条件を下げれば結婚できるは間違い。下げる条件・残す条件
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条件を下げれば結婚できるは間違い。下げる条件・残す条件
婚活をしていると、一度はこんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
「もう少し条件を下げたほうがいいですよ」
「理想が高すぎるんじゃないですか?」
「年齢や年収を気にしすぎでは?」
確かに、条件を広げたことで出会いが増え、婚活が進みやすくなることはあります。
でも、ここで注意したいのは、
“条件を下げる”ことと、“条件を整理する”ことはまったく違う
ということです。
何でもかんでも妥協すればいいわけではありません。
むしろ、結婚後の生活に大きく影響する条件まで下げてしまうと、婚活中はうまくいっても、結婚後に苦しくなる可能性があります。
大切なのは、
「下げてもいい条件」と
「絶対に残す条件」を分けること。
今回は、婚活で条件を見直すときに知っておきたい考え方についてお話しします。
条件を下げるほど結婚しやすい、は本当?
婚活では、条件が多いほど対象になる人は少なくなります。
たとえば、
・年収600万円以上
・身長175cm以上
・大卒
・初婚
・同年代
・土日休み
・転勤なし
・見た目も好み
・会話が楽しい
・家事もできる
一つひとつを見ると、
「そこまで高望みではない」
と感じるかもしれません。
しかし、全部を同時に満たす人となると、人数は一気に減ります。
ここで、
「じゃあ全部下げればいいんですね」
となるのは少し違います。
本当に必要なのは、
条件を減らすことではなく、重要度をつけること
です。
婚活が長引いている人の中には、条件が多いことよりも、
「全部が同じくらい大切」
になっている人がいます。
身長も大事。
年収も大事。
見た目も大事。
居住地も大事。
趣味も大事。
学歴も大事。
全部譲れない。
こうなると、選択肢は当然狭くなります。
でも、結婚生活を想像してみると、すべてが同じ重さでしょうか。
ここを整理することが大切です。
下げてもいい条件① 身長・見た目など「好み」の部分
婚活で最初に見直しやすいのが、見た目です。
身長。
体型。
髪型。
服装。
顔立ち。
もちろん、どうしても生理的に受け入れられない相手と無理に会う必要はありません。
ただ、
「タイプではない」
と
「一緒にいられない」
は別です。
婚活では、写真を見た瞬間に強く惹かれる相手だけを選び続けると、候補がかなり限られます。
実際には、
最初は普通だったけれど、話しているうちに好きになった。
笑った顔がだんだん好きになった。
一緒にいる安心感が魅力に変わった。
ということもあります。
恋愛では「見た目が好み」が大きな入口になります。
でも結婚では、
「毎日一緒にいて疲れない」
「安心できる」
「尊敬できる」
といった要素の比重が高くなります。
見た目の条件は、
“絶対条件”ではなく“加点条件”
として考える余地があります。
下げてもいい条件② 年収の数字だけを見ること
婚活では年収を気にする人も多いです。
これは決して悪いことではありません。
結婚生活とお金は切り離せないからです。
ただし、
「年収700万円以上」
という数字だけを見ると、本質を見失うことがあります。
年収が高くても、
浪費が激しい。
借金がある。
貯金がない。
家計の話を嫌がる。
お金の使い方が極端。
こういう人もいます。
逆に、年収が少し低くても、
堅実に貯金している。
共働きに理解がある。
家計を一緒に考えられる。
生活水準が自分と近い。
という人もいます。
結婚で大切なのは、
「いくら稼いでいるか」
だけではなく、
「どう使う人か」
です。
年収という数字は条件として少し広げても、
金銭感覚や生活力はしっかり見る。
この切り分けが重要です。
下げてもいい条件③ 学歴や職業ブランド
「大卒以上」
「大手企業」
「公務員」
「医師」
「士業」
こうした条件を持つ人もいます。
もちろん、学歴や職業は生活の安定性を見る一つの材料です。
ただ、それ自体が結婚生活の幸せを保証するわけではありません。
肩書きが立派でも、家庭に無関心な人はいます。
社会的には優秀でも、話し合いができない人もいます。
婚活ではどうしても、
“プロフィールで分かるもの”
に目が行きます。
でも結婚後に重要になるのは、
プロフィールに書かれていない部分です。
困ったときに逃げないか。
相手の意見を聞けるか。
感情的になったときに話し合えるか。
家族を大切にするか。
こうした部分のほうが、長い結婚生活では大きな意味を持ちます。
では、絶対に残したほうがいい条件は何か?
