婚活で“減点”が止まらなくなる瞬間
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婚活をしていると、デート中にお相手の気になるところが次々と目に入ることがあります。
話し方が少し気になる。
服装が好みではない。
お店の選び方が微妙だった。
会話の返し方が想像と違った。
食事の仕方に少し違和感があった。
一つひとつは、小さなことかもしれません。
でも、一度気になり始めると、
「ここも合わないかも」
「やっぱりこの人ではないのかも」
「もっと自然に合う人がいるのでは」
と、次々に違和感を探してしまうことがあります。
デートが終わる頃には、お相手の良かったところより、気になったところばかりが残っている。
これは、婚活では珍しいことではありません。
相手をきちんと見極めたい。
失敗したくない。
後悔する結婚はしたくない。
そう思うほど、無意識に減点が始まることがあります。
このブログでは、婚活で“減点”が止まらなくなる瞬間と、相手を冷静に見ながら関係を育てるための視点について、婚活現場のリアルも交えながらお話しします。
減点は、小さな違和感から始まる
婚活で減点方式になっている時、最初から相手を悪く見ようとしているわけではありません。
多くの場合は、ほんの小さな違和感から始まります。
たとえば、デートでお相手が選んだお店が、少し入りにくい場所だった。
その時は、
「お店選びが少し苦手なのかな」
と感じる程度だったかもしれません。
でも、その後に会話が少し途切れると、
「気遣いが苦手なのかも」
さらに会計でもたつくと、
「段取りが悪い人なのかも」
と、一つの出来事から相手全体の評価が下がっていくことがあります。
もちろん、複数の場面で同じ傾向が見えるなら、相手の特徴として考える必要があります。
ただ、一度の失敗や不慣れな行動から、
「この人はいつもこういう人だ」
と判断してしまうと、見え方が狭くなります。
一つの違和感を、その人全体の評価に広げていないか。
ここは、減点が始まった時に一度立ち止まりたいポイントです。
「違和感を見逃してはいけない」が強くなりすぎる
婚活では、
「違和感を見逃さない方がいい」
「最初に感じた違和感は大切」
「結婚後に後悔しないよう、よく見極めるべき」
と言われることがあります。
これは、間違いではありません。
相手から尊重されていない。
価値観を一方的に押しつけられる。
店員さんへの態度が悪い。
生理的に受け入れにくい。
約束を何度も軽く扱われる。
こうした違和感は、無視しない方がいいでしょう。
でも、
「違和感を見逃してはいけない」
という意識が強くなりすぎると、デート中ずっと警戒することになります。
相手の言葉の裏を読む。
失敗を探す。
将来困りそうな部分を予測する。
何か見落としていないか確認する。
これでは、相手と関係を作るより、問題を発見することが目的になってしまいます。
違和感を見ることは大切です。
でも、違和感だけを見ることと、相手を丁寧に見ることは同じではありません。
減点が止まらない時、未来の失敗を先回りしている
婚活で減点が止まらなくなる背景には、
「この人を選んで失敗したくない」
という気持ちがあります。
話が少し合わなかった。
すると、
「結婚後も会話が合わず、つまらなくなるのでは」
お店選びが得意ではなかった。
すると、
「結婚後も全部私が決めることになるのでは」
連絡が少し遅かった。
すると、
「大切にされない関係になるのでは」
と、今起きた小さな出来事から、まだ起きていない未来を想像してしまいます。
もちろん、相手の言動から将来を考えることは必要です。
でも、一つの出来事から最も悪い未来へ飛んでしまうと、どんな相手にも不安材料が見つかります。
完璧に会話が合い、段取りもよく、連絡のペースも理想的で、気遣いもでき、価値観もすべて合う。
そんな人を探そうとすると、ほとんどの相手に減点がつきます。
結婚相手を見る時に必要なのは、欠点がないことではありません。
気になることがあった時に、
話し合えるか。
伝えた時に受け止めてもらえるか。
二人で調整していけるか。
を見ることです。
問題が起きない人を探すより、問題が起きた時に一緒に向き合える人かを見る。
この視点が、減点方式から関係構築へ切り替わる大きなポイントです。
相手を見ているようで、自分の不安を見ていることもある
減点が止まらない時は、お相手の欠点を見ているようで、実はご自身の不安を見ていることがあります。
過去に傷ついた経験がある。
婚活が長くなり、もう失敗したくない。
年齢や時間への焦りがある。
周囲から「本当にその人で大丈夫?」と言われたくない。
結婚後に後悔する自分を想像してしまう。
そうした不安が強いと、安心するための証拠を探すより、危険を避けるための証拠を探すようになります。
お相手の小さな失敗を見ると、
「やっぱりやめた方がいいかもしれない」
と思える。
終了すれば、その相手を選ぶリスクはなくなります。
でも、次のお相手にも別の気になる点が見つかる。
そしてまた終了する。
この繰り返しになると、減点は相手を見極める方法ではなく、決断を避ける方法になってしまうことがあります。
だからこそ、
「この人の何が問題なのか」
だけでなく、
「私は今、何を怖がっているのだろう」
と考えてみることも大切です。
実際に多いご相談
婚活現場では、
「一度気になると、全部が気になってしまいます」
「悪い方ではないのに、細かいところばかり見てしまいます」
「デート後は、良かったことより違和感ばかり思い出します」
「どの方にも何か気になるところがあり、決められません」
