また会いたいは、どこから生まれる?
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「『いい人でした』で終わるのは、なぜ?」
お見合いが終わって、
「いい人でした」
と言われることがあります。
優しかった。
感じがよかった。
話もちゃんとできた。
それなのに、
「もう一度会いたいですか?」
と聞くと、
「うーん……」
となることもあります。
反対に、
「特別なことをされたわけじゃないのに、なんとなくまた会いたい」
そんな人もいます。
この違いって、どこから生まれるんでしょう。
「また会いたいと思ってもらいたい」
私は、人と会うとき、
「また会いたいと思ってもらえる人でありたい」
と、ずっと思っています。
だから婚活でも、最初から
「この人と結婚できるかな」
と考えるより、
「もう一度、この人と会ってみたいかな」
を大切にしています。
そして、もう一度会ってみて、相手のいいところを知って、
「次も会ってみたい」
と思えたら、また会う。
私にとっては、そんなふうに少しずつ相手を知っていくことが自然なんです。
でも、いろいろな方のお話を聞いていると、「また会いたい」と思うきっかけは、本当に人それぞれです。
直感で決める人もいる。
自分に興味を持ってくれたことが嬉しい人もいる。
条件が合っていることを大切にする人もいる。
話していて楽しかったから、という人もいます。
だから、「また会いたいと思われるには、こうすればいい」という一つの答えはないのだと思います。
「また会いたい」と思うとき、何が起きている?
前、女性会員さんで、初回のお見合い後は「正直、まだよくわからない」と迷っていた方がいました。
でも、お相手の男性が、彼女が話したことをちゃんと覚えていて、
次に会ったときに「前に○○っておっしゃってましたよね」と話してくれたことが印象に残って、
もう一度会ってみたいと思ったそうです。
また、お見合いで相手が、自分の話をただ聞いてくれるだけではなく、
「それって、どうして好きになったんですか?」
と、もう一歩聞いてくれた。
自分のことを知ろうとしてくれているのが伝わった。
そんな小さなことが、
「もう少し話してみたい」
につながることがあります。
大きなアピールをしたわけではありません。
ただ、「あなたに興味があります」ということが、相手に伝わっている。
「また会いたい」は、そういうところから生まれることもあるんですよね。
## あなたは、どんなときに「また会いたい」と思いますか?
ここで、一度ご自身のことを振り返ってみてください。
お見合いのあと、こんなことを考えていませんか?
「条件は悪くなかった」
「いい人だった」
「話しやすかった」
そこで終わっていないでしょうか。
もう一つだけ、
「私は、この人の何をもっと知りたいと思った?」
と考えてみてください。
何も浮かばなければ、それも答えです。
でも、
「仕事の話をもっと聞きたかった」
「休日はどんなふうに過ごしているのか気になる」
「さっき笑っていたときの表情が印象に残っている」
そんなものが一つでもあれば、そこには「もう一度会ってみたい」の小さな芽があるかもしれません。
「いい人」と「また会いたい」は違う
婚活では、「いい人でした」という言葉をよく聞きます。
もちろん、いい人であることは大切です。
でも、
「いい人」だから「また会いたい」になるとは限りません。
反対に、条件がすべて理想通りではなくても、
「なんとなく気になる」
「もう少し知ってみたい」
と思うこともあります。
人を知る前から、「結婚相手としてどうか」を決めようとすると、こういう小さな気持ちを見落としてしまうことがあります。
だから私は、最初の一回では、
**「この人と結婚できる?」ではなく、「もう一度この人を知ってみたい?」**
くらいでいいと思っています。
「また会いたい」と思われるために、何をすればいい?
ここも、無理に自分を変える必要はありません。
会話を盛り上げなきゃいけないわけでもない。
面白いことを言わなきゃいけないわけでもない。
ただ、
「私はあなたに興味があります」
という気持ちは、少し伝えてみてほしい。
例えば、相手の話で気になったことを一つ聞いてみる。
「それって、どういうところが好きなんですか?」
「そのときはどんな気持ちだったんですか?」
「もう少し聞いてみたいです」
そんな一言でもいい。
相手に興味を持つことは、相手に好かれるためのテクニックではありません。
「この人をもう少し知ってみたい」
という、自分の気持ちをちゃんと相手に渡すことなんだと思います。
お見合いのあと、これだけ考えてみて
次のお見合いが終わったら、すぐに「あり・なし」を決める前に、三つだけ考えてみてください。
① この人といて、どんなときに心が動いた?
② もう一度会ったら、何を聞いてみたい?
③ 私は、この人に興味を持っていることを伝えられた?
全部答えられなくても大丈夫です。
「特にない」も、ちゃんとした答えです。
でも、「もう少し知りたい」が一つでも見つかったなら、もう一度会ってみてもいい。
その一回では分からなかったことが、次に見えてくるかもしれません。
「また会いたい」は、最初から大きな気持ちじゃなくていい。
直感から始まる人もいる。
相手からの興味で始まる人もいる。
条件から始まる人もいる。
そして、理由はあとから変わってもいい。
私は、婚活の最初の一歩は、
「この人と、もう一度会ってみたい」
それくらいの気持ちから始まってもいいと思っています。