ここからが大切です。
婚活で条件を広げるときに、
絶対に削らないほうがいいものがあります。
絶対残す条件① 自分を尊重してくれること
結婚生活で最も大切な条件の一つです。
こちらの話を最後まで聞く。
嫌だと言ったことを無理強いしない。
仕事や趣味を馬鹿にしない。
意見が違っても人格まで否定しない。
こうしたことは、年収や見た目以上に重要です。
デート中から、
「それくらい普通でしょ」
「そんなこと気にする?」
と気持ちを軽く扱う人は要注意です。
結婚したから急に尊重してくれるようになるとは限りません。
むしろ、交際中に見えている態度は、結婚後に強く出ることがあります。
絶対残す条件② 話し合いができること
結婚すれば、必ず意見の違いが出ます。
住む場所。
お金。
家事。
仕事。
親との関係。
子ども。
休日の過ごし方。
どれだけ相性が良くても、全部一致することはありません。
だからこそ、
違ったときにどうするか
が大切です。
黙り込む。
逃げる。
怒鳴る。
無視する。
「俺は悪くない」「私は悪くない」で終わる。
こうした相手とは、小さな問題が大きな問題になりやすくなります。
一方、
「どうしたら二人とも納得できるかな」
と考えられる人なら、多少価値観が違っても関係を作っていけます。
結婚相手に必要なのは、
価値観が100%同じ人ではなく、
価値観が違ったときに話し合える人
です。
絶対残す条件③ 安心できること
婚活で意外と軽視されやすいのが、
「安心感」です。
ドキドキする。
刺激がある。
追いかけたくなる。
こうした感情は恋愛では強く感じます。
でも、
連絡が来るかいつも不安。
突然冷たくなる。
予定が決まらない。
気持ちを確認しないと安心できない。
そんな関係が結婚向きとは限りません。
むしろ、
LINEの返信が遅くても不安にならない。
予定変更があっても説明してくれる。
自分の気持ちを伝えられる。
沈黙していても気まずくない。
こうした安心感は、結婚生活ではとても大きな価値があります。
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絶対残す条件④ 誠実さ
嘘をつかない。
約束を守る。
悪いことをしたら謝る。
連絡できないときは説明する。
これは非常に基本的なことですが、だからこそ重要です。
婚活では、
「条件がいいから」
という理由で、小さな不誠実さを見逃してしまうことがあります。
でも、
年収は高い。
見た目もいい。
話も面白い。
それでも、平気で嘘をつく人なら、結婚後は不安が続きます。
誠実さは、数字では測れません。
しかし、結婚生活の安心を作る土台になります。
⸻
絶対残す条件⑤ 自分が無理をしなくていいこと
婚活では、
「選ばれたい」
という気持ちが強くなることがあります。
相手に合わせる。
嫌われないようにする。
自分の意見を言わない。
疲れていても会う。
本当は嫌なのに笑う。
これを続けると、
相手には好かれても、自分が苦しくなります。
結婚は一時的なデートではありません。
長い生活です。
その相手といるとき、
自分らしくいられるか。
無理に良く見せなくていいか。
疲れたと言えるか。
嫌なことを嫌と言えるか。
ここは絶対に削らないほうがいい条件です。
条件は「3段階」に分けると整理しやすい
おすすめなのは、条件を3つに分ける方法です。
① 絶対条件
これがなければ結婚生活が苦しくなるもの。
たとえば、
・誠実
・話し合いができる
・金銭感覚が大きく違わない
・子どもについての希望が近い
② 希望条件
あればうれしいけれど、絶対ではないもの。
・年収
・身長
・学歴
・職業
・趣味
・居住地
③ あったらラッキー条件
・顔が完全にタイプ
・同じアーティストが好き
・旅行好き
・料理が得意
この3つを全部「絶対条件」にしてしまうと、婚活は非常に苦しくなります。
逆に、全部捨ててしまえばいいわけでもありません。
自分の幸せに直結する条件だけは残す。
これが大切です。
条件を下げる婚活ではなく、条件を深くする婚活へ
婚活で必要なのは、
「もっと妥協しなさい」
ということではありません。
年収700万円を500万円にする。
身長175cmを170cmにする。
年齢差を広げる。
それだけでは、本質的な改善にならないこともあります。
大切なのは、
なぜその条件が必要なのかを考えること。
年収が高い人がいい。
なぜ?
安心した生活を送りたいから。
では必要なのは年収の数字なのか。
それとも、安定した仕事や金銭感覚なのか。
高身長の男性がいい。
なぜ?
頼もしさを感じるから。
では、本当に必要なのは身長なのか。
それとも、落ち着きや包容力なのか。
条件の奥にある、
「自分がどういう結婚生活を送りたいか」
まで考えると、相手選びは変わってきます。
婚活で削るべきなのは「条件」ではなく「思い込み」かもしれない
「大卒じゃないと話が合わない」
「年収600万円ないと生活できない」
「年下じゃないと恋愛対象にならない」
「初婚じゃないと幸せになれない」
それは本当に事実でしょうか。
もしかすると、
過去の経験。
周囲の価値観。
世間体。
SNS。
そうしたものから作られた思い込みかもしれません。
婚活で必要なのは、
自分を無理に納得させる妥協ではありません。
幸せになるために必要なものと、なくても幸せになれるものを分けること。
条件を下げたから結婚できるのではありません。
条件を整理できたから、今まで見えていなかった人が見えるようになる。
そして最後に残すべきなのは、
年収でも、
身長でも、
学歴でもなく、
その人と一緒にいる自分を好きでいられるか。
困ったときに話し合えるか。
安心して人生を任せ合えるか。
そこなのだと思います。
婚活で目指すのは、
「条件のいい人との結婚」ではありません。
自分にとって、いい結婚ができる人との出会いです。