【婚活の真実】自己アピールをやめるとお見合いが上手くいく
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はじめに
「人見知りで、初対面の人と話すのがどうしても苦手……」
「お見合いの帰り道、どっと疲れて『今日も上手く話せなかったな』と一人で反省会をしてしまう」
結婚相談所でカウンセラーをしていると、特に20代の女性からこうした切実なお悩みをよく耳にします。
周りを見渡せば、誰とでも楽しそうにテンポよく話せる人ばかりに見えて、「口下手な私なんて、誰にも選ばれないんじゃないか」と自信を失いそうになりますよね。
私はこれまで30年間にわたり企業の人事として、千人余りの面接やキャリア支援を通してずっと人と向き合ってきました。
そして現在は、その経験を活かす想いをもって結婚相談所のカウンセラーとして、会員様お一人おひとりの出会いと成婚に寄り添っています。
その私の経験から、まず、これだけはお伝えさせてください。
「人見知りを無理に直す必要も、自分を大きく見せるような自己アピールも、一切いりません!」ということです。
むしろ、「上手に話さなきゃ」「好かれなきゃ」という肩の荷を下ろした瞬間から、あなたの婚活は驚くほど自然に、心地よく回り始めます。
面接もお見合いも「売り込む場」ではありません
多くの人が、無意識のうちに抱いてしまっている思い込みがあります。
それは、「面接もお見合いも、自分の魅力や長所を相手側にアピールして認めてもらう場だ」という考え方です。
でも、人事の現場を30年見つめ続けてきた私から言わせると、これは大きな勘違いです。
面接も、そしてお見合いも、「自己アピールの場」ではなく、お互いの波長や相性を確かめ合う「相互理解の場」なんですね。
「アピールしなきゃ」と気負ってしまうと、心の中は「失敗したらどうしよう」「減点されたくない」という緊張でいっぱいになります。
すると、当事者本人はまったく悪気がないのに、ある現象が起きてしまいます。
知らず知らずのうちに早口になり、声のトーンを張りすぎてしまうのです。
沈黙が怖くて、頭に浮かんだ話題を次々と投げかけたり、自分の好きなことや休日の過ごし方を一生懸命にまくし立ててしまう。
「沈黙を作っちゃいけない」「ちゃんと答えなきゃ」と必死に頑張っている証拠なのですが、向かい合っているお相手にはどう届くでしょうか。
「なんだか圧が強くて、少し息が詰まってしまったな」
「こちらのペースを気にしてくれていないのかな」
実は、採用面接でも全く同じことが起きます。
用意してきた自己PRを早口で熱心に語り続ける応募者の方ほど、面接官に対して圧迫感を与えてしまい、採用につながらないケースが少なくありません。
良かれと思って振り絞った「アピール」が、かえって相手の心を遠ざけてしまうのは、本当に切ないことです。
男性が求めているのは「おしゃべり上手」ではなく「安心感」
ここで少し、テーブルの向かい側に座っている男性の心の中を覗いてみましょう。
実は、婚活の場にやってくる男性の多くも、あなたと同じくらい、いえ、時にはそれ以上にガチガチに緊張しています。
「男だからリードしなければ」「退屈させたら嫌われる」「会話を途切らせてはいけない」と、頭の中はフル回転です。
そんなとき、目の前の女性が早口で次々と話をしていたら、男性は相槌を打つだけで精一杯になり、ホッと息をつく間もなくなってしまいます。
男性が本当に惹かれ、「また会いたいな」と感じるのは、おしゃべりが上手な女性ではありません。
「自分の拙い話にも、ゆったりと耳を傾けてくれる安心感のある人」です。
お見合いの場を盛り上げる責任を、あなたが一人で背負い込む必要なんてどこにもありません。
会話は審査ではなく、お互いにボールを渡し合うキャッチボールです。
時には、「主役」の座をお相手にそっと譲ってあげるだけで、あなたの心に張り詰めていた緊張は、ふっと解けていきます。
