🏠 家 & 家族 👪
人が生きていくうえで欠かせないのが生活の場としての「家」
厳しい自然の中で人間とは弱いもの、私たちを雨・風・暑さ・寒さから守ってくれます。
普段「家」に感謝することはあまりなくても、「帰る家」があるというのは素晴らしいこと、
「迎えてくれる人」がいたらなおさらですよね!
令和元年の今年後半、我が家は建て替えをすることとなりました。
子供の頃から住み慣れているとはいえ築40年以上、さすがに老朽化が激しく、
よもやリフォームの段階ではなくなってしまったのです。💦
最初は仮住まいへの転居のため、膨大な量のあと片付けと整理に追われ、山のような
段ボールと限りない処分品にうんざりし、「あ~、引っ越したほうが楽だったなあ。」などと
愚痴ばかりが先行する有様。
ものを捨てられなかった親たちと、なんでも潔く残して行った娘の残留品に
「あ~、何で私ばかりこんな目に・・・」と恨み節も炸裂。
でも、日一日と片付けが進み、家の中がガランとしてくるにつけ、なんだか「家」が
今更ながらいとおしく、感謝の念と寂寥感とが沸々と湧き上がってきたのです。
考えてみると、こんなに長きにわたり、物言わず優しく家族の毎日をただただ見守って
くれていたのだと感謝の想いでいっぱいになったのです。
こんな経験、皆さんもありますか?
だからこそ、思いませんか?
「家」に守られてこその家族、「家族」が住んでこその家、
ならば「家族」が元気に仲良く暮らすことこそ、何よりの家への恩返しだと。
「家」は購入するにしても借りるにしても決して安価ではありませんよね。
でも、ひたすら家族を守り続けてくれます。
だからこそ、大切にしながら、日々穏やかに暮らせるように努力していかなくては、
そんなふうに思います。
今は両親が亡くなり、娘は独立して行ったけれど、この「家」で出来た家族との沢山の
想い出を忘れることなく、また新しくパートナーと新しい家で、今後の人生を元気に
朗らかに穏やかに生きていきたい、今、心からそう思っています。