婚活カウンセリングのリアルラブ
あなたの婚活疲れ切っていませんか??婚活やめたくなったら…
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相手を殺してしまいたいほど憎いときもある? #161
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。きょうの「婚活一日一善」をお送りします。みなさん映画「Mr.&Mrs.スミス」をご存知ですか?観た方が多いかも。(公開は2005年)知らない方、興味がない方はここは飛ばして、でも最後まで読んでくださいね。そう、ブラッド・ピッドと、アンジェリーナ・ジョリーのダブル主演。サスペンス・コメディであって、ラブロマンでもある。女性ファンが圧倒的に多いのもうなずけます。会員の面談時に、話題をふってみると、「えっ、知らないんですか?」みたいな顔をされてしまい。(笑)実は、妻が学びの仲間に教えてもらい、興味を抱いたのがきっかけで、先日ふたりで観てしまいました。いやあ、これが圧倒的に面白かった!映画が傑作かどうかはさておいて、夫婦のあり方のパートナーシップ論として観ると、実に興味深かったです。サクッとあらすじを紹介すると、◎「夫婦の秘密」外国の旅行先で偶然知り合ったカップルが、お互いに一目惚れして結婚し、5、6年が経過。はや倦怠期に突入の気配が濃厚。なにか隠し事があるのか、相手がこころを開いていないと、お互いに感じていました。夫婦仲はうまくは行っていない様子。それもそのはず、ふたりの稼業はプロの殺し屋だったのです!(笑)◎「壮絶な夫婦バトル」ひょんな偶然から、別々の組織に所属するはずのふたりが同じ標的を狙うはめに。壮大な仕掛けの、夫婦の闘いの火ぶたが切られます。互いに相手の命を狙わないと、任務が遂行できませんから必死、死に物狂いで闘います。最新武器と頭脳の限りを尽くして、闘いはエスカレートしてゆきますが、知力、体力ともに互角で、勝負が着かない。闘いの舞台が6年間暮らしてきたマイホームに移った辺りから、なにやら怪しい雰囲気に。命を奪えると思った瞬間になぜかトドメの一発を撃てないふたり。殺しあっていても、相手を想う愛情が勝ってしまい、愛を確かめ合わずにいられなくて、求めあうふたり。(思わずもらい泣き。)
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「夢やぶれて」で夢をつかむ〜スーザン・ボイル。 #160
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。きょうの「婚活一日一善」をお送りします。スーザン・ボイルをご存知でしょうか?47歳のとき、イギリスのオーディション番組に出演、レ・ミゼラブルの劇中歌「夢やぶれて」を歌い、その驚異の歌唱力と美声で、一躍スターダムに登りつめたあの女性です。ふつうの中年女性が果たしたシンデレラストーリーとして世界中でもてはやされ、そのときのyoutube映像が9日間で1億回も視聴されました。いまも、プロとして活躍されてますよね。初めは一発屋と揶揄(やゆ)もされたようですが。47歳まで無名だったことに、興味を抱いたのですこし調べてみました。歌が飛び抜けて上手という才能は、身内や周囲の人たちは知っていたはず。なかなか隠せるものではない、と思われるからです。彼女には、あるいは周りの人たちには、どんな「否認(ひにん)」があったのか、ですよね。否認とは、自分にとって不都合な現実を認めたくなくて目をそらすこと。いくつかのビデオを調べてみて、推測するに本来の彼女は、ネガ型否認の人だと推測されます。ネガティブな一面を、意図的に直視したくないタイプ。基本、物事はいつかなんとかなる、そう思えるオプティミストのはずです。結果からみると、それが幸いしたとも言えます。夢をあきらめませんでしたから。それにしても、なぜこんなにも時間を要したのか?ナゾは残ります。現実に直面し、つまりオーディションに落ちて、傷ついて、夢が破れてしまうのが恐かった、それはあると思います。この「いつかなんとかなる」の「いつか」が生まれつき人よりも長いわけです。それから、このタイプの人たちの特徴として、控えめすぎて、自分を低くみるクセというか、自己卑下も手伝ったと思われます。自信がない人たち。人と争うのが嫌いで、人を押しのけてでも自分が、というメンタリティーとは無縁な性格の人たち。生き馬の目を抜くショービジネスの世界には向かない気質ではある。
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「結婚しない」ことで、なにを守っているの? #159
