ワタシ、年下の男性でも大丈夫です!
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
- 女性向け
目次
- 実はそう簡単な話ではありません
- データから難しさを紐解く
- 過度なこだわりは幸せを遠ざける
- みえふぅの婚活本好評プレゼント中
実はそう簡単な話ではありません
三重県津市と鈴鹿市に拠点を持つ結婚相談所 HAPPY CREATE mie-fuの麻生です。
婚活女性に、男性に求める条件をリサーチしていると、
「ワタシ、年下の男性でも大丈夫です!!」
というお話を頂くことは結構あります。
「過去には年下の彼氏も多かったです」
といった声なども一緒に頂くのですが、
結婚相談所で女性が年下男性と結婚するのは、そう簡単なことではありません
とお伝えしています。
データから難しさを紐解く
その厳しさは、IBJのシステムを使って成婚した人たちの情報をまとめた「成婚白書2019」にそれは如実に表れています。
25歳~29歳の男性が結婚した相手の女性との年齢差は
平均が0・3歳差、中央値と最頻値が0歳。
つまり、多くの20代男性は同い年の女性と結婚しています。
30歳~34歳になると
平均と中間が2歳差、最頻が0歳。
ここで少し差が開き始めます。
そして、35歳~39歳になると、
平均3・8歳差、中間4歳差、最頻3歳。
40歳~44歳になると
平均5・2歳差、中間と最頻が5歳差
というように男性との年齢差はどんどん広がっていきます。
もちろん、年上の女性と結婚した男性も含んでの数字です。
年下の男性と結婚することが、いかに難しいかが如実に表れています。
なぜこのような結果になるのかというと、結婚相談所で婚活をする男性の多くが、自分の子供を望んでいるからです。
彼らは「若い女性の方が出産をするのに有利」という考え(必ずしも事実には即していませんが)を根底に持ちながら、お見合い相手を選ぶ傾向にあります。
どれだけ若々しいルックスを持っていても、結婚相談所はプロフィール重視の婚活。
プロフィールに、しっかりと目を通してから、相手と会うか会わないかを決めるので、お見合いを組むことも簡単ではありません。
どうしても、年下の男性と結婚したいというのであれば、
20代後半から婚活を始めるべきです。
遅くても30代前半。
この年代であれば、例え年上であっても女性が若いので、男性が受け入れてくれる確率はあります。
事実、同じ成婚白書のデータでは、東海地方で成婚した25歳~29歳男性の結婚相手の最頻は2際年上の女性でした。
過度なこだわりは幸せを遠ざける
しかし、シビアな話ですが、35歳を超えてアラフォー以上のゾーンに入ると、年下の男性と結婚するのは相当難しくなります。
条件が良い男性であればあるほど、できるだけ年下の女性を求める傾向にもあるからです。
もちろん、年下男性であることを最優先に、年収やルックスなどの他条件に目をつぶれば、お会いできる可能性も上るとは思いますが、そこまで思いきれる女性はほとんどいないように感じます。
もし、若々しいルックスや高いコミュニケーション能力で勝負できると自信のある女性はプロフィールが前に出る結婚相談所よりも、年齢を表に出さなくていい合コンや、コミュニケーション能力で勝負ができる婚活パーティーなどで戦った方が良いかもしれません。
ただ、そこで勝負を決められなかったので、結婚相談所に来ているという現実は否めません。
とするならば、こちらのニーズばかりを通そうとするのではなく、ターゲットとなる男性たちのニーズを読み解くべきです。
逆に男性にとっても今回の内容は教訓になるところではあります。
とにかく年下の可愛い女性がいいと10歳以上離れた女性にばかりお見合いを申し込む男性をよく見かけますが、先述した平均より年の離れた年下女性を狙っても、中々上手くはいきません。
婚活の目的は、あくまで男女がWin-Winの関係を築くこと。
過度なこだわりや理想は時に、幸せを遠ざける原因にもなってしまいます。
年下男性にこだわる女性たちも、成婚者のデータをある程度、参考にしながら、現実的なゴールをめざすことが大切と言えるでしょう。
みえふぅの婚活本好評プレゼント中
─────