仮交際3人。誰にも決められないとき、何を基準にする?
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仮交際3人。誰にも決められないとき、何を基準にする?
結婚相談所で活動をしていると、
「仮交際が3人いるのですが、誰がいいのかわかりません」
というご相談をいただくことがあります。
婚活を始める前は、
「複数の人から選べるなんて、うらやましい」
と思うかもしれません。
ところが、実際にその状況になると意外と苦しいものです。
Aさんは話していて楽しい。
Bさんは仕事も安定していて条件がいい。
Cさんは優しくて、一緒にいると落ち着く。
でも、
「この人だ」
と思える人はいない。
3人とも悪い人ではない。
だからこそ、決められない。
そんな状態になってしまうことがあります。
では、仮交際が複数人になったとき、何を基準に考えればいいのでしょうか。
今回は、婚活で「誰を選べばいいかわからない」と感じたときに、一度考えてほしいことをお話しします。
「一番好きな人」を探そうとすると迷いやすい
恋愛であれば、
「一番ドキドキする人」
「一番会いたい人」
を選ぶのもひとつだと思います。
もちろん婚活でも、好意はとても大切です。
ただ、結婚を考えるときには、それだけでは決めきれないことがあります。
結婚は、デートをするときだけ一緒にいる関係ではありません。
仕事で疲れている日もあります。
体調が悪い日もあります。
意見が合わない日もあります。
家事、お金、住む場所、仕事、親との関係。
結婚すると、恋愛中にはあまり話さなかったことも二人で考えていくことになります。
だから、
「誰が一番ドキドキするか」
だけではなく、
「誰となら普通の日を一緒に過ごせそうか」
という視点も、とても大切です。
比べるのではなく、「その人といる自分」を見る
仮交際が3人いると、つい比較表を作りたくなります。
年収。
学歴。
見た目。
身長。
仕事。
住んでいる場所。
話のおもしろさ。
LINEの頻度。
デートのお店。
条件を並べれば、違いはたくさんあります。
でも婚活で意外と大切なのは、
「相手がどういう人か」
だけではありません。
その人と一緒にいるとき、
「自分がどういう状態になっているか」
も見てみてください。
Aさんといると、嫌われないようにずっと気を遣っている。
Bさんといると、なぜか自分をよく見せようとしてしまう。
Cさんといると、特別盛り上がるわけではないけれど自然に話せる。
この場合、
プロフィールだけを見るとAさんやBさんのほうが魅力的に見えるかもしれません。
でも、長く一緒に暮らすことを考えると、
「自然体でいられる」
という感覚は、決して小さなことではありません。
婚活では、
「この人は条件がいいか」
だけではなく、
「この人といる自分を好きでいられるか」
という視点も持ってみてください。
会ったあと、疲れているかどうか
これは意外とわかりやすい判断材料です。
デートが終わったあと、
毎回どっと疲れてしまう相手はいませんか?
