結婚式をしたくない…交際中いつ伝える?
婚活中に「結婚式はしたくない」と思っていても、最初から言うと冷たく見えそうで迷います。
反対に、交際が深まってから初めて伝えれば、相手に「そんな大事なことを今?」と思われるかもしれません。
難しいのは、結婚式の希望が式場だけの話ではなく、お金、親、人前に立つ苦手さまで重なっていることです。
どの段階で、どこまで話せば、希望を押しつけずに伝えられるのでしょうか。
「結婚式をしたくない」の中身を分ける
同じ「したくない」でも、避けたいものは人によって違います。
大勢の前へ出るのが苦手な人もいれば、披露宴の費用を新生活へ回したい人、準備の負担を心配する人、家族関係の事情から親族を集めにくい人もいます。
まず、自分の希望を次のように分けてみましょう。
・人前で注目されることを避けたい
・大人数の披露宴はしたくない
・高額な費用をかけたくない
・家族や親族を集めることが難しい
・挙式は不要でも、写真や家族との食事は残したい
この違いが曖昧なまま「結婚式はしません」と言い切ると、相手には挙式も写真も家族への報告も、すべて拒んでいるように聞こえることがあります。
自分が避けたいものと、残してもよいものを分けるだけで、話し合える範囲が見えてきます。
まだ自分でも決めきれないなら、それも希望の1つです。
「大きな披露宴には気が進まないけれど、2人に合う形は相談したい」と言えれば、曖昧さを隠さず、相手の考えも聞けます。
婚活で結婚式の希望を話す時期
お見合いの最初から結婚式の可否を確認すると、互いの人柄が分からないまま条件表を読み上げる会話になりがちです。
一方、真剣交際へ進んだあとまで伏せると、相手が思い描いていた結婚準備を急に変えさせることになります。
目安は、プレ交際で結婚後の暮らしやお金、家族の話が自然に出始めた時です。
デートが何回目かだけで決める必要はありません。
将来の話をしても構えすぎない関係になったら、真剣交際を考える前に1度伝えておきます。
ただし、「どんな相手でも式は絶対にしない」という譲れない条件なら、もっと早い共有が必要です。
担当カウンセラーへ先に伝え、お見合い前後のどの段階で相手側へ共有するか相談しましょう。
譲れない条件を柔軟な希望のように見せると、あとで双方がつらくなります。
反対に、「今は大きな式を望んでいないが、相手の希望は聞きたい」という段階なら、交際中の会話で十分です。
早さより、希望の強さを正確に伝えることが大切です。
断定より理由と残したい形を伝える
伝え方で避けたいのは、「結婚式なんて無駄」「目立ちたい人がするもの」と、式を望む人の価値観まで否定することです。
相手には、家族へ感謝を伝えたい、友人に祝ってほしい、写真を残したいという理由があるかもしれません。
自分を主語にすると、話は穏やかになります。
・大勢の前に立つことがかなり苦手で、大きな披露宴には気が進んでいません
・費用は新居や今後の生活へ回したいと思っています
・挙式にはこだわりませんが、写真や家族との食事なら前向きに考えられます
・今のところ式は希望していませんが、あなたが大切にしたいことも聞きたいです
ここで代替案を完成させておく必要はありません。
「写真ならよい」「親族だけなら考えられる」のように、残せる可能性を1つ示すだけで、拒否ではなく相談になります。
相手が結婚式を望む時のすり合わせ
相手が式を望んでいても、すぐに相性が悪いと決める必要はありません。
ただし、どちらかが我慢すると決めて終えるのも早すぎます。
確認したいのは、形式ではなく、その形で何をかなえたいかです。
・挙式で区切りをつけたいのか
・親や親族へ感謝を伝えたいのか
・友人と祝う時間がほしいのか
・衣装や写真を思い出として残したいのか
目的が分かると、選択肢は増えます。
大人数の披露宴はせず親族だけで食事をする、挙式はせず写真を撮る、招待人数と予算に上限を決めて小さく開くなど、2人が納得できる形を探せます。
親の希望が強い場合も、「ご家族が望むから」で話を止めず、本人は何を大切にしたいのかを確かめます。
親の意向は無視できませんが、実際に準備し、費用や時間を調整するのは2人です。
本人の希望と家族の希望を分けて話すと、誰に何を説明する必要があるかも整理できます。
話し合っても、一方は大勢で祝いたい、もう一方は人前に立つこと自体が耐え難いという場合があります。
その差は、小さな言い方だけでは埋まりません。
担当カウンセラーにも相談し、どこまでなら譲れるか、譲ると長く不満が残るのはどこかを確かめましょう。
まとめ
婚活で結婚式をしたくない希望は、プレ交際で将来の暮らしやお金の話が出始めた頃に、真剣交際を考える前までに伝えるのが目安です。
絶対に譲れない条件なら、担当カウンセラーへ早めに共有します。
伝える時は「式はしない」と結論だけを置かず、何が負担なのか、写真や家族との食事など残してもよい形はあるかを添えます。
相手が式を望むなら、挙式、披露宴、写真、家族への感謝を分けて聞き、双方が大切にしたい目的を確かめましょう。
結婚式の希望が違うことより、違いを知った時に相談できないことのほうが、結婚生活には重く残ります。
最初から同じ答えを持つ相手を探すだけでなく、違う答えを2人で扱えるかも見ておきたいところです。