頑張らなくても自然と好かれる「相槌・リアクション」3つの基本
マインドを「アピール」から「相互理解」に切り替えたら、自分から気の利いた話題をひねり出す必要はありません。
相手の言葉を優しく受け止める「リアクション」を意識するだけで十分です。
誰でもその場ですぐにできる3つのコツをご紹介します。
① 声を張らず、息をゆっくり吐いて「深くうなずく」
緊張すると呼吸が浅くなり、どうしても声が高く早口になりがちです。
お相手が話しているときは、まず体の力を抜いて、息をふーっと吐きながら、いつもの3割増しくらいの意識で「深くうなずく」ことを心がけてみてください。
面接の現場でも、すらすら喋る人より、こちらの質問に対して「はい」と一拍おいて深くうなずける人の方が、格段に「落ち着きがあって信頼できる」と映ります。
その深いうなずきだけで、お相手は「自分の話を受け止めてもらえた」と心から安心するのです。
② 人事流「オウム返し+短い感想」
気の利いた返しや、難しい質問を用意する必要はありません。
お相手が口にした言葉をそのまま拾って、小さな感想を添えるだけで会話は温かく転がっていきます。
【お相手】
「休日はよくドライブに行くんですよ」
【あなた】
「ドライブですか!(オウム返し)+ 風を感じられて、とてもリフレッシュできそうですね(感想)」
たったこれだけで満点です。
自分が言った言葉をそのまま丁寧に返してもらえると、人は「この人は私に興味を持ってくれている」と感じ、嬉しくなって自然と次の話をしてくれるようになります。
③ 困ったときは取り繕わず「素直に伝える」
もし会話が途切れてしまったり、頭が真っ白になってしまったら、無理に取り繕う必要はありません。
少し恥ずかしそうに、こう呟いてみてください。
「すみません、私すごく人見知りで……今日とても緊張していて」
笑顔でそう伝えるだけで、その場の空気は驚くほど柔らかくなります。
弱みを隠さず素直に見せられる人は、相手の警戒心をすっと解きほぐします。
男性もきっと「実は僕もすごく緊張していたんです!」と胸を撫で下ろし、そこから飾らない「本当の相互理解」が始まります。
人見知りの「慎重さ」は、これからの人生で最大の強みになります
人事で長く人を見てきて、私が確信しているのは、「人の短所と長所は、コインの表と裏でしかない」ということです。
「人見知り」という性質は、見方を変えれば「相手の気持ちを繊細に察することができる」「軽はずみな言動をしない」「誠実で思いやりが深い」という、かけがえのない美点です。
結婚生活は、何十年も続いていく日々の積み重ねです。
その中で本当に力を発揮するのは、初対面で場を盛り上げる華やかさではなく、お互いの言葉に静かに耳を傾け、気持ちを分かち合える「傾聴力」と「誠実さ」に他なりません。
あなたの人見知りは、決して直すべき欠点ではありません。これから築く温かい関係性のための、立派な才能です。
次のお見合いでは、自分を上手にアピールしようと頑張らなくて大丈夫。
少し肩の力を抜いて、「今日はどんなお話が聞けるかな」と、目の前の方の言葉に深くうなずいてみてください。
あなたのその穏やかな優しさこそが、生涯のパートナーを惹きつける一番の魅力なのですから。
結び:カウンセラーからのメッセージ
「自分の良さが自分で分からない」
「お見合いや面談で、どうしても肩に力が入ってしまう」
そんなときは、一人で抱え込まずにいつでもお話しにいらしてください。
人事30年の視点から、あなたがまだ気づいていない「お相手に愛される魅力」を一緒に見つけ出し、無理なく自然体でいられる婚活を丁寧にサポートいたします。
まずは気軽な気持ちで、温かいお茶を飲むような感覚でお話ししてみませんか?
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結婚相談所 Pacific Bridal
代表カウンセラー 佐野 利昭