シングルマザーの老後は本当に不安?
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子どもが寝たあと、ひとりでスマホを見ていて、
ふと検索窓にこう打ち込んだこと、ありませんか。
「シングルマザー 老後 悲惨」
……で、出てきた記事を読んで、
余計に不安になって、そっと画面を閉じる。
そして天井を見上げて、
「私、このままで大丈夫なのかな」
と、静かに思う夜。
わかります。
痛いほど、わかります。
なぜなら、数年前の私が、
まさにそうだったからです👌
こんにちは。
結婚相談所 ma cherie ange(マ・シェリーアンジュ)
代表カウンセラーのshinakoです❤️
私は今でこそ再婚して、家族4人で暮らしていますが、
以前はシングルマザーとして、
子どもを寝かしつけたあとの静かな部屋で、
同じように「老後」の二文字を検索していた側の人間です。
今日はその「悲惨」という言葉の中身を、
きちんとバラして見ていきたいと思います。
不安って、正体がわからないから怖いんですよね。
だから今日は、数字と制度という
「正体」を一緒に確認していきます。
そのうえで、じゃあどうすればいいのか、
というところまで。
読み終わったときに、ほんの少しでも
肩の力が抜けていたら、嬉しいです。
まず、「悲惨」の中身を数字で見てみます
不安なときって、「なんとなく怖い」が
一番しんどいんですよね。
なので、まず事実から。
ここは私の感想ではなく、公的な調査の数字です。
こども家庭庁・厚生労働省の
「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査」によると、
母子世帯の母自身の平均年間就労収入は、236万円。
(母自身の平均年間収入としては272万円、
こちらは手当なども含んだ数字です)
……はい。
この数字だけを見ると、たしかに、ぐっときますよね。
さらに、厚生労働省の「2022年 国民生活基礎調査」
に基づくと、
ひとり親世帯の相対的貧困率は44.5%。
だいたい2世帯に1世帯、という水準です。
そして養育費。
これも本来は子どものための大切なお金なのですが、
継続的に受け取れているのは、
全体のおよそ4分の1程度とされています。
(養育費を「現在も受けている」と答えた
母子世帯は3割弱、という調査結果です)
年金の話もしておきます。
厚生労働省の令和6年度の概況では、
国民年金(基礎年金)のみの平均受給額は、
月額でおよそ5〜6万円。
一方で厚生年金だと、平均でおよそ14〜15万円。
……この差、けっこう大きいですよね。
数字を並べると、
「やっぱり悲惨って本当じゃん」
と感じてしまうかもしれません。
でも、ここでひとつだけ、
深呼吸させてください。
数字の「裏側」も、ちゃんと見てほしいんです
ここからは、少しだけ角度を変えます。
同じ調査の別のページには、
こういう数字もあるんです。
日本のシングルマザーの就業率は、約86.6%。
つまり、9割近くのお母さんが、すでに働いています。
これ、実は国際的に見てもかなり高い水準なんですよね。
「働いていないから収入が低い」
のではなく、
「めちゃくちゃ働いているのに、収入が上がりにくい構造がある」。
ここが本質なんだと、私は思っています。
そしてもうひとつ。
同じ厚労省の資料には、
母子家庭になる「前」の正規雇用率は29.5%だったのが、
「現在」は39.4%に増えている、というデータもあります。
つまり、シングルになったあとで、
正社員に切り替えていくお母さんが、
ちゃんと増えているんです。
構造は厳しい。
これは事実です。ごまかしません。
でも、「シンママ=全員が悲惨な老後まっしぐら」ではない。
これも、また事実なんですよね。
平均は平均であって、
あなたひとりの未来を決める予言ではありません。
ここ、けっこう大事なところだと思っています。
【ここは正直に】私の話は「ひとつの答え」でしかありません
このブログを書いているのは、
再婚したカウンセラーです。
だから正直に、先に弱点をお話ししておきます。
「再婚すれば老後の不安は解決するよ!」
……なんて、私は口が裂けても言いません。
