母親に悩みを打ち明けるなんてできません… #153
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目次
- 母はこうあるべきが強くて。悩みを打ち明けたことがない。
- 成長したいです。幸せになった姿を母に見せて安心させたい。
- 30分間3000円の体験カウンセリングとは?
母はこうあるべきが強くて。悩みを打ち明けたことがない。
こんにちは。
東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。
きょうの「婚活一日一善」をお送りします。
登録してのお相手探しを始めたミッチーさん。
30代半ばの独身女性です。
前回は、過去の恋愛を扱ってみました。
#152「相手から『もう終わりにしよう』と言われてしまう。」
https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/32582/
惚れられて男性から声を掛けられ、さいしょは大事にされ、盛り上がるのですが。
恋人関係になると、なぜか盛り下がって、男性が離れてゆきます。
別れてから「ほんとは、あの人と結婚したかったんだ」と悔やむ同じあやまちを、2度3度と繰り返しています。
わたし「ご両親との関係はどうですか?」
ミッチーさん「母とは仲がよいです。」
わたし「お父さんとはどうですか?」
ミッチー「父とは距離があります。子供のころは好きでした。可愛がられた記憶が残っています。」
わたし「いまはそうではない?」
ミッチー「そうです。あることで父とぶつかって、それが原因で家を出ましたので。」
わたし「なにがあったのか話してくれますか?」
ミッチー「きっかけはごく些細なことでした。前から父の干渉がひどくて、ある日わたしの人格を否定するようなことを言われたのが原因です。」
わたし「もう無理!となったのですね。」
ミッチー「はい。ある時から父の言葉遣いが乱暴になって、嫌だなと思っていたんです。」
わたし「なにか思い当たることがありますか?」
ミッチー「父の定年退職を前に、母との口論が増えた気がします。」
わたし「ご両親の仲はどうでしたか?」
ミッチー「ほかの家を知らないので比較できないのですが。良くも悪くもないのでは。」
わたし「どういうことですか?」
ミッチー「なぜ一緒に住んでいるのかわからないなと思う時があって。共同生活者みたいな。夫婦ってこんな感じなのかなと子供の頃から思ってました。」
わたし「そこになにか悲しみというか、怒りも感じられます。」
ミッチー「(涙ぐむ)いまでは、あきらめに近いと思います。」
わたし「なんとかしようとして、がんばって来たのですね?」
ミッチー「(うなずく)20歳くらいまでです。その後は、わたしが社会に出るようになってからは考えなくなりました。」
わたし「社会に適応するのに精一杯だった?」
ミッチー「はい。わたしはあまり器用な方じゃないので。人間関係が。」
わたし「お母さんとは距離がちかいと言ってましたね。」
ミッチー「母のことは尊敬しています。社会的にもがんばってる。人から尊敬される職を持ち、ボランティアもやってますし。わたしがいまの職についたのも母のアドバイスがあったから。」
わたし「すこし寂しそうに聴こえるのはなぜでしょう?」
ミッチー「母はこうあるべきが強くて。子供の頃から悩みを打ち明けたことがない気がします。」
わたし「気もちでつながっていない?」
ミッチー「感情的になると軽蔑する人なんです、母は。父とのいさかいの原因もそこだと思っています。」
成長したいです。幸せになった姿を母に見せて安心させたい。
わたし「いま、感情が出てきていますね。」
ミッチー「理想論で言われても。そうじゃないんだよ、とこころの中で毒づいてました。でも母には反抗する気にはなれなかった。家が崩壊してしまいますから。」
わたし「あきらめがあるのですね。」
ミッチー「小学の頃の早くからあきらめてました。お友だちのお家に遊びに行って、彼女と母親が、まるで歳の離れた友だちのような。衝撃的でした。」
わたし「あなたの痛みに触れたのですね?」
ミッチー「・・・(泣く)」
わたし「あなたのお顔の表情に、うれいがある原因がわかった気がします。寂しかったのですね。」
ミッチー「母とは、物心ついてから、触れ合ったことがほとんどありません。」
わたし「直接触れあうほど、親密な感情が生まれますからね。お母様自身が、人に甘えるのがヘタな方なんでしょう。」
ミッチー「そう思います。父に甘えてる姿は見たことがありません。」
わたし「お母様を責めても、誰も幸せにはなれません。あなたはそういう気もちを抱いた娘としての自分を責めてはいませんか?」
ミッチー「わたしをですか?そういう発想はなかったです。」
わたし「両親の仲が悪いのは自分のせいだと思っていませんか?」
ミッチー「・・・だからなんとかしようと思ったのですね。でも失敗した。自分を責めてるかもしれません。」
わたし「いまからでも遅くはありません。お母様をゆるして、自分自身を解放することだってできますよ。」
ミッチー「ただ母の笑顔が見たかったんですね。母の笑った顔を見たくて・・・(涙)。」
わたし「自分を責めてると、自分が罪人のように感じます。死んだような・・・自分にはなんの価値もないと。」
ミッチー「無価値観とか、無力感にはよく襲われます。」
わたし「大事なことは、あなたが自分を責めていると、人からの愛や贈り物を素直に受けとれないことなんですよ。」
ミッチー「たしかに受けとりベタです。お祝いされたり、プレゼントされるのは苦手です。素直に喜べなくて。お返しをどうしようか考えてしまったり。」
わたし「起きたことは変えられませんよ。私たちにできることは、気づきを得て、過去を学びに変えていくことだけです。」
ミッチー「なにか大きな勘ちがいをしていた気がします。」
わたし「気づいたら、学びに変えてゆく。こんどは交際相手の方にその体験を生かして、一緒に成長していくことができますよ。」
ミッチー「もう同じ失敗は繰り返したくありません。」
わたし「寂しさや、自分を悪いと思う気もちの反動から、相手に過剰につくしていたのですね。お相手の方はあなたから借金をしているような気もちになって、とても愛されている気分にはなれなかったと思いますよ。」
わたし「愛し愛される成熟した関係を築くと誓ってくれますか?」
ミッチー「成長したいです。そして幸せになった姿を母に見せて安心させたいです。」
わたし「こんどこそお母さんの笑顔が見たいのですね?」
ミッチー「そのためなら、なんでもやれる気がしてきました。」
わたし「お父さんも忘れずにね!笑」
ミッチー「(笑)忘れるところでした。」
(つづきは次回)
追伸
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