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。きょうの「婚活一日一善」をお送りします。きのう書いたように、あなたになにか達成したいこと、実現したいことがあって、それが叶っていないのだとしたら、やはりそこには隠れた目的があります。#158「想い描く〜夢がわからないアナタに贈る」 https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/32906/ 「否認(ひにん)」について考えてみます。精神分析の創始者、フロイトが発明した概念です。防衛機制のひとつとされ、防衛機制とは、あなたを守っている心理的なメカニズともいえます。過去になにかひどく、つらすぎることがあったとして、人は、その不安に直面したくないのです。あなたの中のもっとも壊れやすく、もろいもの、とも言えます。なので、あなたが壊れないように過剰なくらいに守っている、この「否認」がわかれば、逆にあなたの婚活は、一気に進むことにも、退くことにも、両刃の剣になる。「否認」を理解するのは、ちょっとむずかしいかも。日常の場面で「否認します」とか、「それって否認だよね」とは言わないので。まあ、とにかく、なにかを認めない、認めたくないというニュアンスは伝わってきます。叶っていないことと、この否認、つまり、なにかを認めたくない気もちとは、どうも共犯関係にあるらしい。と、一度そう考えてみるわけですね。仮定してみて、なにが見えてくるのか?がとても大事で。それでは、結婚について考えてみましょう。「結婚したいのに、結婚できない」のか、「その気になったら、いつでも結婚できる」なのか?あなたにはどんな「否認」があって、こころのブレーキや、ストッパーと言ったほうが、具体的でわかりやすかも、どんな認めたくないことがあって、ブレーキやストッパーとして作用して邪魔をしているのか?この否認には、実はネガティブな否認と、ポジティブな否認の両方があると思ってください。性格によって、ざっくりふたつに大別されます。ネガ否認型か、ポジ否認型か。さて、あなたはどっちが強いですか?
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想い描く〜夢がわからないアナタに贈る。 #158
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。きょうの「婚活一日一善」をお送りします。きのう5月17日(日)開催の「Zoomで自分を好きになる会#2」の報告をしますね。この日のテーマは「想い描く〜夢がわからないアナタに贈るストーリー」。かんたんな自己紹介のあと、参加目的を語ってもらいました。皆さま、課題と動機はさまざま。ずばり「夢がわからない」という方。「どんな結婚がしたいのか?」「どんな幸せを手に入れたいのか?」「どんな人生を送りたいのか?」この「どんな」を想い描くのが苦手という方。成婚と、夢は手に入れたが、つぎの目標を模索中という方も。それから「自分が好きになれない」という方がやはり多かった印象です。おもしろかったのは、グループセッションでの分かち合いのあとで。子供のころからきょうまで、どんな小さな夢でも、夢を実現できなかった時と、実現できた時との気もちのちがいをふり返って皆で考えて見ました。では、実現できなかった時の心理状態とは?妥協があったり、あきらめがあった。ムリしてがんばってしまった。そもそもぜんぜん明確じゃなかった。「将来こうなりたい」が弱かった。こころの中では抵抗していた。変わりたくなかった、現状でいい、いま困ってるわけじゃないし。いろいろ言いわけを作って、一生けんめいじゃなかった。先に進むのが恐いのであがいていた感じ。そんなところでしょうか。では、つぎに夢が達成できた、成功できた時の心理状態とは?とにかく一心不乱に追い求めていた。こうなったらいいな、あれがやれたらいいな、と自然な感覚で、想い描けていた。好きなことだったので、情熱と想いの強さがあった。こころの中のブレーキに気がついて、手放すことができた(結婚と出産)。(向きあいたくないことに)自分と向きあうことで達成できた(結婚)。人のちからを借りた。気づいたら、自然に実現できていた。夢が叶った時は、ムリしてがんばったのじゃなく、無我夢中とか自然体で、執着がない感じが伝わってきますよね。軽さも感じられます。この辺が大きなヒントかもしれません。
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なぜ「欠乏感」を感じるの? #157
