「変わってるよね」と言われ続けた人が…
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「あなたって変わってるよね」と言われ続けた人が、婚活でつまずく本当の理由
「あなたって変わってるよね」
その一言で、どれだけのものが崩れてきたか。
あなたには、そんな経験がありませんか?
努力も、積み重ねてきた時間も、
"変わってる"というただその一点で、
まるで全部なかったことにされてしまう。
この記事では、決めつけしかできない大人の価値観がどこから来るのか、
そしてそれが婚活にどう影響しているのかを、仲人として現場で感じてきたことも交えながら書いていきます。
■ 決めつけは「想像力の省略」から生まれる
人を一言で片づけてしまう大人が、この世界にはいます。
「あの子は変わってる」
「あいつはダメだ」
「どうせ変わらない」
こうした言葉の裏には、
じつは"考えることをやめた"という事実が隠れています。
人はひとりひとり、複雑で、矛盾していて、日々少しずつ変化しています。
その複雑さに向き合うには、想像力とエネルギーが必要です。
でも、決めつけてしまえば話は早い。
「あの人はこういう人」と棚に並べてしまえば、
もう考えなくていい。
決めつけは、相手を理解しようとする想像力を、
意図的に、あるいは無意識に、省略することで生まれます。
これは相手の問題ではなく、
ジャッジする側の"限界"が出ているだけです。
■ 「0か100」の価値観が、人をどれだけ追い詰めるか
特に日本の学校や家庭によく見られるのが、
「完璧か、ゼロか」という評価のしかたです。
・成績が少し下がった→「今までの努力は何だったの?」
・髪を少し染めた→「あの子はもうダメだ」
・一度ミスをした→「やっぱりそういう人間だ」
一つの側面だけを見て、その人のすべてを決めてしまう。
こうした評価のしかたは、
完璧でいなければならないプレッシャーを生みます。
少しでも失敗したら「全部ダメ」になる恐怖も。
自分らしくいることへのためらい、
「変わりたい」「こうしてみたい」という気持ちを
自分の中に押し込めてしまうのも、
この価値観が根っこにあることが多いと感じています。
これは、個人の問題ではありません。
評価するほうの、想像力の欠如が生んでいる現象です。
■ なぜ「大人のレッテル」はなかなか取れないのか
一度貼られた評価が、なかなか剥がれない理由があります。
人は最初に受けた印象を、その後の情報より強く覚えてしまいます。
「落ち着きのない子」と思った大人は、
その後少し落ち着いても「たまたまだ」と受け取ります。
「できない子」と決めた大人は、
少しできるようになっても「珍しい」で終わらせます。
さらに、人は自分の思い込みを裏付ける情報だけを
無意識に集めてしまう習性も持っています。
「だらしない子だ」と思った大人は、
だらしない場面ばかりに目が向き、
きちんとしている姿は見えていない。
結局、大人がレッテルを貼り続けるのは
「変わっていない証拠を集め続けているから」です。
あなたが変わっていないのではなく、
見ている側が変化を見ようとしていないのです。
■ でも、そのレッテルはあなたのすべてではない
ここで、はっきり言わせてください。
大人が貼ったレッテルは、
あなたという人間のごく一部の側面にすぎません。
「変わってる」と言った人が見ていたのは、
あなたの一面だけです。
そしてその評価は、その人の想像力の限界が
そのまま言葉になったものです。
現実の世界は、0か100ではありません。
人は失敗しながら学び、少しずつ成長し、
時には変化しながら自分を作り直していきます。
それを「一言で片づけられた経験」があるとしたら、
あなたのことを丁寧に見てこなかった側に問題があります。
■ 婚活で、過去の決めつけが蘇る理由
「私、変わってるって昔からよく言われていて」と
ぽつりと話してくださる方が少なくありません。
婚活をしていると、
ふとこんな感情が顔を出すことがあります。
「どうせ私は変わってるから、好かれない」
「昔からダメだって言われてきたから、選ばれるわけがない」
「一度断られたら、もう終わりかもしれない」
これは、過去に誰かから貼られたレッテルが、
今の自分評価に影響しているサインです。
決めつけられた記憶は、思ったより深くに刻まれています。
それが「自分は愛される資格がない」という感覚になり、
婚活の場面でブレーキになっていることも少なくありません。
でも、考えてみてください。
あなたを「変わってる」と言った大人は、
あなたの何を知っていたでしょうか?
あなたのどこを、どのくらいの時間をかけて、
見ていたでしょうか?
おそらく、ごく限られた場面を、
ごく短い時間だけ見ていた。
その人が見ていたのは、あなたのほんの一部です。
■ 想像力のある人は、決めつけない
逆に言えば、本当にあなたのことを見ようとしている人は、
簡単に決めつけません。
「なぜそうなったのか」
「どんな背景があるのか」
「この人にはどんな面があるのか」
そうやって、時間をかけて知ろうとします。
婚活の場でも同じです。
一つの失敗で「この人はダメだ」と切り捨てる人より、
あなたのいろんな面を見ようとしてくれる人と出会うことが、
本当の意味でのパートナー探しになります。
過去に決めつけた大人の言葉を、
今の自分に当てはめなくていい。
あなたは今も、少しずつ変化し、成長し続けている人間です。
そのことを、どうか忘れないでいただけると幸いです。