恋人を待ち続ける?婚活を始める?20代・30代・40代の
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恋人を待ち続ける?婚活を始める?20代・30代・40代の後悔しない選び方
始めに|「好きだから待つ」が、間違いとは限りません
「彼のことは好き。でも、結婚の話がなかなか進まない」
「もう少し待てば、彼も結婚を考えてくれるかもしれない」
「別れて婚活を始めて、本当に今よりいい人と出会えるの?」
恋人との結婚を望んでいるのに、相手の気持ちがはっきりしない。
そんな状況にいると、
「恋人を待つか、婚活を始めるか」
という、とても難しい選択にぶつかります。
特に20代、30代、40代では、この問題の意味が少しずつ違います。
20代なら、
「まだ急がなくてもいいかな」
と思うかもしれません。
30代になると、
「このまま待っていて大丈夫?」
という焦りが出てくる人もいます。
40代では、
「今さら別れて一から探すより、この人を待ったほうがいいのでは」
と考える方もいるでしょう。
ですが、最初にお伝えしたいのは、
年齢だけで「待つべき」「別れるべき」と決める必要はない
ということです。
大切なのは、あなたの年齢そのものではありません。
見るべきなのは、
今の恋愛が、結婚という未来に向かって進んでいるかどうか。
心理・コミュニケーションの観点から婚活を見てきた男性カウンセラーとして、今回は20代・30代・40代それぞれが後悔しないための判断基準をお話しします。
まず確認したいのは「待っている」のか「止まっている」のか
「私は彼を待っています」
そう話す女性は少なくありません。
しかし同じ「待つ」でも、実は二種類あります。
一つは、未来へ向かって進みながら待っている状態。
もう一つは、何も決まらないまま時間だけが過ぎている状態です。
たとえば、
「来年の春に仕事が落ち着くので、その時点で結婚について具体的に話そう」
と二人で合意できている。
これは「待つ」ことに理由があります。
一方で、
「いつか結婚しよう」
「今はまだ分からない」
「そのうち考える」
という話が何年も繰り返されているなら、状況は違います。
それは場合によっては、
待っているのではなく、人生が止まっている状態
かもしれません。
恋愛関係における「関係の不確実性」は、コミットメントとの関連が研究されています。2025年に公表された研究でも、愛着の不安定さと関係へのコミットメントの間に、関係の不確実性が関わることが報告されています。もちろん、すべてのカップルにそのまま当てはまるものではありませんが、「相手がどう考えているのか分からない状態」が長く続けば、心理的な負担になり得ることは理解しておきたいところです。
だからこそ、
「彼を好きかどうか」
だけではなく、
「この関係には方向性があるか」
を見てください。
「別れたら後悔する」が決断を難しくする
長く付き合った相手ほど、離れることは怖くなります。
3年
5年
場合によっては10年近く付き合っている人もいるでしょう。
そうなると、
「ここまで付き合ったんだから」
「今さら別れたら、この時間は何だったの?」
と思うのも自然です。
でも、結婚を考えるときに本当に重要なのは、
過去に何年付き合ったかではありません。
これからの5年、10年を、その人と生きていきたいか。
こちらです。
過去は変えられません。
しかし未来は、これから選べます。
だから、
「5年付き合ったから別れられない」
ではなく、
「この先5年も同じ状態でも私は納得できる?」
と考えてみてください。
この問いに答えると、今の関係が少し客観的に見えてきます。
20代|「まだ若い」からこそ、時間を無期限にしない
20代の恋愛では、
「まだ結婚を急がなくてもいい」
という雰囲気になりやすいものです。
実際、仕事も生活も変化しやすい時期です。
だから、すぐに結婚を決めなければいけないわけではありません。
ただし、
若いから何年待っても大丈夫
と考えるのもおすすめできません。
なぜなら、時間の問題だけではなく、
「結婚について話し合えない関係」
を何年間も続けることで、それ自体が恋愛パターンになってしまうことがあるからです。
20代で確認したいのは、
「今すぐ結婚するか」
ではありません。
「二人の将来について話せる関係か」
です。
たとえば、
「30歳くらいまでには結婚したい」
「子どもについてはこう考えている」
「仕事はこうしていきたい」
そんな話をしたとき、
相手が一緒に考えてくれるのであれば、急いで答えを出す必要はありません。
