プレ交際で愚痴が続く時、どう返す?
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プレ交際のデートで相手の愚痴が続き、帰る頃には聞いていた側まで疲れてしまうことはありませんか。
大変だった気持ちは分かっても、知らない同僚の悪口にまで賛成するのはためらわれるものです。
話題を変えたいけれど、冷たい人と思われたくなくて、つい相づちを重ねてしまう。
どこまで聞き、どんな言葉で区切れば、相手も自分も無理をしない会話になるのでしょうか。
共感と悪口への同意は別にする
仕事の失敗や人間関係の悩みを話せるのは、相手に少し気を許しているからかもしれません。
1度つらい話が出たからといって、「この人はいつも不満ばかり」と性格まで決める必要はありません。
ただ、信頼されているのだから、最後まで賛成しながら聞かなければならない、という話でもありません。
たとえば「上司が本当にひどい人で」と聞いても、その場にいなかった側には事情が分かりません。
相手が言う第三者への評価には加わらず、「その言われ方はつらかったんですね」と、話した気持ちを受け取ります。
気持ちを受け止めることと、第三者への評価に賛成することは別です。
公園のベンチで仕事の話になった時も、相手の顔を見て静かにうなずき、話し終わるまで待てば、聞いていることは伝わります。
大きく同意したり、一緒に怒ったりしなくても構いません。
自分も知らない人の悪口を足して、会話の勢いを保とうとしないことです。
会ったことのない上司の名前には詳しくなったのに、相手の休日の楽しみはまだ知らない。
そんな帰り道なら、話題の偏りを気にしてよいでしょう。
話を聞いたら、すぐ解決役になる?
「それなら転職したら」「上司にはっきり言えば」と解決策を出したくなることがあります。
役に立ちたい気持ちがあっても、相手が欲しいのは結論ではなく、少し話して落ち着く時間かもしれません。
反対に、具体的な意見を聞きたいのに、相づちだけでは物足りない場合もあります。
迷ったら、答えを考える前に短く確かめます。
「今は聞いてもらえると楽になりますか。それとも、一緒に考えたほうがいいですか」
毎回きっちり二択を出す必要はありません。
「今日はちょっと聞いてほしくて」と言われたら、まずはその希望を受け取る。
意見を求められても、「事情を全部知っているわけではないけれど、私なら」と範囲を添えれば、断定しすぎずに話せます。
もちろん、聞ける余裕は日によって違います。
自分も仕事で疲れている日まで、長い話を全部受け止めようとしなくて大丈夫です。
「今日は私も少し疲れていて、長い話を受け止める余裕がなくて」と、今の状態を伝えられます。
プレ交際で愚痴が続く時の区切り方
聞く気持ちはあっても、デートの大半が同じ話なら、別の話題へ移って構いません。
急に「もう愚痴はやめましょう」と止めるより、受け止めたことと、自分が話したいことを続けて伝えます。
・「それは気を使いましたね。少し気分を変えて、今日楽しみにしていた話もしませんか」
・「話してくれてありがとうございます。私の近況も聞いてもらっていいですか」
・「今日は仕事のことを少し休んで、2人の好きなものの話もしたいです」
たとえばカフェで、相手が「最近はずっと仕事のことを考えてしまって」と話したあと。
「今ここでは少し休めるといいですね。休日に楽しみにしていることはありますか」と尋ねると、今後の楽しみへ話をつなげられます。
相手が趣味の話を始め、表情がほころんだら、その話に関心を向けます。
無理に励ますより、一緒に楽しめる話を受け取る形です。
場所を変える時にも、会話は切り替えられます。
美術館で並んで作品を見ているなら、「この色の組み合わせ、好きです。どの辺りが気になりますか」と目の前の作品へ戻す。
相手が絵から顔を向けて笑い、自分の好みを話し始めたら、その言葉を聞きます。
新しい質問を次々に足すより、相手が選んだ話題でしばらく過ごしてみましょう。
会話を区切ることは、相手の気持ちを否定することではありません。
聞いたうえで、2人とも参加できる話へ移す相談です。
繰り返す時は、変化する余地を見る
1度区切っても、すぐに同じ不満の話へ戻ることがあります。
その場合は、話題の工夫だけで何とかしようとせず、自分が困っていることも伝えます。
「最近、仕事のつらい話が長く続くと、私も帰る頃に疲れてしまいます。会う時は、お互いの楽しかったことも話せると嬉しいです」
「ネガティブな性格を直して」と人物を変えようとするより、会っている時間の過ごし方を相談します。
「気づかなかった」と聞き方を変えてくれるなら、2人で調整できる部分が見えてきます。
たとえばカフェで、自分の近況を話し始めた時に、相手がこちらへ顔を向け、話を遮らずに聞いてくれる。
話す側も肩の力が抜け、口元が少し緩むなら、会話を分け合う実感を持てます。
気の利いた助言が出たかより、お互いの話を聞く時間ができたかを見ます。
一方で、希望を伝えるたびに責められたり、話を聞かないのは愛情が足りないと迫られたりするなら、我慢して聞き続ける必要はありません。
しんどさが続く時は、どんな話がどれくらい続き、区切ろうとした時にどう返されたかを、担当カウンセラーへ共有してください。
1回の発言を切り取って相手の人柄を断定せず、繰り返すやり取りとして相談するほうが状況を伝えられます。
長く話せることだけでなく、話を終えたい気持ちも尊重し合えるかを確かめましょう。
まとめ
プレ交際で愚痴が続く時、聞く側がずっと同意し、解決策まで用意する必要はありません。
相手のつらかった気持ちを受け止めつつ、知らない人への評価には加わらず、自分の余裕も伝えます。
話題を変えたいなら、「私の近況も聞いてもらっていいですか」と、自分も会話へ参加する言葉から始めてみてください。
その希望を受け止め、一緒に話し方を変えられるか。
デートのあとの疲れを我慢で片づけず、2人にとって心地よい時間を相談していきましょう。