婚活で本当に大切なのは「話し方」ではなく「聞き方」
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婚活では、「会話が苦手です」「何を話せばいいか分かりません」という悩みをよく耳にします。しかし、実は会話で本当に大切なのは「上手に話すこと」ではありません。大切なのは、「相手の話をどう聞くか」です。
私たちは普段、「相手の話はちゃんと聞いている」と思っています。しかし、「聞こえること」と「聞くこと」は全く別のものです。
例えば、テレビをつけたままスマートフォンを見ていると、ニュースキャスターの声は耳に入っていますが、内容はほとんど覚えていないことがあります。これは「聞こえていた」だけで、「聞いていた」わけではありません。
人との会話でも同じです。相手が話している間に、「次は何を話そう」「この人はこういうタイプかな」「今日の仕事はどうしよう」など、自分の考えが頭の中を巡っていることはありませんか。
言葉は耳に届いていても、その意味を十分に受け取れていないことは意外と多いのです。
「聞く」とは相手の世界を理解すること
本当に聞くということは、単に言葉を受け取ることではありません。
例えば、相手が「最近あまり眠れないんです」と話したとします。
その一言だけでは、本当の理由は分かりません。
仕事のストレスかもしれませんし、家族のこと、将来への不安、恋愛の悩み、あるいは体調の問題かもしれません。
そこで、「何かあったんですか?」「いつ頃からですか?」「どんなことが一番気になっていますか?」と相手に寄り添いながら話を深めていくことで、その人の考えや気持ちが少しずつ見えてきます。
聞くとは、相手の言葉の奥にある思いや背景を理解しようとする姿勢なのです。
人は意外なほど「聞くこと」が苦手
実は、人間の脳は聞くことが得意ではありません。
人が話す速度よりも、脳が情報を処理する速度の方が何倍も速いため、会話中には脳に「空き時間」が生まれます。
その間に私たちは、
・次に何を話そう
・この話には賛成できないな
・昨日の仕事はどうだったかな
と、別のことを考え始めてしまいます。
さらに脳は、「予測する機械」とも言われています。
相手が「昨日会社でね……」と言った瞬間に、「上司の話かな」「失敗した話かな」と勝手に続きを想像してしまいます。
すると、実際の話ではなく、自分が想像した内容を聞いてしまい、本当の話を聞き逃してしまうことがあります。
人間関係のすれ違いは、「聞かなかった」ことよりも、「分かったつもりになった」ことから生まれるケースが少なくありません。
沈黙を恐れないことも聞く力
初対面やお見合いでは、沈黙になると焦ってしまう方も多いでしょう。
「何か話さなければ」と思い、次々に話題を探してしまいます。
しかし、沈黙は決して悪いものではありません。
相手が考えを整理している時間であり、気持ちを言葉にしようとしている時間でもあります。
本当に聞ける人は、その沈黙を急いで埋めようとはしません。
相手が安心して話せるまで待つことができる人ほど、「この人と一緒にいると話しやすい」と感じてもらえるのです。
良い聞き手は質問が上手
聞き上手な人は、質問の仕方も上手です。
例えば、
「つまり○○だったんですよね?」
という質問は、相手の答えをこちらの考えに誘導してしまいます。
一方で、
「そのときはどんなお気持ちでしたか?」
「何が一番印象に残っていますか?」
「もう少し詳しく教えていただけますか?」
という質問は、相手が自分の気持ちを整理しながら話せるため、会話が自然と深まります。
質問は答えを当てるためではなく、相手を理解するためにするものです。
聞くことは最大の敬意
人は、自分の話を最後まで真剣に聞いてくれる相手に安心感を覚えます。
それは、「話を聞いてもらえた」というだけではなく、「自分を大切に扱ってくれている」と感じるからです。
逆に、話の途中で遮られたり、自分の話ばかりされたりすると、「あまり興味を持たれていないのかな」と感じてしまいます。
聞くことは単なる情報収集ではなく、「あなたを尊重しています」というメッセージでもあるのです。
婚活では「何を話すか」より「何を聞くか」
お見合いや初回デートでは、「会話を盛り上げなければ」と考えがちです。
しかし、本当に大切なのは「何を話すか」ではなく、「何を聞くか」です。
例えば、相手が「休日はカフェ巡りが好きなんです」と話したら、
「どんな雰囲気のお店がお好きなんですか?」
「最近行って良かったお店はありますか?」
「カフェ巡りが好きになったきっかけは何だったんですか?」
と興味を持って質問してみてください。
相手は、「この人は自分に関心を持ってくれている」と感じ、自然と会話が弾みます。
実際に成婚された会員様からも、「一緒にいて自然に話せた」「話をしっかり聞いてくれた」「安心して自分らしくいられた」という理由で交際を決めたというお話を数多く伺います。
婚活では、話し上手な人が選ばれるとは限りません。
相手を理解しようと耳を傾けられる人こそ、信頼され、選ばれていきます。
ステラノットでも、会話のテクニックだけではなく、「相手を理解する聞き方」を大切にしたサポートを行っています。
次のお見合いやデートでは、「何を話そう」ではなく、「相手のことをもっと知るために、どんなことを聞こう」という気持ちで臨んでみてください。
その小さな意識の変化が、二人の距離を大きく縮めるきっかけになるはずです。