「仕事が落ち着いたら」と言う人が、なぜ結婚できないのか?
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はじめに
日々、仕事に取り組まれているビジネスマンの皆さん、こんにちは!
横須賀・湘南地域と横浜・川崎の京急沿線を中心に活動している Pacific Bridal の佐野です。
「いま抱えている大型プロジェクトが落ち着いたら、本気で婚活を始めようと思っています」
結婚相談所の無料相談で、ビジネスマンからよく耳にする言葉です。
役職を持ち、周囲から信頼され、日々責任を背負って働く優秀な方ほど、申し訳なさそうに、しかし強い決意を込めてそうおっしゃいます。
その言葉を聞くたびに、私は懐かしさと同時に危惧を覚えます。
なぜなら、企業の人事として30年間、多くの社員のキャリアを見てきた中で、同じ言葉を何度も聞いてきたからです。
「この案件が終わったら、資格の勉強を始めます」
「組織が落ち着いたら、業務改善に取り組みます」
「余裕ができたら、若手育成の勉強会を開きます」
しかし、その後を振り返ると、多忙を理由にそれらが実現されたケースは多くありませんでした。
人事30年で見えてきた「成果を出す人」の共通点
時間管理の世界には、「時間管理のマトリックス」という有名な考え方があります。
私たちの行動は、緊急度と重要度によって次の4つに分類されます。
【第Ⅰ領域】
緊急かつ重要 (締め切り対応、トラブル処理、クレーム対応など)
【第Ⅱ領域】
緊急ではないが重要 (自己研鑽、健康管理、将来への投資、人間関係の構築など)
【第Ⅲ領域】
緊急だが重要ではない (突然の電話対応や形式的な会議など)
【第Ⅳ領域】
緊急でも重要でもない (目的のないSNS閲覧や現実逃避など)
人事の立場から見ていると、常に忙しく疲弊していく社員は、仕事時間のほとんどを第Ⅰ領域に費やしていました。
目の前の問題に追われ、その場を乗り切ることに全力を注ぐ働き方です。
もちろん、それは真面目で責任感のある行動です。
しかし、それだけを続けていると、人は少しずつ消耗してしまいます。
一方で、長期的に高い成果を上げ続ける社員には共通点がありました。
彼らはどれほど忙しくても、第Ⅱ領域の時間を先に確保していたのです。
後輩育成の仕組みづくり、業務の標準化、将来のリスクを防ぐための改善活動。
これらは今日やらなくても誰にも叱られません。しかし、こうした取り組みを続けた人ほど、後々のトラブルや属人化が減り、結果として余裕を手にしていました。
高い成果を出しながらも、自分の時間を確保できる人と、いつまでも忙しさに追われ続ける人。
その違いは、第Ⅱ領域への向き合い方にあったのです。
人生で最も後回しにされやすい「第Ⅱ領域」
では、この考え方を人生全体に当てはめるとどうでしょうか?
人生における代表的な第Ⅱ領域の一つが、私は「結婚・パートナーシップの構築」だと思っています。
結婚には、仕事のような明確な締め切りがありません。
今日出会いがなくても困ることはありませんし、今週お見合いをしなくても誰かに叱られることもありません。
だからこそ、
「仕事が落ち着いたら」
「昇進したら」
「もう少し余裕ができたら」
と、いくらでも先送りできてしまいます。
しかし、「誰と人生を歩むのか」という選択は、日々の幸福感、精神的な安定、健康、老後の安心感にまで大きな影響を与える重要なテーマです。
信頼できるパートナーの存在は、病気や困難、孤独といった人生のリスクに備える強力な支えにもなります。
私はこれまで、40代や50代になってから孤独や親の介護、自身の健康不安に直面し、「もっと早く動けばよかった」と相談に来られる方を数多く見てきました。
人生の重要課題を緊急事態になってから解決しようとすると、精神的にも時間的にも大きな負担がかかります。
だからこそ、本来は余裕がある時期から取り組むべきテーマなのです。
「余裕ができたら動く」ではなく、「動くから余裕が生まれる」
婚活をためらう方の多くは、
「時間に余裕ができたら始めます」と、おっしゃいます。
しかし、実際には順番が逆です。
婚活という未来への投資を予定に組み込むことで、時間の使い方そのものが変わります。
実際、結婚相談所で成婚される方の多くは決して暇ではありません。
管理職の方、出張の多い営業職の方、専門職として多忙な方など、むしろ忙しい人ほど成果を出しています。
彼らが実践していることはシンプルです。
パートナー探しを「人生の重要プロジェクト」と位置付け、最優先で予定に入れること。
「週末にお見合いがあるから金曜日までに仕事を終わらせよう」
「日曜日にデートがあるから、平日の残業を減らそう」
そう考えることで、仕事の段取りや優先順位が磨かれ、生産性まで向上していきます。
成婚が決まる頃には、多くの方が仕事も私生活も上手にマネジメントできるようになり、以前よりもずっと穏やかで自信に満ちた表情になられています。
結び:今日、未来のための予定を入れてみませんか?
誤解していただきたくないのですが、私は「仕事をおろそかにして婚活を優先しなさい」と言いたいわけではありません。
これまで誠実に仕事へ向き合い、責任を果たしてきたあなたの努力を、私は心から尊敬しています。
その真面目さや継続力は、パートナーシップを築くうえでも必ず強みになります。
ただ、一つだけ忘れないでください。
あなたの人生の経営者は、会社でも上司でもなく、あなた自身です。
会社の目標のために努力できる人なら、自分自身の人生設計にも必ず向き合えます。
「いつか落ち着いたら」という未来を待ち続けるのではなく、今日から小さな一歩を踏み出してみませんか?
まずは今週の予定に1時間だけ、自分の未来について考える時間を確保してみてください。
企業の人事として30年間多くの人生に寄り添い、現在は婚活カウンセラーとして活動する私が、その一歩を全力でサポートします。
あなたが人生の主導権を取り戻し、自分らしい幸せに向かって歩み出されることを心から願っています。
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結婚相談所 Pacific Bridal
代表カウンセラー 佐野 利昭