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。きょうの「婚活一日一善」をお送りします。わたし達が空虚感や欠乏感を感じるのには、なにか理由があるとしたら、どうでしょう?どんなに満ち足りていても、幸せを受けとっている時でも、なにかが欠けている感じはやってきます。大人であればなおさらですよね。人間の条件といいますか、人間である以上さけられないこと。わたし達が大人になって、欠乏感に襲(おそ)われる最大の理由のひとつは、愛と出あうため、愛に目覚めるためだったとしたらどうでしょう?深く満たされる感じというのは一体感と密接にかかわっているらしいのです。わたし達は心身の一体感がほしくて、異性と結ばれたいと強くねがいますよね。ランニングでも良いですし、山登りでもハイキングでも、自然との一体感もまたすばらしいものがあります。誰でも一度は体験があると思います。ランナーズ・ハイやクライマーズ・ハイを体験している最中の幸福感、至福感といったら、なにものにも代えがたい喜びなのはたしかです。ですが月日が経つと、回数を重ねると、それでも満たされないなにかが生まれます。わたしの体験でいうと、独身時代は山登りとキャンプにはまっていました。30代でうつになりかけて誘われて始めたのですが、自然との一体感は解放感がありました。そのうち仲間と川遊びや、川釣りをおぼえました。源流釣りといって川の中やけもの道をさかのぼるやつです。結婚したとしても、これだけは絶対止めないだろうと思いこんでいましたし、仲間にも公言していました。それが縁あって結婚して、こどもに恵まれ、さいしょのうちは妻のゆるしを得て遊んでいました。ある時の釣りキャンプで、いつものように仲間と酒を酌み交わしていた夜、早く家へ帰りたいな、妻とこどもの顔が見たいな、と居てもたってもいられなくなる衝動を体験しました。その夜、寝袋のなかでもの凄くさびしさを味わってしまいました。仲間では埋められないような。それいらい基本、遊びは断ちました。
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相手につくしたいのは、欠乏感を感じたくないから。#156
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。きょうの「婚活一日一善」をお送りします。きのうは「人から必要とされたい」女性が、恋愛で陥りがちなワナ「共依存」について書いてみました。#155「彼にマウントをとらせていませんか?」 https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/32735/ 入会検討でいらっしゃる方たちに、必ずといっていいくらいに聴かれるフレーズがあります。「成婚するコツはなんですか?」そんなものがあったら苦労しないのに、と思う一方で、いやひとつだけあるんですよね。それは「いま-ここを精一杯生きる」です。がっかりしましたか?平凡すぎて。たとえば、「人から必要とされたい」のも、「いま-ここ」で感じている欠乏感を埋めたいからです。欠乏感を感じたくないから、「相手につくしたい」ともいえます。依存症になりがちな深層心理もおなじです。「いま-ここ」を精一杯生きる、ことばを変えていうと、「いま-ここ」を十全に生きるのは、案外むずかしいことです。平凡なことほどむずかしいですよ、実践するのは。言うはやすく、行うはかたしです。きのうよりは今日、今日よりは明日「きょうが人生でいちばん幸せ」そう思えたら、どんなに幸福でしょう。体の内側のすみずみまで幸福感、充実感に包まれた感覚。幸福感があふれ出るというか。愛があふれ出すというか。人にも伝染しますよね。そういう良いエネルギーは循環する。そう考えると、大事なことはただひとつ。いま-ここを十全に生きる。そう生きられるようにこころがけるだけです。「いま」は時間軸と言えます。いまこの瞬間を、過去に乗っとられないというか。それが良くても悪くても、過去の想い出にひたらない。意識をいま-ここにもどす。「ここ」はわたし達の内面の真ん中、センターと言えます。いつもセンターにいる努力をする。センターから外れることで、わたし達は不健全に落ちる。気づいたら意識をセンターにもどす訓練をする。センタリングの練習です。センターにいるとは腹が座った状態のことです。なにがあっても、何事が起きても、動じない感じ。あるがままの自分自身を受けいれている状態になれます。さて、誰かから必要とされたい人が、陥りがちなワナのもうひとつが「犠牲」です。犠牲モードが大好きな女性(男性も)は一定数います。中には明らかに「犠牲」をやっているのに、それが受けいれられない方もいます。犠牲を指摘すると、怒り出す方も。「犠牲」とは人に与えるのに、自分は受けとらないという役割で生きている人のことです。自分のことを与え上手だと思っています。犠牲かどうかがわかるのは、幸せを受けとっているかどうか。自分が(相手も)変化して、前に進むことを望んでいるかどうか。犠牲とは、その部分だけなにかから引きこもっていることだからです。
