す前に、今ある関係を感じる時間を作ることも大切です。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
婚活で“会いたい人”がわからなくなった時に大切なのは、
ご自身の気持ちがなくなった、とすぐに決めることではありません。
その方に会いたくないのか。
婚活そのものに疲れているのか。
次に話したいことがあるのか。
会わなくなるとしたら、どんな気持ちになるのか。
そこを丁寧に整理してみてください。
複数の予定や比較が続くと、ご自身の小さな感情は見えにくくなります。
「会いたい」という気持ちは、強いときめきだけではなく、もう少し話したい、予定がなくなると少し残念、といった静かな関心として表れることもあります。
先ほどご紹介した女性会員様も、予定と比較に追われていた時には、すべてのお相手に同じような感覚を持っていると思っていました。
でも、一人ずつ振り返ることで、わずかな違いに気づかれました。
「誰に会いたいのかわからない」
「婚活を続けているのに、気持ちが動かない」
という段階でも大丈夫です。
婚活サポート スマイルリンクでは、
・複数交際中の気持ちの整理
・婚活疲れと、お相手への気持ちの切り分け
・デート後の感覚の振り返り
・今ある関係を続けるかどうかの整理
を、一緒に考えていきます。
誰かを無理に選ぶのではなく、ご自身の中にある小さな気持ちを、言葉にしながら整理していきます。
予定や条件を整理するだけではなく、「会った後に何を感じたか」「本当は誰との時間が心に残っているか」を一緒に振り返ります。
どうぞお気軽にご相談くださいね。
また、簡単な自己紹介動画もご用意しています。
どんな人がサポートしているのか、雰囲気を知りたい方は、ぜひご覧になってください。