これまでオフィスに出勤するのが当たり前だったのが、コロナ禍によりテレワークを導入する企業が植えています。テレワークが進むことで、都心に移住する必要性がなくなり、生活圏が変化していきます。数年前に避暑地に別荘を購入して、避暑地と都市部で働くデュアルワークを考えようというテーマで講演したことがありますが、現実味が増してきています。別荘ではなくてもUターン、Iターンが今後増えていくものと思います。これからの結婚生活を考えるときに、住居費の高い都心ではなく、自然が豊かな地方都市での伸び伸びとした暮らしも選択肢の一つかもしれません。

出会うきっかけは様々ですが、多くの人々のなかから二人が出会うのは本当に奇跡なのです。奇跡的な出会いに感謝することで、より素晴らしい出会いになっていきます。出会うまでまったく知らなかった二人が出会い、お互いをより理解したいと思い、なくてはならなに人になっていくのです。そんな素敵なお相手に、気持ちを花で伝えてみてはいかがですか？

交際中のお相手の表情、態度が気になるように、お相手もあなたの表情や態度を気にしています。せっかくデートをしても寡黙でつまらない表情をしていれば、間違いなくお相手もつまらない表情になります。自分は自分だからと開き直っていては、お相手の気持ちを引き寄せられません。むっつりするところがあると自覚しているならば、なおさらなこと表情を意識することが大切です。気になることがあるならば、黙っていないで可能な範囲でお相手に伝えるべきです。伝えることでお相手は詮索する必要がなくなり少し安心します。つまらない表情が自分に原因があると考える方もいますので、可能な限り安心させてあげてください。せっかくのデートなのですから、思いっきり楽しんでください。

交際中の二人の気持ちの温度さが大きいと、交際はが上手くいかないことがあります。一方だけが熱い気持ちですと、温度さが息苦しくなってしまうのです。熱い気持ちだけでは、交際は長続きしません。一緒にいることが疲れず心地よいのは、気持ちがいい距離感があるのです。特に夫婦としてこれから長く生活していく場合は、なおさら二人でいるときの心地よさが求められます。お相手への熱い気持ちも大切ですが、お相手との温度差がないか、二人でいるときにお相手が心地よさを感じているか考えてみてください。

初対面の方との距離を縮めるポイントは、共通の話題を見つけることです。趣味、旅行で行った場所、好きな食べ物、好きなプロ野球球団、好きな映画、お勧めのお店など、何でも構いませんから話が盛り上がる共通の話題を見つけてください。共通の話題で話が盛り上がると、二人の距離感がぐっと縮まります。お見合い前にお相手のプロフィールをチェックされると思いますが、何となく見るのではなく共通の話題に繋がるものはないか考えて、お見合いのときに話題として出してください。プロフィールからの話題を振られることに、お相手の思いを感じて悪い気持ちはしません。共通の話題が見つかると、初対面であってもずっと前から知り合いのような親近感を覚えます。

婚活は、プロフィールも大切ですが、プロフィールだけではわからないことも多くあります。申込や申し受けで悩んでいるならば、ぜひ会ってみてください。プロフィールからマッチングすると考えていたお相手でも実際にお会いすると上手くいかないことがある反面、ちょっと違うかもと思っていたお相手と成婚されるケースも珍しくありません。同じような性格に引き合うこともあれば、全く違う性格に魅力を感じて上手くいくこともあるのです。

いつかは結婚と考えているだけでは、いつまでたっても成婚に繋がらないかもしれません。いつかはではなく、いつまでにという捉え方に切り替えてみてください。もちろん結婚はお相手とのご縁ですから。期限を設けても必ずしもそうなるとは限りません。「そんなこといったって相手がいなければ難しい！」と思う方がいるかもしれませんが、期限を設けることで、行動力が変わってきます。転職も同様に「いつかは転職」と考えているだけでは、不満を持ちながら仕事を続けるだけで、いつまでたっても転職できないケースが多いのです。

成婚される方は、結婚したい気持ちがより強い方が多いように感じます。「いい人がいたら・・・」と受け身で考えていては、いつまでたってもいい人には巡り合えないかもしれません。以前60歳を超えた男性が、弊社に入会されました。奥様と死別された方ですが、これからの人生を一人で生きたくないという思いが強い方で、積極的に活動をされました。結婚への思いがお相手を近づけるのか、すぐに交際になり入会後短い期間で成婚されました。出会いはご縁のようなところがありますが、出会いを真剣に捉えるか否かで、その後の進展が大きく変わります。

気持ちを言葉で伝えないことで、交際が上手くいかなくなることがあります。「言葉で伝えなくてもかっているはずだ」と考える方がいますが、わかっていないケースも多いのです。毎回会っていて楽しいものの進展がない状況ですと、お相手は、自分のことをどう思っているのか不安になることがあります。このままお付き合いを継続していていいいのかと考えるのです。「もっといい人がいるのでは・・・」と考えて、気持ちを伝えることをためらう方がいますが、「あのとき言葉で伝えておけば・・・」と後悔するかもしれません。

上手く話せないから交際が進展しないと考えている方がいますが、上手く話せるからいいというわけではありません。むしろ話が旨いことで、調子がいい人だと受け取られることもあります。上手く話せなくてもお相手の話に頷き、興味を示しながら聞くことで、好印象を与えることができます。人材紹介会社を経営しているキャリアコンサルタント仲間の話ですが、彼は話過ぎることが災いして、試験に2回失敗しています。経験も豊富で話ができる彼が、なぜ2回も試験に落ちたのでしょうか？答えは、話を聞くことができず一方的に話すことで、クライアント役の伝えたいことが理解できていなかったのです。その後この点に気付き3回目の試験で無事合格できました。