もちろん、まだ知り合ったばかりですから緊張するのは普通です。
ですが何度会っても、
「変なことを言わなかったかな」
「嫌われなかったかな」
「次はもっと話さなきゃ」
とばかり考えてしまう。
それに対して、別の相手とは、
「今日は楽だったな」
「もう少し一緒にいてもよかったな」
と思える。
この差は、意外と大切です。
結婚生活では、毎日100点の会話をする必要はありません。
むしろ、
何も話さなくても気まずくない。
少し疲れていても一緒にいられる。
そんな関係のほうが、長く続きやすいこともあります。
「楽しい人」より「話し合える人」
婚活中は、
「会話が盛り上がるか」
を気にする方がとても多いです。
もちろん、楽しいことは大切です。
ただ、結婚相手として見たときに、それ以上に確認してほしいのが、
「話し合いができる人か」
ということです。
たとえば、
自分と意見が違ったとき。
相手はすぐ否定するでしょうか。
それとも、
「そういう考えもあるんだね」
と一度受け止めてくれるでしょうか。
デートの日程が合わないとき。
自分の都合だけを押し通すでしょうか。
それとも、お互いに合わせようとしてくれるでしょうか。
小さな違いですが、
こうした場面には、その人の考え方が出ます。
結婚すると、二人の意見が完全に一致することばかりではありません。
だからこそ、
「価値観が全部同じ人」
を探すより、
「価値観が違ったときに話し合える人」
を探したほうが、結婚生活を想像しやすくなることがあります。
LINEの多さより、「こちらへの関心」を見る
仮交際中、
「Aさんは毎日LINEをくれる」
「Bさんは返信が遅い」
「Cさんは短文しか来ない」
と比較することがあります。
ですが、LINEの量だけで好意を判断するのは少し早いかもしれません。
見るべきなのは、
あなたに関心を持ってくれているかどうかです。
以前話したことを覚えている。
仕事が忙しいと言っていたら気遣ってくれる。
好きだと言った食べ物を覚えている。
次の予定を決めようとしてくれる。
こうした小さな行動のほうが、
LINEの回数よりも相手の気持ちが見えることがあります。
婚活では、言葉の多さだけではなく、
「自分との関係を進めようとしてくれているか」
を見てみてください。
「失いたくない人」は誰ですか?
それでも決められないときは、少し質問を変えてみましょう。
「誰が一番好き?」
ではなく、
「この3人のうち、明日一人から交際終了と言われたら、誰が一番寂しい?」
と考えてみてください。
意外と答えが出ることがあります。
会えなくなることを想像したときに、
「あ、この人とはもう少し話したかった」
と思う人。
その人は、あなたの中ですでに少し特別な存在になっているのかもしれません。
逆に、
「いい人なんだけど、終わっても仕方ないかな」
と感じるなら、
条件では高評価でも、気持ちはそこまで動いていない可能性があります。
迷っているからといって、すぐ一人に決めなくてもいい
ここも大切です。
仮交際になったからといって、すぐに一人に決めなければいけないわけではありません。
まだ2回、3回しか会っていないのであれば、
わからなくて当然です。
プロフィールを見ただけで結婚相手が決まるなら、婚活はもっと簡単です。
実際には、
何度か会う。
話してみる。
少し深い話をする。
相手の考え方を知る。
その積み重ねの中で、
「この人ともう少し一緒にいたい」
という気持ちが育っていきます。
だから、無理に順位をつけなくても大丈夫です。
ただし、
「決められないから」
と何か月も同じ状態を続けるのはおすすめしません。
時間が経つほど、それぞれの相手の気持ちも進んでいくからです。
一定のタイミングで、
「自分は誰との関係を深めたいのか」
を考えることは必要になります。
最後に見るのは、スペックではなく「二人の関係」
婚活をしていると、どうしても条件に目が向きます。
年齢。
年収。
仕事。
学歴。
住んでいる場所。
見た目。
もちろん、どれも無視する必要はありません。
でも結婚するのは、
条件ではなく人です。
そしてもっと正確に言えば、
「その人」だけを見るのではなく、
「その人と自分で、どんな二人になれるか」
を見ることが大切です。
話していて楽しい。
一緒にいて落ち着く。
自分を大切にしてくれる。
こちらも相手を大切にしたいと思える。
意見が違っても話ができる。
少しずつでも、二人の距離を縮めようとしてくれる。
そうした小さな積み重ねの先に、結婚があります。
仮交際が3人いると、
「一番条件がいい人を選ばなければ」
と思ってしまうかもしれません。
でも、本当に探しているのは、
一番点数の高い人ではないはずです。
これから先、
嬉しいことも、
大変なことも、
何でもない普通の日も。
一緒に過ごしていけそうな人。
婚活で迷ったときこそ、
相手を比較するだけではなく、
「私はこの人といるとき、どんな自分になっているだろう」
と考えてみてください。
その答えの中に、
結婚相手を選ぶヒントが隠れているかもしれません。