婚活で本性が出るのは、楽しいデートの日ではなく
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婚活で本性が出るのは、楽しいデートの日ではなく、思いどおりにならなかった日。
婚活中、相手のどこを見ていますか?
会話が弾むか。
お店選びのセンスがいいか。
自分の話を楽しそうに聞いてくれるか。
食事のマナーがきちんとしているか。
もちろん、どれも大切なことです。
でも、結婚相談所で婚活をサポートしていると、もうひとつ、ぜひ注目してほしいと思うことがあります。
それは、物事が思いどおりに進まなかったとき、その人がどんな態度を取るか。
実は、そこに結婚相手を見極める大切なヒントが隠れていることがあります。
予定どおりにいかないとき、人は何を見せるのか
たとえば、楽しみにしていたレストランが満席だったとします。
そんなとき、
「残念だね。じゃあ、別のお店を探そうか」
と切り替えられる人もいれば、
「予約くらいしておけばよかったのに」
と、相手を責める人もいます。
どちらが正しいという話ではありません。
予約をしておくべきだった場合もあるでしょうし、楽しみにしていたからこそ、がっかりする気持ちもわかります。
ただ、注目したいのは、その後です。
予定が崩れたことを二人で解決しようとするのか。それとも、どちらが悪いのかを決めようとするのか。
この違いは、交際が深まるにつれて、少しずつ大きな意味を持つことがあります。
結婚生活は、楽しいことだけでできているわけではありません。
仕事が忙しい日もあれば、体調を崩す日もあります。家計のことで意見が合わなかったり、家族の事情で予定を変更せざるを得なかったりすることもあるでしょう。
そんなとき、いつも正解を出せる人よりも、うまくいかない状況を一緒に乗り越えようとする人のほうが、心強いパートナーになるかもしれません。
見るべきなのは、優しさよりも「優しくできないとき」
婚活では、相手の優しさに惹かれることがあります。
自分の話を聞いてくれる。
歩く速度を合わせてくれる。
お店のドアを開けてくれる。
体調を気遣ってくれる。
そんな行動は、もちろん素敵です。
でも、少し考えてみてください。
相手に余裕があるときだけ優しい人と、余裕がないときにも相手を尊重しようとする人。
この二人では、結婚生活の安心感が違ってくる可能性があります。
疲れているとき。
仕事で嫌なことがあったとき。
自分の希望が通らなかったとき。
そんな場面でも、相手の人格を否定しない。感情的になっても、落ち着いてから話し合おうとする。自分の非に気づいたら、素直に謝る。
もちろん、誰だっていつも穏やかでいられるわけではありません。
大切なのは、一度も不機嫌にならないことではなく、不機嫌になったとき、相手をどう扱うか。
ここを見落とさないでほしいのです。
意見が違ったときこそ、相性が見えてくる
たとえば、デートの行き先を決めるとき。
自分は映画に行きたい。
相手はゆっくり食事をしたい。
そんな小さな違いがあったとします。
「じゃあ、今日は食事にして、次は映画にしようか」
そうやって、お互いの希望を大切にできる二人もいます。
一方で、どちらかがいつも我慢している関係もあります。
一見、穏やかに見えても、片方だけが譲り続けているなら、心の中に不満が積み重なっていくかもしれません。
婚活では、相手に合わせられることが長所になる場面もあります。
けれど、合わせることと、我慢し続けることは違います。
意見が違ったとき、自分の希望を伝えられるか。
相手の希望にも耳を傾けられるか。
二人にとって納得できる着地点を探せるか。
こうしたやり取りの中に、結婚後の関係を考えるヒントがあります。
意見が違うこと自体は、悪いことではありません。
むしろ、違いが生まれたときに、二人がどんなふうに向き合うのか。それを知ることも、交際の大切な目的なのです。
ただし、一度の失敗で相手を決めつけない
ここまで読むと、「次のデートでは、相手の悪いところを探そう」と思う方もいるかもしれません。
でも、それは少し違います。
誰でも失敗しますし、緊張しているお見合いや交際初期には、普段とは違う態度になってしまうこともあります。
大切なのは、一度の出来事だけで判断するのではなく、似たような場面でどんな行動を繰り返すかを見ることです。
失敗したあとにフォローがあるか。
自分の言い方を振り返れるか。
相手の気持ちを知ろうとするか。
話し合ったあと、行動を変えようとするか。
そして、自分自身も同じように見られていることを忘れないでください。
相手が思いどおりに動いてくれなかったとき、自分はどんな態度を取っているでしょうか。
相手の失敗を責めていないでしょうか。
自分の希望ばかりを優先していないでしょうか。
言わなくてもわかってほしいと、期待しすぎていないでしょうか。
結婚相手を見極めることは、相手を採点することではありません。
二人でどんな関係を築けそうかを知ることです。
幸せな結婚は、完璧な二人がするものではない
婚活をしていると、欠点のない相手を探したくなることがあります。
でも、どんなに条件がよくても、どんなに魅力的でも、完璧な人はいません。
価値観の違いもあれば、考え方が合わないこともあります。
だからこそ、相手を選ぶときには、楽しい時間を共有できるかだけでなく、うまくいかない時間も一緒に過ごせそうかを考えてみてください。
意見が違っても、話し合える。
失敗しても、責め合うだけで終わらない。
どちらかが苦しいときには、支え合える。
そして、自分が間違えたときには、素直に認められる。
そんな関係なら、結婚後に予想外の出来事が起きても、二人で乗り越えていける可能性があります。
次のデートでは、ぜひ、予定どおりに進んだかどうかだけでなく、予定が変わったときの相手の表情や言葉にも目を向けてみてください。
そして、自分自身の態度にも目を向けてみてください。
あなたが探しているのは、何も問題を起こさない人ですか?
それとも、問題が起きたときに、一緒に解決していける人ですか?
この問いの答えが変わると、相手を見る目も、婚活の進め方も、少しずつ変わっていくかもしれません。
結婚相手を選ぶということは、幸せな日を一緒に楽しめる人を探すこと。
そして同時に、思いどおりにならない日にも、二人で幸せをつくっていける人を探すことなのです。