再婚が誰にとってもプラスになるとは限らないからです。
ここは笑い話にせず、真剣にお伝えします。
相手選びを間違えれば、経済的にも精神的にも、
かえって苦しくなることだって、現実にあります。
再婚は「老後対策」ではありません。
もし「お金のために結婚する」が目的化してしまうと、
たいてい、どこかで無理が出ます。
だから今日お伝えしたいのは、
「結婚しなさい」ではなく、
「あなたには、思っているよりたくさんの選択肢がある」
ということなんです。
その選択肢の中には、
再婚もあれば、ひとりで資産を作っていく道もある。
どちらも、立派に「幸せになる方法」です。
じゃあ、今日から何ができるのか
不安な気持ちのまま終わると、それこそ悲惨なので (笑)
ここからは、ちょっと前を向く話をします。
参考にしている情報も含めて、具体的に。
① 「見える化」だけでも、夜の不安は半分になります
これは私の実感でもあるのですが、
漠然とした不安って、
金額がわからないから膨らむんですよね。
まずは、日本年金機構の「ねんきんネット」で、
自分の年金見込み額を確認してみてください。
「思ったより少ない…」と落ち込むかもしれません。
でも、正体がわかると、対策が立てられます。
わからないまま怖がっているより、ずっといいんです。
② 制度は「知らないと使えない」ものばかり
ここ、声を大にして言いたいところです。
日本の支援制度って、
条件を満たしていても、
申請しないともらえないものがほとんどなんです。
たとえば、
児童扶養手当(2024年度改定後で、
子ども1人・全部支給なら月額およそ4万5,500円)。
資格取得を目指すお母さんを支える、
高等職業訓練促進給付金や自立支援教育訓練給付金。
公営住宅の優先入居など、住まいの支援。
こういう制度が、ちゃんと用意されています。
(金額や条件は自治体・年度で変わるので、
必ずお住まいの窓口で最新をご確認くださいね)
「私なんかが使っていいのかな」
って、遠慮しなくて大丈夫です。
これは、あなたと子どものために
用意されている制度なんですから。
③ 少額でも「時間」を味方につける
老後資金って、金額の大きさで固まっちゃうんですよね。
「2,000万円なんて無理…」って。
でも、資産形成でいちばん強いのは、
実は「時間」なんです。
NISAやiDeCoといった制度は、
月々少額からでも始められます。
「今日から千円」でも、
「まだ何もしていない」とは、
まったく意味が違います。
※ここは投資が関わる話なので、念のため。
運用には値動きのリスクがあり、
元本が保証されるものではありません。
私は投資の専門家ではないので、
始めるときはご自身で調べて、
無理のない範囲で、が大前提です。
「絶対に増える」なんて話は、
この世に存在しませんから (笑)
最後に。あの夜の自分に、伝えたいこと
数字をたくさん並べてきましたが、
私が本当に伝えたいのは、実はここです。
シングルマザーだった頃の私は、
「私が倒れたら、この子はどうなるんだろう」
という不安を、いつも心の奥に抱えていました。
お金の不安と、ひとりで全部背負う不安は、
たぶん、地続きなんですよね。
でも今、あの頃を振り返って思うのは、
1,不安の正体を知ることと
2,ひとりで抱え込まないこと
この2つで、夜の重たさは、確実に軽くなるということです。
「シンママの老後は悲惨」
——この見出しは、半分は本当で、半分は脅しです。
構造の厳しさは本物。
でも、あなたの未来まで決まっているわけじゃない。
女性の幸せって、
何を持っているかよりも、
自分が納得して選べているかどうか、
そこがいちばん大きいと、私は思っています。
老後のお金も、再婚も、おひとりで生きる道も、
全部、あなたが「自分で選んだ」と思えることが、
いちばんの安心になります。
今日、この記事を閉じたあと、
天井を見上げてため息をつく代わりに、
「ねんきんネット、明日見てみよっかな」
くらいの軽さで、次の一歩が踏み出せていたら。
それだけで、今日この記事を書いた意味があります🌸
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