逆に、
「そんな先のこと分からない」
「結婚の話は重い」
と毎回避けるのであれば、一度考える必要があります。
IBJが2026年4月に公表した2025年の成婚データでは、成婚年齢の最頻値は女性30歳、男性34歳でした。また、過去5年間で20代の結婚相談所への入会者は、女性で約1.9倍、男性で約3.4倍に増えたと報告されています。結婚相談所が「最後の手段」ではなく、若いうちから結婚を意識して利用する選択肢にもなっていることがうかがえます。
20代だから焦る必要はありません。
でも、
20代だからこそ、自分の未来を曖昧にしない。
この感覚は持っておいてください。
30代|「好き」と「人生設計」を分けて考える
30代になると、恋愛相談の内容が変わってきます。
「彼が好き」
という気持ちに加えて、
「結婚したい」
「家庭を持ちたい」
「子どもについても考えたい」
「仕事とのバランスも考えたい」
など、人生設計がより具体的になってきます。
ここで難しくなるのが、
恋愛感情と人生の希望が一致しないケースです。
あなたは彼が好き。
でも、彼は結婚を考えていない。
あなたは数年以内に家庭を持ちたい。
でも、彼は、
「いつかはね」
と言うだけ。
この場合、
「好きなのだから待つ」
という選択もできます。
しかし同時に、
待つという選択によって、あなた自身の人生設計も動く
ことを理解する必要があります。
だから30代では、
「結婚する気ある?」
だけではなく、
もう少し具体的に話してください。
「いつ頃を考えている?」
「何が整えば結婚できると思う?」
「私との結婚を具体的に考えている?」
ここまで話す。
そして重要なのは、
答えの内容だけではありません。
あなたの大切な人生の話に、相手が真剣に向き合う姿勢があるか
を見ます。
曖昧な答えでも、一緒に考えようとしてくれる人はいます。
一方、
話題を変える。
機嫌が悪くなる。
「焦りすぎ」とあなたを責める。
何年経っても何も決めない。
この状態であれば、
「待てば結婚できるか」
ではなく、
「私はこの関係を選び続けたいか」
に問いを変える必要があります。
40代|「もう次がない」という思い込みで決めない
40代の恋愛では、
「この人と別れたら、もう誰にも出会えないかもしれない」
という不安を感じる方もいます。
この不安は、非常に強いものです。
だから、
本当は満足していない。
結婚の話も進まない。
価値観にも違和感がある。
それでも、
「一人になるよりいい」
と考えてしまう。
でも、40代だからこそ大切なのは、
年齢への不安ではなく、これからの人生の質を見ること
だと思います。
40代から先にも人生は長く続きます。
だからこそ、
「結婚できるなら誰でもいい」
でも、
「今の相手を絶対に手放せない」
でもありません。
誰となら穏やかに生活できるか。
意見が違っても話し合えるか。
自分らしくいられるか。
一緒に年齢を重ねたいと思えるか。
20代の頃とは違う基準で相手を選んでもいいのです。
実際、結婚相談所での婚活や成婚は若年層だけのものではありません。IBJの2025年データを用いた2026年の分析では、50代以上の成婚数も2017年と比べて大きく増えており、女性では約5.8倍、男性では約3.4倍になったとされています。これは40代だから結婚できる、50代でも簡単に結婚できるという意味ではありません。ただ、「一定の年齢になったら選択肢がなくなる」と決めつける必要もないことは知っておいてほしいと思います。
40代だから妥協する。
ではなく、
40代だからこそ、
これからの人生を誰と過ごすかを丁寧に選ぶ。
そんな婚活でいいのです。
待つべき恋人・待たないほうがいい恋人の違い
では、具体的にどう判断すればいいのでしょうか。
私は、次の5つを見てほしいと思います。
1.結婚について話し合えるか
意見が一致する必要はありません。
大切なのは、
話し合えるかどうかです。
2.具体的な期限や条件があるか
「仕事が落ち着いたら」
と言うなら、
いつ落ち着く予定なのか。
「お金が貯まったら」
なら、
いくらを目標にしているのか。
具体性があるかを見ます。
3.言葉と行動が一致しているか
「結婚したい」と言いながら何年も何もしないのであれば、言葉だけを信じるのは危険です。
家族への紹介。
住まいの相談。
貯蓄。
将来設計。
行動を見ることが重要です。
4.あなただけが我慢していないか
あなたが結婚の話を我慢する。
あなたが予定を合わせる。
あなたが機嫌を取る。
あなたが待つ。
これでは、二人の関係とは言いにくくなってしまいます。
