婚活で一番もったいないのは、断られることではなく
- 男性向け
- 女性向け
- 婚活のコツ
婚活で一番もったいないのは、断られることではなく「会わないこと」
婚活をしていると、
「この人はちょっと違うかな」
「写真の印象が好みじゃない」
「年齢が少し上だから……」
「プロフィールを読んだけど、あまりピンとこない」
そんなふうに、会う前からお断りしてしまうことがあります。
もちろん、誰とでも会えばいいわけではありません。
結婚相手を探しているのですから、譲れない条件があるのは当然です。
でも、婚活カウンセラーとしてたくさんの方を見ていると、時々思うことがあります。
「その人、本当に会ってみる価値がない人ですか?」
と。
実は、婚活で一番もったいないのは、断られることではありません。
**「会っていないのに、自分で可能性を消してしまうこと」**です。
写真だけでは、人柄はわからない
婚活では、プロフィール写真がとても重要です。
第一印象を左右しますし、写真を見て「会ってみたい」と思ってもらうことも大切です。
でも……
写真って、たった一枚です。
その人の声も聞こえません。
笑い方もわかりません。
話すテンポもわかりません。
人への接し方もわかりません。
困ったときにどうする人なのかもわかりません。
ましてや、結婚生活で大切になる
「一緒にいて安心できるか」
「会話が自然に続くか」
「価値観の違いを話し合えるか」
なんて、写真一枚では判断できません。
だからこそ、
「写真がタイプじゃない=合わない人」
とは限らないのです。
「条件」は大切。でも、条件だけでは結婚できない
もちろん、条件を確認することは大切です。
年齢、住んでいる場所、仕事、年収、結婚歴、子どもについての考え方など。
結婚生活に関わる重要なことは、最初からきちんと確認したほうがいいでしょう。
ただ、条件が増えすぎると、いつの間にか相手を「人」ではなく「項目」で見るようになることがあります。
年収○○万円以上。
身長○○cm以上。
年齢は○歳まで。
大卒。
長男は避けたい。
都内在住。
休日が土日。
お酒を飲まない。
タバコを吸わない。
もちろん、これらに理由があるなら、それ自体が悪いわけではありません。
でも、条件を一つずつ増やしていくと、
「条件は完璧なのに、なぜか好きになれない」
ということも起こります。
反対に、
「最初はタイプじゃなかったけれど、話してみたらすごく楽しかった」
ということもあります。
婚活では、この「実際に会ってみないとわからない部分」が意外と大きいのです。
「もっといい人がいるかも」が、出会いを遠ざける
もう一つ、婚活でよくあるのが、
「もっといい人がいるかもしれない」
という気持ちです。
たしかに、結婚相談所ではたくさんの方と出会うことができます。
だからこそ、比較もできます。
「この人より年収が高い人がいるかも」
「もっと若い人がいるかも」
「もっと見た目が好みの人がいるかも」
「もっと話が合う人がいるかも」
そう考えているうちに、目の前の人とのご縁を見送ってしまう。
そして次の人を探す。
また比較する。
また迷う。
気がついたら、たくさんのプロフィールを見たのに、誰とも会っていない。
これでは、婚活が前に進みません。
「会う」と「結婚する」は別の話
ここは、とても大切です。
お見合いをすることは、その人と結婚することではありません。
「ちょっと話してみようかな」
そのくらいの気持ちで大丈夫です。
実際に会ってみて、
「やっぱり違った」
と思ったら、お断りすればいい。
もちろん、会う前から明確に「違う」と判断できる条件なら、無理に会う必要はありません。
でも、
「なんとなく」
「写真がタイプじゃない」
「プロフィールだけではピンとこない」
という理由だけなら、一度会ってみるという選択肢もあります。
会ってみた結果、違うとわかったなら、それも前進です。
なぜなら、
「この人ではなかった」
ということが、実際の経験としてわかったからです。
断られることを怖がりすぎなくていい
そして、もう一つ。
婚活では「断られること」を怖がってしまう方もいます。
申し込んだら断られるかもしれない。
お見合いをしたら断られるかもしれない。
交際になっても、途中で断られるかもしれない。
たしかに、傷つくことはあります。
婚活は、いつも楽しいことばかりではありません。
でも、
断られた=あなたに価値がない
ではありません。
人にはそれぞれ好みがあります。
タイミングがあります。
結婚に対する考え方があります。
相手が求めているものと、あなたが持っているものが違った。
ただ、それだけのこともたくさんあります。
だから、断られることを恐れて動かなくなるより、
「合わなかったら、それも一つの答え」
くらいに考えてみてください。
婚活は「減点方式」ではなく「発見方式」で
プロフィールを見ながら、
「ここがダメ」
「ここも気になる」
「ここも理想と違う」
と減点していく婚活は、とても疲れます。
それよりも、
「この人はどんな人なんだろう?」
「この趣味、私も好きかも」
「仕事を大切にしている人なんだな」
「話してみたら意外と面白いかもしれない」
そんなふうに、少しだけ「知ってみる」という視点を持ってみてください。
もちろん、無理に好きになる必要はありません。
結婚する相手を決めるのですから、慎重でいい。
ただし、
慎重であることと、最初から可能性を閉じることは違います。
もしかしたら、あなたが探している人は「タイプ」ではないかもしれない
婚活を始めると、
「私はこういう人が好き」
という理想が明確になります。
それは素敵なことです。
でも、人生を一緒に歩く相手が、必ずしも「今まで好きになったタイプ」と同じとは限りません。
今までとは違うタイプ。
最初は何とも思わなかった人。
写真では惹かれなかった人。
プロフィールを見ても特別な印象がなかった人。
そんな人と話しているうちに、
「なんだか落ち着く」
「一緒にいると無理をしなくていい」
「この人といると自然体でいられる」
そんな感覚が生まれることがあります。
結婚生活で大切なのは、恋愛のスタート地点での強烈なドキドキだけではありません。
一緒に笑えること。
困ったときに支え合えること。
違う意見を話し合えること。
安心して自分でいられること。
そういうものも、長い結婚生活では大切になってきます。
「会ってみる」は、あなたの可能性を広げる一歩
婚活で大切なのは、
「誰と結婚するか」をすぐに決めることではありません。
まず、
「誰と会ってみるか」
です。
会ってみなければわからないことがあります。
話してみなければわからないことがあります。
一緒に過ごしてみなければ見えない魅力があります。
だから、
「絶対に違う」
という理由がないのであれば、
「一度、話してみようかな」
という選択肢を持ってみてください。
断られることは、婚活の終わりではありません。
でも、会わないことは、その人との可能性をそこで終わらせてしまいます。
あなたの未来の相手は、プロフィール画面の中ではなく、その先にいるかもしれません。
だからこそ、時には条件を少し横に置いて、
「この人、実際に会ったらどんな人なんだろう?」
から始めてみませんか?
婚活は、完璧な人を探す旅ではありません。
「一緒に人生を歩める人」を見つける旅です。
そして、その出会いは意外と、
「最初はタイプじゃなかった」
ところから始まるのかもしれません。