離婚も肯定、再婚も応援
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一生ひとりでいると決めたわけじゃない
Instagramを見ていると、シングルマザーの発信って本当にたくさんあります。
「離婚してよかった」
「一人のほうが気楽」
「子どもと二人で生きていく」
「もう結婚はこりごり」
「自分らしく生きられるようになった」
うんうん、わかる。
めちゃくちゃわかる。
気づいたら、つい♡ボタンを押している自分がいます。
結婚相談所をやっているのに、
「離婚してよかった」に全力で共感している私。
もはや、離婚賛成派なのか、再婚応援派なのか、自分でも一瞬わからなくなります。笑
でも、ここは声を大にして言いたいです。
私は、離婚そのものを否定したいわけではありません。
むしろ、苦しい結婚生活を続けるくらいなら、離婚という選択で救われる人はたくさんいると思っています。
私自身も、離婚を経験した一人です。
長い調停を経て離婚が成立してから、気づけばもう7年ほど。
今に至るまで、
「離婚しなければよかった」
と思ったことは、本当に一瞬たりともありません。
これはもう、はっきり言えます。
離婚してよかったです。
ものすごくよかったです。
過去の自分に、よく頑張ったと肩をたたいてあげたいくらいです。笑
でも、その一方でずっと思っていたことがあります。
それは、
離婚してよかったことと、この先もずっと一人でいることは、同じではない
ということです。
「離婚してよかった」と「再婚したい」は矛盾しない
シングルマザーといっても、気持ちは本当に人それぞれです。
再婚したい人もいる。
再婚したくない人もいる。
今は恋愛どころじゃない人もいる。
もう誰かと暮らすなんて想像しただけで胃が痛い人もいる。笑
どれが正解で、どれが間違いという話ではありません。
ただ、私の場合は、
“あの結婚”を終わらせてよかった。
でも、“もう二度と誰とも生きない”と決めたわけではなかった。
という感覚でした。
一度つらい結婚を経験すると、どうしても慎重になります。
もう傷つきたくない。
また同じことになるくらいなら一人のほうがいい。
子どもを巻き込むくらいなら、自分が頑張ればいい。
そう思うのは、とても自然なことではありますが、
ひとつの結婚がつらかったからといって、結婚そのものまで悪者にしなくてもいいんじゃないかな、とも思います。
元夫と別れてよかったことと、
この先もずっと一人でいることは、イコールではありません。
あの結婚がうまくいかなかったことと、
私がこの先、誰かと穏やかに生きられないことは、まったく別の話です。
シンママ時代の私は、強かった。いや、強くなるしかなかった
シングルマザーの時期は、子どものことも、仕事のことも、生活のことも、全部自分が最終判断をする立場でした。
保育園のこと。
お金のこと。
仕事のこと。
体調不良の対応。
将来のこと。
全部、自分。
もちろん、それは私を強くしてくれました。
強い。
かっこいい。
逞しい。
……と言えば聞こえはいいのですが、実際は、
強くなりたくてなったというより、強くならざるを得なかった。
こっちのほうが近いです。
当時は、夫に頼り気味な子育てをしているママ友を見て、心のどこかで、
「一人じゃ何もできないのかな」
なんて、ちょっと斜めから見ていたこともありました。
今思うと、嫌な女です。笑
でもあれは、たぶん強さというより、
頼れない自分を正当化するための、ちょっとした強がり
だったんだと思います。
本当は疲れていたし、不安もあった。
でも誰かに頼る選択肢がないから、
「私は一人でできるし」
と思うしかなかった。
シンママ筋、だいぶ鍛えられていました。
心も体力も判断力も、毎日フル装備の筋トレ状態です。笑
“ママ”だけじゃなく、“私”としても生きていい
シングルマザーになると、無意識のうちに、
「自分のことは後回し」
「私は子どものために生きるべき」
「恋愛や再婚なんて考えるのは、わがままかもしれない」
そんなふうに思ってしまうことがあります。
でも、子どものために生きることと、自分の幸せをあきらめることは同じではありません。
ママであることは大切です。
もちろん一番大切です。
でも、母であることだけが自分のすべてになってしまうと、どこかで苦しくなることもあります。
誰かに大切にされること。
女性として見てもらえること。
これからの人生を、もう一度前向きに考えられること。
それは決して贅沢な願いではないです。
「ママなんだから」
「子どもがいるんだから」
「恋愛なんて」
そんな言葉で、自分の気持ちを小さくしなくていい。
子どもを大切にすることと、自分の人生を大切にすることは、ちゃんと両立できます。
再婚したい気持ちを、なかったことにしなくていい
もちろん、
「私は再婚しない」
という選択も、立派な答えです。
でも、心のどこかで少しでも、
「また誰かと生きたい」
「このままずっと一人なのかな」
「子どもが巣立ったあとの自分の人生ってどうなるんだろう」
そんなふうに思う瞬間があるなら、その気持ちまで無理にしまい込まなくていいと思うんです。
シングルマザーであることと、再婚を望むことは矛盾しません。
離婚してよかった。
でも、また誰かと幸せになりたい。
その両方があっていいと、私は思っていますが、
ただ不思議なことに、SNSを見ていると、
「離婚してよかった」
「一人で生きていく」
という発信はたくさん見かけるのに、
「また誰かと幸せになりたい」
と声を大にして発信しているシンママさんは、あまり見かけない気がします。
本当に少数派なのでしょうか。
もしかしたら、そう思っていても言いにくいだけなのかもしれません。
再婚したいと思うことも、誰かと幸せになりたいと思うことも、もっと自然に話せる世の中になってほしい。
そんなこと感じています。
最後に
もし今、再婚したい気持ちが少しでもあるのなら、その気持ちを打ち消さなくていいと思います。
シンママだから。
子どもがいるから。
もう一度結婚なんて、周りにどう思われるかな。
そんなふうに、自分の本音を小さくしてしまうこともあるかもしれません。
でも、再婚したいと思うことは、決して弱さではありません。
それは、人生をもう一度信じたいという気持ちであり、これからの時間を大切にしたいという願いでもあると思います。
離婚してよかった。
これは今でも本当にそう思っています。
でも、だからといって、これから先の人生まで一人で生きると決めたわけではありませんでした。
あの結婚を終わらせてよかった。
でも、あの離婚で人生まで終わらせなくてよかった。
今は、そんなふうに思っています。
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