6月6日のしきたりが証明する、一歩を踏み出すあなたの尊さ
- 恋愛の法則
はじめに
「そろそろ、これからの人生を一緒に歩むパートナーを見つけたいな」
そんな想いが頭をよぎりつつも、いざ「婚活」という一歩を踏み出そうとすると、どこか気恥ずかしかったり、不安が勝ってしまったりすることはよく耳にします。
大人になってからの新しい挑戦には、どうしても勇気がいるものです。「私にできるかな?」「今さら始めて上手くいくのだろうか?」と、スタートラインの手前で足がすくんでしまうのは、あなたがそれだけ自分の人生に真剣に向き合っている証拠であり、決して格好悪いことではありません。
もし、あなたがそんな風に迷いながらも「一歩を踏み出そう」としているなら、ぜひ知ってほしいことがあります。
実は、カレンダーには載っていない日本古来の「あるしきたり」が、今まさに動き出そうとしているあなたのその決意を、最大級に肯定し、祝福してくれているのです。その特別な日こそが、「6月6日」です。本日7月19日は、旧暦の6月6日にあたります。
なぜ6月6日?日本人が何百年も繋いできた「事始め」のしきたり
日本の伝統的な習い事や芸事の世界には、古くからこんな伝承が残されています。
「芸事は、6歳になった年の6月6日から始めると上達する」
あなたもどこかで、この言葉を耳にしたことがあるかもしれません。現在でもこのしきたりにちなんで、6月6日は「楽器の日」や「いけばなの日」といった、日本の文化に深く関わる記念日が集中しています。
ではなぜ、365日の中で「6月6日」なのでしょうか?
諸説ありますが、一説には能楽を大成させた世阿弥が、子どもの稽古を始める最適な時期をこのあたりとしたことや、陰陽五行説において「6」という数字が持つ節目としての意味などが絡み合っていると言われています。
大切なのは、これが単なる迷信や語呂合わせではないということです。このしきたりは、日本人が何百年もの間、「新しく何かを始める人の決意」を温かく祝福し、その上達を願い、応援するために大切に育んできた、とても美しい「事始め(ことはじめ)」の文化なのです。
かつて、小さなお手手で初めて楽器や筆を握り、未来へ向かって一歩を踏み出した子どもたち。その背中を、周囲の大人は「今日から始めれば大丈夫、きっと上手くいくよ」と優しい眼差しで見守ってきたことでしょう。
現代を生きる私たちが、この伝統ある日に「婚活」という人生の新しい扉を開くこと。それは、日本人が古来より大切にしてきた「事始め」の素晴らしいエネルギーを味方につける、最高のスタートラインになるのです。
現状を破り「変わりたい」と願う、あなたの決意の尊さ
子どもの頃を少し思い出してみてください。あの頃は、進学や進級、模様替えなど、周りの環境や大人が勝手に「新しいスタート」を用意してくれていました。私たちはただ、その流れに乗っていればよかったのかもしれません。
しかし、大人のスタートは100%「自分の意志」です。
今のままでも、それなりに平穏で、それなりに自由な毎日。わざわざそのコンフォートゾーンを出て、傷つくかもしれないリスクを背負い、未知の婚活の世界へ飛び込む。これには、子どもの頃の比ではないほどの、凄まじいエネルギーが必要です。
だからこそ、自分の幸せのために、現状に甘んじず「一歩を踏み出そう」と決めたあなたの主体性、その覚悟は、何よりも尊く、美しいものなのです。
「周りはもうみんな結婚しているから」といった義務感ではなく、「これからの私の人生を、もっと豊かにしたい」「誰かと温かいエネルギーを循環させたい」という純粋な願い。
それは、あなたがあなた自身の人生の手綱を、しっかりと握り締めている証拠です。
6月6日に初めてのお稽古に向かった子どもたちのように、私たち大人だって、未来への期待と少しの不安を両手に抱えてスタートしていいのです。
その「変わりたい」と願う初々しい心そのものが、人間としてこの上なく輝いています。古くからのしきたりは、そんなあなたの健気な一歩を、「それでいいんだよ」と全肯定してくれているように思えてなりません。
自ら「小指」を立てる人は、運命の糸を手繰り寄せる
もうひとつ、この6月6日のしきたりには、婚活を始めるあなたにぜひ贈りたい、ロマンチックな由来があります。
昔の人は、なぜ「6」という数字に事始めの意味を込めたのか。その理由の一つに、手のひらを使った「数の数え方」があります。
私たちは手を開いた状態から、親指、人差し指、中指……と順番に指を折って数を数えていきますね。そして「5」まで数えてすべての指が折れたあと、次の「6」を数えるとき、どの指が立ち上がるでしょうか?
そう、閉じられた拳から、ぽつんと「小指」が立ち上がります。 このことから、「6」は「子が立つ(自立する)」に通じる縁起の良い数字とされてきました。
「小指」と聞いて、私たちが思い浮かべるものは何でしょう? 日本では誰もが知っている、あの「運命の赤い糸」です。
誰かが自分のことを見つけてくれるのを待っているとき、私たちの心の手は、ぎゅっと閉じられたままかもしれません。
しかし、「婚活を始めよう」と決意し、行動を起こした瞬間、あなたの手からはあの「6」の数字と同じように、一本の小指がすっと立ち上がります。
それは、「私は私の力で、運命の相手と繋がる準備ができました」という、世界に向けた無言のサインです。
誰かに偶然見つけてもらう奇跡を待つのではなく、自らの意思で小指を立て、見えない糸の先にある縁をぐっと手繰り寄せにいく。
その能動的で、前向きで、少し健気な姿勢こそが、婚活というお稽古の最も美しい瞬間です。
結び:しきたりの風に乗って、自信を持って進もう
「6月6日」それは、カレンダーの上では普通の日で、祝日でもありません。しかしそこには、日本人が古来より大切にしてきた「物事を始めるのに最高の吉日」という、目に見えない温かい風が吹いています。
「私なんか今さら遅いかもしれない」
「上手くいかなかったらどうしよう」
そんな風に自分を過小評価する必要は、どこにもありません。伝統が証明する「この日から始めると上達する(=実を結ぶ)」という祝福のエネルギーは、今、あなたのために用意されています。
自分の未来を信じて、勇気を出して新しい扉をノックしたあなたは、本当に誇らしく、尊い存在です。
自ら小指を立て、運命の糸を引き寄せ始めたあなたの婚活が、たくさんの素敵な出会いと、温かい笑顔で満たされることを心から願っています。自信を持って、その一歩を踏み出してくださいね。
▶共感型カウンセラーによる無料相談受付中
https://pacific-bridal.com/contact
結婚相談所 Pacific Bridal
代表カウンセラー 佐野 利昭