前の恋愛の失敗を繰り返していませんか? #154
- 成婚エピソード
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
目次
- 実家へ帰省して、父との距離を縮めてみようと話しかけてみた
- 彼を愛し始めている。その気もちに正直になって。
- 30分間3000円の体験カウンセリングとは?
実家へ帰省して、父との距離を縮めてみようと話しかけてみた
こんにちは。東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーひろです。
きょうの「一日一善」をお送りします。
恋人関係になると、いつも相手に振りまわされてしまう女性が、どう成婚していったのか。
仮称サッチーさん(30代半ば)の事例をお伝えしています。
バックナンバーは、下記です。
#152「相手から『もう終わりにしよう』と言われてしまう。」
https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/32582/
自分との関係をどうしたいのか?肝心なことを聴く自信がないのが問題でした。
#153「自分に自信が持てないのは、両親との絆が弱いから。」
https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/32604/
両親の不仲は自分のせいだと責めていました。
「ただ母の笑顔が見たかっただけ」と気づきを得て、新しい出会いで、お相手と一緒に成長していくと決めたミッチーさんでした。
わたし「新しい交際相手はどんな方ですか?」
ミッチー「8こ歳上の穏やかで知的な人です。」
わたし「彼に決めたポイントは?」
ミッチー「人柄が優しくて、威圧的じゃないところかな。」
わたし「お父さんに似ていない人?」
ミッチー「意識しませんでしたが、そうかもしれません。父とは似ていませんね。ある意味真逆なキャラです。」
わたし「わたし達がよくやる過ちは、親によく似た人か、親とは正反対な相手を選ぶことなんですよ。」
ミッチー「そうなんですか?」
わたし「あなたがお父さんを受けいれていないままだと、いずれ彼はお父さんに似てきますよ。笑」
ミッチー「笑。それは困ります。」
わたし「前の恋愛の失敗は繰り返さないと、決心できてますか?」
ミッチー「はい。こんどは恐がらずにホンネを伝えることでしょうか? 結婚を迫りさえしなかったら、この関係をつづけられると思っていましたから。」
わたし「いきなりはハードルが高いのでは?」
ミッチー「練習が必要です。」
わたし「日常生活の中で『これが嫌い』なら言いやすいでしょう?」
ミッチー「嫌だとか、嫌いは比較的わかります。声に出すかどうかは別として。」
わたし「そのうち慣れてきたら『これが好き』と言い換えてみるのです。」
それから約一月後の面談で。
ミッチー「この前実家へ帰省して、父との距離を縮めてみようと積極的に話しかけてみました。母も喜んでくれて。」
わたし「どうでしたか?」
ミッチー「父は『自分の考えは絶対間違っていない』と譲らない人なのですが、本当は自分に自信がない人なんだなと今回気づかされました。」
わたし「ほぉー。大きな発見でしたね。」
ミッチー「はい。本当は自分が弱いと思っているから、威張りたがるんだなと。権威を笠に着て。」
わたし「親への批判が出てきたら、ひとつの対処法は、親の子供時代を想像してみることなんですよ。」
ミッチー「親にも子供時代があって、いまのわたしのように祖父や祖母を恨んだり批判したり・・・」
わたし「そうです。世代的に環境はもっと劣悪でした。国全体が貧しかったので。」
ミッチー「その中で苦労して社会人になり、母と出会って、わたしが生まれた・・・」
わたし「完璧な親はどこにもいません。親を否定することでわたし達は自己を確立してゆく側面があります。親子の宿命です。」
ミッチー「上から目線じゃなく、父も母も可哀想に思えてきました。苦労して育ててその娘に嫌われて。笑」
わたし「これからですよ。あなたも親になればわかります。子育てしながら、わたし達は失った子供時代をとり戻してゆくんですよ。」
ミッチー「育児はつらいこともあるけど、癒されることの方が数倍も多いと、出産した友だちが語っていたのを想い出しました。」
わたし「わたし達は都合良く、嬉しかったこと、幸せだったことは忘れたがる。子育ては記憶をとり戻すレッスンでもある。笑」
ミッチー「そうなんですね。楽しみです。その前に彼と結婚しないと!笑」
彼を愛し始めている。その気もちに正直になって。
わたし「そうでした。笑 結婚に向かっての着地点は想い描けていますか?」ミッチー「ふたりは対等な関係で。なんでも話し合えていてと思いたいのですが。まだまだ躊躇(ちゅうちょ)があります。正直。」
わたし「どこかに依存心というか、期待があるのでは?」
ミッチー「彼はいい人そうだから、先のことをきっと考えてくれているだろうと。これは妄想ですか?」
わたし「期待と失望はセットなんですよ。期待が強いともれなくがっかりが付いてくる。笑」
ミッチー「笑。勇気がいります。その先に一歩踏み込むのは。」
わたし「恐れをことばにしてみると楽になりますよ。いまのあなたに必要なのはリアルであること。直感を信じるのです。それをことばにしてみる。」
ミッチー「恐れをことばにしてみるんですね。欲しい答えじゃなかったらどうしょうとか。墓穴を掘ったらどうしょうとか。とにかくいまうまくいってるのに、動いて関係が変わってしまったら恐いなぁと。」
わたし「変化への恐れですね。彼もまったく同じ気もちかもしれませんね。結婚に関しては女性がリーダーシップをとった方がうまくいくんですよ。」
ミッチー「本当ですか。はじめて聴く考え方です。」
わたし「あなたは彼と結婚したいと思っている。その直感を信じて、あなたの方から一歩踏み出してみるのです。結婚してふたりならなにができるか?共通の目標を持って、語り合うことで関係が一気に前に進みます。そこに賭けてみるのです。」
ミッチー「リードするというより、誘う感じでしょうか?それならできそうです。やってみます。」
わたし「あなたは彼を愛し始めている。その気もちに正直になって。いつも愛か孤独かです。結婚してからでもそれは変わりません。」
サッチー「結婚してから、思っていたような人じゃなかったらどうしょうとか。恐れの正体はそれですね。」
わたし「疑いが起きたら、触れ合ってつながり直すだけでいいんですよ。どんな決断にもリスクは伴います。目の前には愛か孤独か、2つのボタンしかないのをイメージしてみて。愛の方を選択しつづけると決めるだけ。とてもシンプルです。」
ミッチー「はい。すこし勇気が湧いてきました。」
わたし「次の一歩を踏みだす勇気を持ったときに、はじめて必要なステップが見えてくるんですよ。」
ミッチー「やらないで後悔するより、やって後悔したいです。笑」
(つづきは次回)
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