婚活は、もうダメだと思ってからが本番です
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婚活は、もうダメだと思ってからが本番です
婚活を続けていると、ふと心が折れそうになる瞬間があります。
申し込んでも断られる。
お見合いをしても次につながらない。
交際が始まっても、気づけば終了している。
最初は前向きだったはずなのに、少しずつ自信がなくなり、
「私は結婚できないのかもしれない」
「もう婚活をやめたほうが楽なのではないか」
「これ以上、傷つきたくない」
そんな気持ちになることもあるでしょう。
けれど、私たちはこう考えています。
婚活は、もうダメだと思ってからが本番です。
もちろん、苦しい気持ちを我慢し続けるという意味ではありません。
心が疲れているときは、休むことも必要です。
無理に笑ったり、前向きなふりをしたりする必要もありません。
ただ、婚活が思うように進まないときには、自分自身のことを深く知る大切なヒントが隠れています。
順調なときには見えなかったものが、うまくいかなくなったときに初めて見えてくるのです。
最初の婚活は、自分の希望を確かめる時間
婚活を始めたばかりの頃は、多くの人が相手に求める条件を考えます。
年齢、年収、職業、学歴、居住地、見た目、趣味。
もちろん、条件を考えることが悪いわけではありません。
結婚は生活ですから、将来を考えるうえで大切な条件もあります。
しかし、婚活を続けていく中で、最初に考えていた条件が、本当に自分の幸せにつながるものなのか分からなくなることがあります。
条件は理想的なのに、一緒にいて落ち着かない。
話は合うはずなのに、なぜか心が動かない。
反対に、条件から少し外れているのに、自然体で話せる。
こうした経験を重ねることで、自分が本当に大切にしたいものが少しずつ見えてきます。
婚活の前半は、相手を探す時間であると同時に、自分の結婚観を知る時間でもあるのです。
うまくいかないと、自分を否定したくなる
お見合いや交際が終了すると、多くの人は理由を自分の中に探します。
「見た目が良くなかったのかもしれない」
「会話がつまらなかったのではないか」
「年齢のせいかもしれない」
反省することは大切です。
しかし、すべてを自分の欠点として受け止める必要はありません。
恋愛や結婚は、試験ではありません。
正しい答えを書けば必ず合格できるものでもなく、努力した分だけ結果が返ってくるものでもありません。
どれほど誠実に向き合っても、相性が合わないことはあります。
どちらかが悪いのではなく、求める関係や人生の方向が違っていた。それだけの場合も多いのです。
婚活では、断られた回数よりも、断られた経験をどう受け止めるかが大切です。
「私は選ばれなかった」と考えるのか。
それとも、
「お互いに違う未来を求めていた」
と考えるのか。
この受け止め方によって、次の出会いに向かう気持ちは大きく変わります。
「もうダメ」と思ったときに見直したいこと
婚活が苦しくなったとき、ただ活動量を増やせばいいわけではありません。
申し込み件数を増やし、お見合いの予定を詰め込み、休む間もなく人に会い続ける。
一見すると頑張っているように見えますが、心が疲れた状態では、相手の良さに気づけなくなることがあります。
会う前から、
「今回もどうせダメだろう」
「また断られるかもしれない」
と考えてしまえば、本来の自分らしさも出にくくなります。
そんなときは、活動を増やすよりも、一度立ち止まってみてください。
自分はどんな相手といると安心できるのか。
どんな家庭を築きたいのか。
どんなときに婚活が苦しくなるのか。
相手に求めるばかりで、自分から心を開けているか。
婚活が止まったように感じる時期は、自分を整え直す時間です。
遠回りに見えても、この時間が次の出会いを変えることがあります。
条件ではなく、関係を見る
婚活が長くなると、効率よく相手を判断したくなります。
プロフィールを見て、会う前から結論を出す。
一度の会話で、結婚相手としてありかなしかを決める。
時間を無駄にしたくない気持ちは分かります。
しかし、人の魅力は、プロフィールだけでは分かりません。
初対面では緊張して話せなかった人が、二度目にはよく笑うこともあります。
口数が少ない人が、実は誰よりも誠実だったということもあります。
派手な言葉は使わなくても、行動で大切にしてくれる人もいます。
婚活では、すぐに好きになれる相手を探す人が多いですが、安心や信頼は、時間をかけて育つものです。
「ドキドキしなかったから違う」と結論を急ぐ前に、
「もう一度会ったら、何か違って見えるかもしれない」
という余白を持つことも大切です。
本番とは、完璧になることではありません
「もうダメだと思ってからが本番」と聞くと、もっと努力しなければならないように感じる人もいるかもしれません。
しかし、本番とは、無理をすることではありません。
自分を取り繕うのをやめることです。
嫌われないように合わせすぎる。
断られないように本音を隠す。
相手に選ばれるために、理想の自分を演じる。
それでは、たとえ交際が始まっても苦しくなります。
婚活の本番は、
「私はこういう人間です」
「こんな関係を築きたいです」
「苦手なこともあるけれど、誠実に向き合いたいです」
と、少しずつ自分を見せられるようになったときに始まります。
完璧な人だから愛されるのではありません。
弱さや不器用さを抱えながらも、相手と向き合おうとする人だからこそ、信頼されるのです。
休むことも婚活の一部
どうしても疲れたときは、休んでください。
活動を止めたら遅れてしまう。
年齢を考えると休んでいる場合ではない。
そう不安になることもあるでしょう。
しかし、心が壊れてしまうほど頑張る必要はありません。
休むことは、諦めることではありません。
自分の気持ちを整え、また誰かを大切にできる状態に戻るための時間です。
婚活では、前に進むことだけが正解ではありません。
立ち止まることも、振り返ることも、方向を変えることも、すべて必要な活動です。
大切なのは、疲れている自分を責めないことです。
あなたの婚活は、まだ終わっていません
今、婚活がうまくいっていないとしても、それだけで未来が決まるわけではありません。
今日断られたからといって、明日出会う人との可能性まで消えるわけではないのです。
これまでの出会いが結婚につながらなかったとしても、無駄だったわけではありません。
自分が傷つく言葉を知った。
安心できる相手の特徴を知った。
自分の本音を言えない癖に気づいた。
条件より大切にしたいものが見えてきた。
それらはすべて、次の出会いに生かされます。
婚活は、成功と失敗を繰り返しながら、自分に合う関係を探していく時間です。
うまくいかなかった経験があるからこそ、次に出会った人の優しさに気づけることもあります。
一度心が折れたからこそ、相手の不安にも寄り添えるようになることもあります。
もうダメだと思ったときは、終わりではありません。
これまでのやり方ではなく、自分らしい婚活を始める合図なのかもしれません。
焦らなくて大丈夫です。
誰かと比べる必要もありません。
あなたには、あなたの速度があります。
ただ一つ、忘れないでほしいことがあります。
結婚するために、自分を嫌いにならないでください。
婚活は、自分の価値を証明する場所ではありません。
あなたと一緒に生きたいと思う人を探す場所です。
そして同時に、あなた自身も、
「この人と一緒に歩いていきたい」
と思える相手を見つける場所です。
だからこそ、もうダメだと思った日から、婚活は変わり始めます。
条件だけで人を見る婚活から、心を知ろうとする婚活へ。
選ばれることばかりを考える婚活から、自分も相手を大切に選ぶ婚活へ。
無理をして続ける婚活から、自分の心を守りながら進む婚活へ。
あなたの婚活は、まだ途中です。
もしかすると、本当の意味での婚活は、ここから始まるのかもしれません。
婚活は、もうダメだと思ってからが本番です。