結婚相手に年収はいくら必要?
- 成婚者エピソード
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
お金の価値観、合っていますか?
「結婚相手の年収は、いくらくらいがいいですか?」
婚活をしていると、一度は考えることではないでしょうか。
500万円?
600万円?
700万円?
もちろん、結婚生活を考えれば、お金は大切です。
年収が分かれば、どんな生活ができそうか想像しやすい。
「これくらいあれば安心かな」と思える。
私は、年収という数字を見ること自体は、決して悪いことではないと思っています。
ただ、少し気になることがあります。
その数字を追いかけるうちに、「自分はどんな結婚生活をしたいのか」が見えなくなっていないかな、ということです。
年収という数字は、確かに分かりやすい
例えば、「年収600万円の人」と聞けば、なんとなく生活を想像できます。
数字があることで、安心できることもありますよね。
でも、その600万円が10年後も同じとは限りません。
上がるかもしれないし、下がるかもしれない。
会社員なのか、自営業なのかでも違います。
仕事の状況が変わることだってあります。
つまり、今見えている年収も、これから先の人生を保証する数字ではありません。
だからといって「年収なんて気にしなくていい」と言いたいわけではありません。
大切なのは、
その数字を見たあとに、もう一歩先まで考えてみること。
だと思っています。
その年収で、どんな暮らしをしたい?
例えば、
旅行にはお金をかけたい。
住む場所にはこだわりたい。
外食も楽しみたい。
子どもの教育にはしっかりお金をかけたい。
老後のために貯めたい。
できるだけシンプルに暮らしたい。
同じ年収でも、何を大切にするかによって、お金の使い方はまったく違います。
だから私は、年収だけを見るより、
「この人とは、どんな暮らしになりそう?」
と考えてみることが大切だと思っています。
「世帯年収」で考えると、また見え方が変わる
例えば、
夫600万円、妻300万円なら、世帯年収は900万円。
夫500万円、妻500万円なら、世帯年収は1,000万円。
数字だけを見ると、後者の方が多いですよね。
でも、実際の暮らしは年収だけでは決まりません。
どちらも仕事を続けるのか。
子どもができたら働き方を変えるのか。
住居費はいくらか。
旅行や趣味にどれくらい使いたいのか。
どのくらい貯金したいのか。
こうしたことによって、同じ世帯年収でも生活は大きく変わります。
だから、
「世帯年収はいくら必要?」
と考える前に、
「私はどんな暮らしをしたい?」
を考えることが大切なんだと思います。
お金の条件を考える前に、自分の未来を考えてみる
婚活では、
「相手にどれくらいの年収が必要か」
を考える前に、
「私はどんな生活をしたいんだろう?」
を考えてみてほしいんです。
例えば、
「結婚したら、家でゆっくり過ごす時間を大切にしたい」
「年に一度は旅行に行きたい」
「子どもができたら、教育にはある程度お金をかけたい」
「自分も仕事を続けたい」
「仕事より家族との時間を優先したい」
こうして考えていくと、
「だから私は、これくらいの収入が必要なんだ」
と、後から条件が見えてくることがあります。
これは、最初から
「年収○万円以上」
と決めるのとは、少し違います。
「条件」から探すのではなく、「暮らし」から考える
私自身、結婚生活を経験してきて思うのは、生活を一緒につくるうえで大切なのは、収入の数字だけではないということです。
もちろん、生活するためのお金は必要です。
でも、
「何にお金を使いたいか」
「何を大切にしたいか」
が合わないと、年収が高くても窮屈に感じることがあります。
逆に、収入の数字だけを見ると希望条件から少し外れていても、
「この人とは、こういう暮らしができそう」
と思えることもあります。
実際に、相談者様のお話を聞いていると、
「年収が希望通りか」だけでなく、
「結婚したら生活費をどうしたいか」
「共働きならどう分担したいか」
「自分の収入もどう考えていくか」
といった話の方が、結婚生活を具体的に想像するきっかけになっていることがあります。
ある女性相談者様は、最初は「年収600万円以上」という条件を気にしていました。
でも、お話を聞いていくと、本当に欲しかったのは高収入そのものではなく、
「結婚後も旅行や外食を楽しみたい」
「将来、子どもができても経済的に無理をしたくない」
という安心感でした。
別の女性相談者様は、「年収は高い方が安心」と考えていました。
ところが実際にお相手と話してみると、相手は収入の一部を趣味にかなり使うタイプ。一方、ご本人は将来のために貯金をしたいタイプでした。
「年収だけを見ていたら、たぶん気づかなかったと思います」
そう話してくださったことがあります。
ただ年収の数字を見るのではなく、
「二人で働いたらどうなる?」
「どんな生活なら無理がない?」
と考えられるようになります。
条件が変わったというより、自分が求めていたものが分かった。
私は、こういう整理が婚活では大切だと思っています。
お金の価値観は、結婚後の生活に表れる
年収が同じくらいでも、お金の価値観が合うとは限りません。
例えば、
貯めたい人 × 今を楽しみたい人
旅行や外食にお金を使いたい人と、将来のためにできるだけ貯めたい人。
付き合っている間は、それぞれのお金なので気にならなくても、結婚すると「旅行に使う?それとも貯金する?」と、生活の中で意見が分かれる場面が
増えていきます。
財布を一緒にしたい人 × 別々に管理したい人
結婚したらすべて一緒にしたい人もいれば、それぞれの収入を自分で管理したい人もいます。
どちらが正しいわけではありません。
ただ、ここが違うと、「どうして全部共有してくれないの?」「自分のお金まで管理されたくない」と、お互いに窮屈さを感じることがあります。
生活費は半分ずつ × 収入に応じて負担
「夫婦なのだから半分ずつが公平」と考える人もいれば、「収入に差があるなら、負担も収入に合わせた方がいい」と考える人もいます。
これも正解があるわけではありません。
でも、結婚後の家計をどうするかという話になったとき、考え方が違えば不満につながることがあります。
だからこそ、
「この人は、どれくらい稼いでいるか」だけではなく、「この人は、お金をどう考えている人なのか」
を見ることも大切なんだと思います。
明日からできる小さなヒント
理想の暮らしを5つ書き出してみる
旅行?
住まい?
教育?
趣味?
貯金?
そのうえで、
「私は相手の年収を求めているのか、それとも、安心できる暮らしを求めているのか?」
を考えてみてください。
もう一つ、ぜひやってみてほしいことがあります。
自分のお金の使い方を1か月だけ振り返ってみる
何にお金を使ったのか。
「これは使ってよかった」と思うものは何か。
「ここは減らしてもいい」と思うものは何か。
自分のお金の使い方を知ると、自分が大切にしているものも見えてきます。
年収という数字は、相手を知るための一つの情報です。
数字があるからこそ、安心できることもあります。
でも、結婚生活をつくるのは、数字だけではありません。
その人がどんな働き方をしているのか。
お金をどう使う人なのか。
何を大切にしているのか。
そして何より、
自分はどんな人生を送りたいのか。
そこまで分かって初めて、「私にとって必要な条件」が見えてくるのだと思います。
私は、婚活で条件を持つことは悪いことではないと思っています。
ただ、条件に自分の未来を合わせるのではなく、
自分が望む未来から、必要な条件を考えてみる。
その順番のほうが、結婚相手を選ぶときに、きっと自分らしい判断ができると思うんです。