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彼にマウントをとらせていませんか? #155
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。きょうの「婚活一日一善」をお送りします。今回は「共依存」について書いてみますね。男女関係で起きがちな、とくに世話焼き女房願望があるの女性がやりがちなワナですよね。わたし達は結婚には準備が必要だと思っています。出会いを引き寄せるには、こころの準備が整っている必要がある。「いつ誰とどんな出逢いを」あなたが結婚相手と出会うためには、タイミングも大切です。以下、会員さんとの対話で考えてみたいと思います。ひろ「準備が整った状態がどんなものなのかを考えるとわかりやすいかも。」会員「どんな状態なんでしょうか?」ひろ「ひと言でいうとハートが開いてる状態ですね。」会員「ハートが開く?」ひろ「はい。なんでも一応受けいれてみようかと思えてる状態。判断はそのあとでOKみたいな。」会員「こころが広がってるというか、やわらかくなってる状態でしょうか?」ひろ「そうですね。むずかしいことばでいうと、自己受容ができている状態。」会員「自己肯定感となにが異なりますか?」ひろ「ダメな自分も、ダメじゃない自分も。短所も長所もすべて受けいれて、ありのままの自分を受けいれられている状態が自己受容ですね。自己肯定感は、自分はこれでいいんだという安心感がある状態かな。」会員「それができると、なにが変わりますか?」ひろ「他人の欠点も受けいれやすくなってるので、人にやさしくできますよ。お見合いでも交際でも、やさしくふるまえるように。」会員「わたしには相手に必要とされたいがために、なんでも相手のいいなりで、相手につくしてしまうパターンがあります。」ひろ「それだとお相手はどんどん付け上がって、あなたを軽くみて、マウントしてきたり、退屈するので、別れも早くありませんでしたか?」会員「そのとおりです。はじめは大切にしてくれるのですが、体の関係ができると粗末に扱われてる気になってしまいます。」ひろ「さっきの本当のやさしさとは違いますよね。自分を尊重していない人は、相手にも尊重されませんよ。」ひろ「必要以上に相手に合わせることで、なにを得ていますか?それを考えるといいですよ。」会員「相手との関係の中で、ケンカが起きないので、傷つかなくてすむことでしょうか?」ひろ「それもありますが、世話焼きさんになるということは、対等なパートナーシップを恐れているんですよ。」会員「どうして恐れるんでしょう?」
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前の恋愛の失敗を繰り返していませんか? #154
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。きょうの「一日一善」をお送りします。恋人関係になると、いつも相手に振りまわされてしまう女性が、どう成婚していったのか。仮称サッチーさん(30代半ば)の事例をお伝えしています。バックナンバーは、下記です。#152「相手から『もう終わりにしよう』と言われてしまう。」 https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/32582/ 自分との関係をどうしたいのか?肝心なことを聴く自信がないのが問題でした。#153「自分に自信が持てないのは、両親との絆が弱いから。」 https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/32604/ 両親の不仲は自分のせいだと責めていました。「ただ母の笑顔が見たかっただけ」と気づきを得て、新しい出会いで、お相手と一緒に成長していくと決めたミッチーさんでした。わたし「新しい交際相手はどんな方ですか?」ミッチー「8こ歳上の穏やかで知的な人です。」わたし「彼に決めたポイントは?」ミッチー「人柄が優しくて、威圧的じゃないところかな。」わたし「お父さんに似ていない人?」ミッチー「意識しませんでしたが、そうかもしれません。父とは似ていませんね。