というご相談をいただくことがあります。
こうした時、私は、
「気になったことは何か」
「それは一度だけの出来事か、何度も続いていることか」
「本人に確認したり、伝えたりできることか」
「その違和感は、自分の不安によって大きくなっていないか」
を一緒に整理します。
実際に、仮交際中の女性会員様で、デート後に毎回たくさんの気になる点を挙げる方がいました。
「会話の間が気になった」
「店を決めるのに少し時間がかかった」
「服装が前回と似ていた」
「LINEの文章が少し短かった」
一つひとつは、確かに気になることではあります。
ただ、詳しく振り返ると、お相手は約束を守り、女性会員様の希望も聞き、会う時間をきちんと作ってくださっていました。
そこで、次のデート後は、
「気になったこと」
だけでなく、
「安心したこと」
「大切に扱われたと感じたこと」
「前回より少し良くなったこと」
も一緒に振り返ることにしました。
すると、
「行きたいと伝えたお店を覚えてくれていた」
「疲れていないか気遣ってくれた」
「前より会話が自然になった」
ということも見えてきました。
気になる点がなくなったわけではありません。
でも、お相手を
「減点される人」
として見るのではなく、一人の人として少し立体的に見られるようになりました。
違和感を消すのではなく、違和感だけで相手全体を決めないことが大切です。
減点が止まらなくなった時の3つの視点
婚活で減点が止まらなくなった時は、次の3つを見てみてください。
① それは一度の出来事か、繰り返されていることか
一度だけ会話が途切れた。
一度だけお店選びがうまくいかなかった。
一度だけ返信が遅かった。
誰にでも、うまくできない時はあります。
一方で、
何度伝えても約束を軽く扱う。
毎回こちらの希望を無視する。
繰り返し失礼な言い方をする。
ということであれば、その方の姿勢として考える必要があります。
「これは一度の不慣れなのか。それとも、何度も続いている行動なのか」
を分けて考えてみてください。
② その違和感は、話し合えるものか
気になることがあった時、
「こうしてもらえると嬉しいです」
「私は、こういう過ごし方の方が好きです」
と伝えられる内容もあります。
そして、伝えた時のお相手の反応を見ることも大切です。
こちらの希望を聞こうとする。
できる範囲で調整しようとする。
理由を説明してくれる。
そうした姿勢があれば、最初は合わない部分があっても、二人で整えていける可能性があります。
「違いがあること」より、「違いを話し合える相手か」を見てみましょう。
③ 良かったことも同じくらい見ているか
違和感が気になった時は、それを無理に打ち消す必要はありません。
ただし、気になったことだけでなく、
安心できたこと。
誠実だと感じたこと。
楽だったこと。
前回より良くなったこと。
も同じように振り返ってみてください。
人は、気になることの方を強く記憶しやすいものです。
だからこそ、意識して良かった部分も言葉にする必要があります。
「今日のデートで、気になったこと以外に、安心したことは何だっただろう」
と問いかけてみてください。
減点方式をやめることは、違和感を我慢することではない
減点方式をやめましょう、と言われると、
「気になることを見ないようにするの?」
「我慢して交際を続けるの?」
「相手の欠点を受け入れなければいけないの?」
と思うかもしれません。
そうではありません。
大切な違和感は、きちんと見た方がいいです。
尊重されていない。
誠実さがない。
生理的に受け入れにくい。
何度伝えても改善しようとしない。
そうしたことを我慢する必要はありません。
減点方式をやめるとは、何でも許すことではなく、
一つの違和感から相手全体を決めつけない。
一度の失敗と、繰り返される姿勢を分ける。
気になることだけでなく、安心できる部分も見る。
違いがあった時に、話し合える相手かを確かめる。
ということです。
結婚生活では、相手の欠点を一つも見つけないことはできません。
ご自身にも、お相手から見れば気になる部分があるでしょう。
大切なのは、欠点のない二人になることではありません。
違いがある二人が、どう話し合い、折り合いをつけ、関係を作っていくかです。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
婚活で減点が止まらなくなった時に大切なのは、違和感を無視することではありません。
それが一度の出来事なのか、繰り返されていることなのか。
話し合える内容なのか。
良かったことや安心したことも見られているか。
を整理することです。
お相手を慎重に見ることは、大切です。
でも、問題を探すことだけに集中すると、二人の関係が育つ前に終わってしまいます。
結婚相手を見る時に必要なのは、欠点がないかを審査することではなく、違いがあった時に二人で向き合えるかを見ることです。
一人で振り返っていると、気になる点が頭の中で何度も大きくなり、お相手の良かった部分が見えにくくなることがあります。
先ほどの女性会員様のように、気になることと安心したことの両方を言葉にすると、お相手を少し落ち着いて見られるようになることもあります。
婚活サポート スマイルリンクでは、
・デート後の違和感の整理
・続けるべき違和感と、見極めたい問題の整理
・減点方式になっている時の振り返り
・二人で関係を育てるための考え方
を、一緒に考えていきます。
どうぞお気軽にご相談くださいね。
また、簡単な自己紹介動画もご用意しています。
どんな人がサポートしているのか、雰囲気を知りたい方は、ぜひご覧になってください。