同年代婚が増えている理由|IBJ成婚白書を読み解く
- 男性向け
- 女性向け
- 婚活のコツ
一回り上が心地よかった私が、年齢差ではなく“未来の暮らし”で考えるようになった理由
婚活をしていると、
「やっぱり年上男性がいいです」
そんな声を聞くことがあります。
実は、私自身も20代のころは
一回りくらい上の男性が心地いいな、と感じていた時期がありました。
✓ 安心感がある
✓ 経済的な余裕がある
✓ 経験値がある
✓ 落ち着いて見える
あの頃は、そういうものに
とても魅力を感じていた気がします。
でも今振り返ると、
それはまだ
“結婚を現実として考える前”の感覚だったのかもしれません。
恋愛として惹かれることと、
結婚生活を具体的に思い描けることは、
やっぱり少し違うんですよね。
最近、IBJ結婚みらい研究所の成婚白書を読んでいて、
まさにそのことを改めて感じました。
今の婚活は、
「年上なら安心」よりも、
一緒に暮らす現実を描けるかどうか
に、軸が移ってきているのだと思います。
夫婦の年齢差→2.77歳
令和の婚活では、夫婦の年齢差が縮まっているそうです
IBJの成婚白書によると、
成婚カップルの平均年齢差は、
2017年の4.23歳から2025年には2.77歳へ。
なんと、8年間で、約1.5歳も縮まっているとのこと。
つまり今は、
「男性がかなり年上」が当たり前ではなくなってきていて、
“夫が2〜3歳年上”くらいが、むしろ標準的な姿
になってきているということなんですよね。
昔はどこかで、
✓ 男性が年上のほうが自然
✓ 男性が引っ張るもの
✓ 男性のほうが人生経験があって安心
そんな空気が今より強かった気がします。
でも今は、
年齢そのものよりも、
✓ 価値観が近いか
✓ 生活スタイルが近いか
✓ 会話のテンポが近いか
✓ 無理なく一緒に歩いていけるか
そういう“日常の相性”を大切にする方が、
確実に増えているのだと思います。
結婚を意識した瞬間、年齢差は“数字”ではなく“現実”に
恋愛中は、
年齢差って案外気にならないことがあります。
でも、結婚を考え始めた瞬間に、
急にいろいろなことが現実味を帯びてくるんですよね。
たとえば、
✓ 何年後に子どもを授かるのか
✓ その子が小学校に入るとき、相手は何歳か
✓ 中学、高校、大学の頃、自分たちは何歳になっているのか
✓ 定年はいつか
✓ 親の介護と重なる可能性は
✓ 自分はまだ元気でも、相手が先に老いを感じ始めることはあるのか
こういうことって、
結婚を意識しなければ、あまり考えません。
でも婚活では、
ここを考えないわけにはいかないんですよね。
なぜなら婚活は、
「今好きかどうか」だけではなく、
未来を一緒に生きられるかどうか
を見る時間だからです。
今回のIBJの成婚白書では、
「夫年上」の割合は2017年の82.6%から2025年には72.2%へ減少。
一方で、
「同年齢」は8.3%→11.1%、
「妻年上」は9.1%→16.8%へ増えていて、
同年齢または妻年上のカップルは27.8%。
つまり約4組に1組以上になっているそうです。
この変化を白書では、
「同類婚」
という言葉で表現していました。
年齢が近い=
✓ 育ってきた時代背景も、
✓ 流行っていたものも、
✓ お金の使い方も、
✓ 仕事観も、
✓ 家族観も、
案外似ていたりしますよね。
その“似ている”(=同類)って、
結婚生活ではとても大きいと思うのです。
昔の婚活は「条件」、令和の婚活は「暮らし」
昔は、
年齢差があっても
「男性がしっかりしていれば安心」
「年上男性のほうが結婚向き」
そんな価値観が今より強かったように思います。
でも令和の婚活は、
ただ年上で頼れるだけでは選ばれにくい時代です。
なぜなら今の結婚は、
誰かに守ってもらう形というより、
二人で生活を回していく形
二人で家庭をつくっていく形
だからです。
✓ 共働きも当たり前
✓ 家事育児も共有
✓ 感情のやりとりも大事
✓ 会話のテンポも大事
✓ 休日の過ごし方も大事
そうなると、
「安心感がある年上男性」
という魅力だけではなく、
「一緒に日常を無理なくつくれる相手」かどうか
が、より大切になってくるんですよね。
「何歳差か」だけじゃない
婚活で年齢差を見るとき、
単純に
「年上がいい」
「年下がいい」
で考えるよりも、
その年齢差で、どんな生活になるのか
を考えてみてほしいなと思っています。
・5年後
・10年後
・15年後
そのとき二人は何歳で、
どんな毎日を送っていたいのか。
✓ 子どもを望むのか
✓ 共働きを続けるのか
✓ 住まいはどうするのか
✓ 健康面はどうか
✓ 親との距離はどうか
✓ 老後の安心感はどうか
そこまで自然にイメージできるなら、
年の差があっても素敵なご縁だと思います。
でも、どこか引っかかるなら、
その違和感は大事にしたほうがいいかもしれませんね。
婚活は、
その小さな違和感を見て見ぬふりしないことが
とても大切だからです。
最後に
20代の頃、
一回り上の男性が心地いいなと思っていた私が、
今こうして婚活の現場に立っていて思うのは、
恋愛で惹かれることと、
結婚で安心できることは、
必ずしも同じではない
ということです。
そして令和の婚活は、
まさにそこをとても現実的に見ている時代なのだと思います。
年齢差があること自体が問題なのではなく、
そのご縁が
未来まで自然に続いていく形なのかどうか。
ここを見ていくことが、
これからますます大切になっていきそうです。
もし今、
年上がいいのかな。
同世代がいいのかな。
と迷っている方がいたら。
ぜひ
「今のときめき」だけではなく、
未来の日常まで思い描けるか
を、ひとつの軸にしてみてくださいね。
その先に、
あなたにとって本当に心地いいご縁が
見えてくるかもしれません。
ma cherie angeは、
そんな“未来まで見据えた婚活”を、
これからも大切にしていきたいと思っています。
【参考データ】
IBJ結婚みらい研究所|縮まる夫婦の年齢差。データで見る、令和の「同類婚」のリアル
https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/664/#toc-2