ある意味真逆なキャラです。」わたし「わたし達がよくやる過ちは、親によく似た人か、親とは正反対な相手を選ぶことなんですよ。」ミッチー「そうなんですか?」わたし「あなたがお父さんを受けいれていないままだと、いずれ彼はお父さんに似てきますよ。笑」ミッチー「笑。それは困ります。」わたし「前の恋愛の失敗は繰り返さないと、決心できてますか?」ミッチー「はい。こんどは恐がらずにホンネを伝えることでしょうか?結婚を迫りさえしなかったら、この関係をつづけられると思っていましたから。」わたし「いきなりはハードルが高いのでは?」ミッチー「練習が必要です。」わたし「日常生活の中で『これが嫌い』なら言いやすいでしょう?」ミッチー「嫌だとか、嫌いは比較的わかります。声に出すかどうかは別として。」わたし「そのうち慣れてきたら『これが好き』と言い換えてみるのです。」それから約一月後の面談で。ミッチー「この前実家へ帰省して、父との距離を縮めてみようと積極的に話しかけてみました。母も喜んでくれて。」わたし「どうでしたか?」ミッチー「父は『自分の考えは絶対間違っていない』と譲らない人なのですが、本当は自分に自信がない人なんだなと今回気づかされました。」わたし「ほぉー。大きな発見でしたね。」ミッチー「はい。本当は自分が弱いと思っているから、威張りたがるんだなと。権威を笠に着て。」わたし「親への批判が出てきたら、ひとつの対処法は、親の子供時代を想像してみることなんですよ。」ミッチー「親にも子供時代があって、いまのわたしのように祖父や祖母を恨んだり批判したり・・・」わたし「そうです。世代的に環境はもっと劣悪でした。国全体が貧しかったので。」ミッチー「その中で苦労して社会人になり、母と出会って、わたしが生まれた・・・」わたし「完璧な親はどこにもいません。親を否定することでわたし達は自己を確立してゆく側面があります。親子の宿命です。」ミッチー「上から目線じゃなく、父も母も可哀想に思えてきました。苦労して育ててその娘に嫌われて。笑」わたし「これからですよ。あなたも親になればわかります。子育てしながら、わたし達は失った子供時代をとり戻してゆくんですよ。」ミッチー「育児はつらいこともあるけど、癒されることの方が数倍も多いと、出産した友だちが語っていたのを想い出しました。」わたし「わたし達は都合良く、嬉しかったこと、幸せだったことは忘れたがる。子育ては記憶をとり戻すレッスンでもある。笑」ミッチー「そうなんですね。楽しみです。その前に彼と結婚しないと!笑」
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母親に悩みを打ち明けるなんてできません… #153
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。きょうの「婚活一日一善」をお送りします。登録してのお相手探しを始めたミッチーさん。30代半ばの独身女性です。前回は、過去の恋愛を扱ってみました。#152「相手から『もう終わりにしよう』と言われてしまう。」 https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/32582/ 惚れられて男性から声を掛けられ、さいしょは大事にされ、盛り上がるのですが。恋人関係になると、なぜか盛り下がって、男性が離れてゆきます。別れてから「ほんとは、あの人と結婚したかったんだ」と悔やむ同じあやまちを、2度3度と繰り返しています。 その時、彼女の内面でなにが起こっていたのか?わたし「ご両親との関係はどうですか?」ミッチーさん「母とは仲がよいです。」わたし「お父さんとはどうですか?」ミッチー「父とは距離があります。子供のころは好きでした。可愛がられた記憶が残っています。」わたし「いまはそうではない?」ミッチー「そうです。あることで父とぶつかって、それが原因で家を出ましたので。」わたし「なにがあったのか話してくれますか?」ミッチー「きっかけはごく些細なことでした。前から父の干渉がひどくて、ある日わたしの人格を否定するようなことを言われたのが原因です。」わたし「もう無理!となったのですね。」ミッチー「はい。ある時から父の言葉遣いが乱暴になって、嫌だなと思っていたんです。」わたし「なにか思い当たることがありますか?」ミッチー「父の定年退職を前に、母との口論が増えた気がします。」わたし「ご両親の仲はどうでしたか?」ミッチー「ほかの家を知らないので比較できないのですが。良くも悪くもないのでは。」わたし「どういうことですか?」ミッチー「なぜ一緒に住んでいるのかわからないなと思う時があって。共同生活者みたいな。