女性が男性の年収に依存しすぎるリスク
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目次
- 豊かさは世帯収入で決まる
- 本当に必要なお金を計算する
- 周囲の既婚者も高年収男性が支えていますか?
豊かさは世帯収入で決まる
三重県津市の結婚相談所 HAPPY CREATE mie-fuの麻生です。
婚活女性は男性の年収を最重要指標に掲げ、パートナー選びをされる方がほとんどです。
それ自体は全くおかしくありませんが、少し心配になることがあります。
男性の年収ばかりを気にして、ご自身の収入と合算した世帯収入を考えない女性が非常に多いからです。
婚活女性の多くは、男性の収入だけで家計の豊かさが決まると思い込んでいますが、大きな誤解です。
女性の社会進出が進んでいる現代日本において、一般的な家庭の豊かさを決めるのは間違いなく世帯収入です。
世帯収入とは、夫婦の収入を合わせた額です。
あくまで単純計算ですが
年収500万円の男性と女性100万円の夫婦と
年収300万円同士の男女の方が単純計算世帯収入は同じです。
500万円以上の高年収男性は希少で、女性による激しい争奪戦が行われていますが、世帯収入で考えると、男性の高年収だけでは家計が豊かにならないという一例でしょう。
前者の場合は、女性が男性の扶養に入るので税制的に有利で手取り額に違いがありますが、後者の夫婦は、収入が男女に分散されているのでリスクヘッジでができるという大きなメリットがあります。
今回の新型コロナウイルスの影響でも浮き彫りになりましたが、それ以外にもいきなり男性の年収が減ったり、失業することはそう珍しいことではないからです。
振り返ってみてください。
ここ10年余りでリーマンショック、東日本大震災、コロナ禍と大きいものだけでこれだけの危機が訪れました。
これに病気や事故などを考慮すると数えきれないほどのリスクが考えられます。
また、余り考えたくないお話ですが、離婚する可能性というのもゼロではありません。
そうなると、いきなり収入がなくなって、生活が立ち行かなくなってしまう可能性も十分あります。
そういった局面を予測しておくと、女性が男性の年収に依存しすぎていると非常に危険といえるでしょう。
本当に必要なお金を計算する
女性はただ男性の年収に依存するのではなく、思い描く未来の家庭生活でどれくらいのお金が具体的な必要かを真剣に考えるのが大切です。
必要なお金さえ計算できれば、自分の年収から逆算することで、競争率の高い高年収の男性にばかりこだわり続ける必要が無くなる女性も増えるはずです。
純粋に相性の良い男性を選びやすくなるので、成婚できる確率がアップするだけでなく、自分も働き続けるという選択肢をとることで、もしもの時のリスクヘッジにもなります。
高年収の女性の場合はより顕著で、年収は少し低くても自分と人間的に合う相手を選んだり、若くてルックスの良い男性を選ぶなど、柔軟な考え方で婚活を行うことも可能だと思います。
しかし、現実は逆で高年収の女性ほど、婚活に失敗しやすいという結果が出ています。
なぜなら、自分と同等もしくはそれ以上の年収の男性を求めるからです。
しかし、男性と女性の所得差が縮まっている分、相対的に男性全体の所得が下がっているともいえるので、同年代でそれを超えるような男性を求めると苦労します。
そして高年収の男性の多くはは、まず女性に若さと美しさを求めるので、女性の高年収が武器として通用しないケースが多いのも悲しい現実です。
社会の最先端で活躍している女性たちが古い考え方に縛られているのは悲しい限りです。
この辺りの考え方や価値観は今後、少しずつ変化していくのではないかと思っています。
周囲の既婚者も高年収男性が支えていますか?
「とにかく男性の年収が大切です!」とこだわりすぎる余り婚活が上手くいっていない女性を数多く見てきました。
もちろん、お金は無いよりもあるにこしたことはありませんが、世帯収入に合わせてなんとでもなります。
あなたの周囲の既婚者夫婦も高収入男性が支える家庭ばかりではないはずです。
それに今回のコロナ禍によって、男性の年収に依存しすぎるリスクが、より明確に浮き彫りになったと思います。
婚活が上手くいっていない時は、結婚生活には必要なお金はどれくらいなのか、そのうちで自分はどれくらい稼げるのだろうかを出来るだけ具体的に考えてみましょう。
そうすれば、選ぶべき相手、自分がとるべき行動が明確に見えるはずです。
幸せはその先に待っているはずですから頑張ってくださいね!
ご参考になればなによりです。
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