親と同居してると婚活に不利？

「自立できてない」という懸念

婚活において、「親と同居している人」を避けた方がよい、という意見がよくあります。

経済的にも精神的にも親から自立できていないのじゃないか？というのがその理由のようです。

婚活のためには一時でも独り暮らしを始めた方がよい、という考えまであるようですが、単純にそうとばかりはいえません。

親と同居している＝親に依存している

独り暮らし＝自立している

とは単純に言えない場合も多いです。

同居、独り暮らしのメリットデメリット

独り暮らしはお金もかかりますが、何より自由を謳歌できるというメリットがあります。

反面、親や家族と同居するということは、家族とはいえ、自分以外の人とも協調し協力し合って暮らすことになりますので、実は煩わしいこともたくさんあります。

また親と同居だから生活費は全て親がかり、という場合ばかりではないはずです。

独り暮らしよりは将来のための貯金がしっかりできる、というのも大きなメリットです。

結婚とは自分以外の人、しかも血縁でもない他人と一緒に共同生活をすることですので、独り暮らしが長い人が「他人との共同生活」になじむのは結構大変です。

いざとなると、「たとえ恋人でも同じ部屋、空間に四六時中いられるのは無理！」という人は意外に多いのです。

結局親との同居は婚活に不利？

ただし、親もそのうち歳を取り、色々と子供のサポートが必要な状態になります。

そうなったときに子供と同居していると親も子供に甘えてしまい、「共依存」の関係にもなりかねません。

そんなことが懸念されるのであれば30代前半くらいまでには結婚の予定がなくても親元を出て世帯を独立させることには意味があると思います。

親との同居、独り暮らし、どちらがどう婚活に有利、不利ということよりも、自分がこの先どのように親と関わっていくべきか、ちゃんと考えたうえで自分で決めたことに自信をもって婚活に励むことができれば、それでいいと思います。