夫婦ってこんな感じなのかなと子供の頃から思ってました。」わたし「そこになにか悲しみというか、怒りも感じられます。」ミッチー「(涙ぐむ)いまでは、あきらめに近いと思います。」わたし「なんとかしようとして、がんばって来たのですね?」ミッチー「(うなずく)20歳くらいまでです。その後は、わたしが社会に出るようになってからは考えなくなりました。」わたし「社会に適応するのに精一杯だった?」ミッチー「はい。わたしはあまり器用な方じゃないので。人間関係が。」わたし「お母さんとは距離がちかいと言ってましたね。」ミッチー「母のことは尊敬しています。社会的にもがんばってる。人から尊敬される職を持ち、ボランティアもやってますし。わたしがいまの職についたのも母のアドバイスがあったから。」わたし「すこし寂しそうに聴こえるのはなぜでしょう?」ミッチー「母はこうあるべきが強くて。子供の頃から悩みを打ち明けたことがない気がします。」わたし「気もちでつながっていない?」ミッチー「感情的になると軽蔑する人なんです、母は。父とのいさかいの原因もそこだと思っています。」
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相手から「もう終わりにしよう」と言われてしまう #152
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーのひろです。きょうの「一日一善」をお送りします。きのうが総論だとしたら、きょうは各論をお伝えしますね。#151「誰かのせいにしてる限り本当の幸せはやってこない。」 https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/32365/ 仮称ミッチーさん(女性・30代半ば)成婚された方の事例です。ミッチーさんはどこかディズニーのミニーちゃんを思わせる愛されキャラの女性。性格が良く、男性の方からアプローチしてくるので交際体験が複数ありました。その彼女が想い描いた結果を手にできていないのが不思議でしたので、思い切って聴いてみました。「あなたの問題はなんですか?」。すると彼女の答えは?「相手に合わせすぎて、依存してしまった気もします。」そのあとのひと言が衝撃的でした、わたし的には。ミッチー「でもね、つらくはなかったんです。」わたし「・・・・?」ミッチー「つくしている自分が好きなんです。」「ただ、楽しいと思えているのに、なぜか時々不安が。」わたし「対等じゃないよね?」ミッチー「離れられたら困るので。」わたし「迎合する?」ミッチー「はい。さいしょは盛り上がってやさしくしてくれます。恋人関係になった辺りから立場が逆転して。」わたし「どういうこと?」ミッチー「わたしは仕事が好きな人がいいので。仕事が忙しいといわれると、会うのを控えてしまったり。」わたし「すこし間が開いても、会いたい気もちをおさえる?」ミッチー「嫌われたくないので。」ミッチー「なんでかオレ様キャラを好きになってしまう。なんどもなんども。」わたし「それはあなたが自分にパワーがないと思い込んでいるからでは?」ミッチー「たしかに。彼と会ってるときは、自分が生き生きして、元気をもらえている気がします。」わたし「問題は、自分に自信がないから相手に合わせるパターンになっていること。」ミッチー「自分が人生で、なにがやりたいのか?いまもわからないままです。」わたし「そこがつらいんだね?」ミッチー「(涙)だからリーダータイプの男性に惹かれるんですよね。」わたし「わたしから見るとあなたは、控えめで穏やかそうなキャラの割には、白黒はっきりつけられる人にも見えるけれど。」ミッチー「承認欲求(人から認められたい願望)が強いのはわかっていました。自己価値は低いかもしれません。」わたし「彼にも、自分を認めさせたくてがんばってしまうんだね?」ミッチー「合わせてつくすのはなんかちがうと、頭ではわかっているんですが、どうしようもなかった。」わたし「それで恋人関係になると、いつも相手に振りまわされる結果になるんですね?」ミッチー「はい。連絡が少なくなってきて、相手の都合に過剰に合わせてしまう。でも急に不安になって連絡を取ってみると・・・」わたし「彼が不機嫌に?」ミッチー「はい。わたしとの関係をどうしたいのか?肝心なことはなにも聴けないまま。」わたし「物事の明るい面、楽しい面だけを見る癖が小さい頃からありませんでしたか?」ミッチー「心配性もあるけれど、どちらかというとそうです。」わたし「現状が受けいれられないと、問題を見たくない心理が働くんですよ。」
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