5.その人といる自分を好きでいられるか
これは、とても大切です。
彼と付き合ってから、
笑顔が増えたでしょうか。
自信が持てるようになったでしょうか。
それとも、
不安ばかり増えたでしょうか。
恋愛は、相手を見るだけではありません。
その人といるときの自分を見ることも大切です。
婚活を始めることは、今の恋愛を否定することではない
婚活を考え始めると、
「今までの恋愛を否定するみたいで嫌」
と感じる人がいます。
そんなことはありません。
その恋があったから分かったこともあります。
自分はどんな人に惹かれるのか。
何をされると苦しいのか。
どんな言葉が嬉しいのか。
どんな関係を望んでいるのか。
すべて次の選択に生かせます。
婚活とは、
過去の恋愛を捨てることではありません。
これまでの経験を使って、次の人生を選び直すこと
でもあるのです。
婚活は「選ばれる活動」ではありません
私自身、元アパレル経営者として、人の内面と外面がどのように魅力として伝わるのかを長く見てきました。
婚活でも、
服装
髪型
清潔感
姿勢
話し方
表情
こうした外面的な部分を整えることは大切です。
しかし、それだけでは足りません。
もっと大切なのは、
「私は誰に選ばれるだろう」
から、
「私はどんな人を人生のパートナーとして選ぶのだろう」
へ視点を変えることです。
当相談所では、心理・コミュニケーションの視点と、元アパレル経営者として培ってきたプロデュース経験を生かし、外面だけでなく内面、相手との関係構築まで含めてサポートしています。
IBJ加盟相談所として出会いの環境も活用していますが、単純にたくさんの人と会えばいいとは考えていません。
大切なのは、
自分を理解し、相手を見極め、二人の関係を正しく育てられるようになること。
そこまで含めて婚活です。
2026年6月にIBJ結婚みらい研究所が公表した分析では、2025年に成婚した女性の60.2%が9カ月未満で成婚しており、6カ月未満でも31.9%でした。これは婚活を始めれば短期間で必ず結婚できるというデータではありません。ただ、結婚意思を持つ人同士が出会う環境では、将来について確認しながら関係を進められる一つの特徴が見えてきます。
最後に|後悔しないために決めるべきなのは「別れるか」ではありません
恋人を待つ。
婚活を始める。
この二択を前にすると、
「どちらが正解ですか?」
と聞きたくなると思います。
でも、すべての人に共通する正解はありません。
20代でも、待つべきではない関係があります。
40代でも、少し待つ価値のある関係があります。
重要なのは年齢ではありません。
見るべきなのは、
二人の未来が動いているか。
です。
もし彼が、
あなたの人生について真剣に考えている。
結婚について話し合える。
具体的な未来を一緒に作ろうとしている。
そうであれば、待つことにも意味があるでしょう。
反対に、
何年経っても答えが変わらない。
話し合いを避ける。
「いつか」しか言わない。
あなたばかりが我慢している。
そんな状態なら、
あなたが考えるべきなのは、
「彼を待てるか」
ではありません。
「私は、この状態をいつまで自分の人生として選ぶのか」
です。
20代なら、
「まだ時間があるから」
だけで決めない。
30代なら、
「もう時間がないから」
だけで焦らない。
40代なら、
「もう次がないから」
と諦めない。
どの年代でも同じです。
年齢ではなく、自分がどんな人生を送りたいのかを中心に決めてください。
恋人を待つことが愛になる場合もあります。
しかし、
自分の希望を押し殺し、
相手が決断してくれる日だけを待ち続けることまで、愛と呼ぶ必要はありません。
あなたにも人生を選ぶ権利があります。
待つなら、
期限と理由を持って待つ。
動くなら、
不安からではなく、自分が望む未来に向かって動く。
そして迷っているなら、一人で感情の中をぐるぐる回るのではなく、一度第三者と整理してみる。
それだけでも、自分が本当は何を望んでいるのかが見えてくることがあります。
最後に、自分自身へ三つ質問してみてください。
「この人との未来は、具体的に動いている?」
「今と同じ状態があと3年続いても、私は納得できる?」
そして、
「私は彼を失うことが怖いのか。それとも、この人との人生を本当に選びたいのか?」
答えは、相手ではなくあなた自身の中にあります。
結婚に近づく第一歩は、誰かに決めてもらうことではありません。
自分の人生の時間を、自分で選び始めること。
20代でも、30代でも、40代でも。
そこから、後悔しない婚活は始まります。