30代婚活女性お相手選びのヒント
結婚の平均年齢について、女性は29.4歳という結果がでています。
※平成28年『人口動態統計』確定数より
30代で婚活をしている女性の友人知人は半数以上、既婚者がいらっしゃるような状況なのではないでしょうか?
今までは、次の旅のプランを話したり、職場での悩みを相談したり、彼氏との楽しい出来事を話したりしていた友人が、結婚や出産をしてすっかり家庭の悩みや子供のこと、旦那さんのグチといった話題になることに戸惑う年齢です。
もちろん、生活が変わっても友情は続いていくので話題が変わろうと、親身になって友人の話しを聞くのですが、ここで30代婚活女性は学んでいくのです。
それは、結婚の現実。
体験していない結婚生活に対して、大きな不安があったり楽しみを見いだせない、そして慎重になる婚活女性はこのパターンが多いのです。
A子ちゃんは家事ができない男性と結婚して、苦労しているから私はそうはならないようにお相手を選ばないと!とか、B美ちゃんは旦那さんのお給料だけだと食べていけなくて大変そうだから、お相手の年収はこだわらなきゃ!とか、C絵ちゃんは出張の多い旦那さんで寂しそうだから転勤出張のないお相手がいいわ、とか。
わかりますか?
既婚者が話すたった一面だけをみて、お相手選びの範囲を狭めていっていることを。
A子ちゃんの旦那さんは確かに家事ができないかもしれません。
でも努力してお料理教室に通って、週末に夫婦でキッチンにたって新しいメニューに挑戦するという生活をしているかもしれません。
それってそんなに悪い結婚生活でしょうか?
既婚者の結婚生活へのグチは、その一面しか捉えていないことが多いのですが、それを聞いて私は失敗しないようにしなきゃと、慎重になってしまうのもよくわかります。
では、その自分の条件にピタリとあうお相手は現れるのでしょうか?
「カンペキなお相手を探す」ことに力をいれるのではなく、カンペキではないお相手を受け入れ、共に歩んでいく努力をすることです。
これは夫婦だけではなく、人間関係すべてに言えること。
結婚の面白いところは、1人で作っていた線路を2人で考えながら作っていけることにあります。
相手のカンペキではないところをどうやって愛していくか考えることができると、自然と相手も、自分の足りないところを愛してくれるようになってきます。
これが愛の循環であり、何十年連れ添う夫婦として必要な形だと思うのです。
巡り合えたご縁に向き合い、受け入れる努力をすること。
これこそ、30代婚活女性がまず身につけないといけないスキルなのではないでしょうか。