婚活が上手くいかない理由。大きな勘違いが原因!
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男性は、近所のおばちゃんの感覚に近い。
皆さんこんにちは。心理カウンセラーの高山です。
さて、本日から連載で、婚活の悩みについて、心理学講座(全5回)をお伝えしていきます。日頃皆さんが感じていることや、お悩みについて、わかりやすく解説していきます。全5回の講座ですので、しっかり自分のものにしていただいて、今後の参考にされてください。
本日は(1)についての講座をお伝えしますね。
心理学講座のテーマ
1)婚活が上手くいかない理由
2)どんな男性が自分に合うのか分からなくなってしまった
3)男性心理と女性心理の違い
4)男性は女性のどんなところを見るのか?
5)男性が結婚を決断するポイント
(1)婚活が上手くいかない理由
世の中には婚活をされている人はとても多いですね!
人にもよりますが、1年、2年、3年、4年、5年と、ダラダラ婚活している人が意外に多くいらっしゃいます。
皆、誰もが、いい人がいたらいいな!とか、そういう感覚でいる人がいますが、ここで注目する点は、婚活が上手くいかない人にはある共通点があります。
どんな共通点かといえば、殆どの方が、自分を中心に相手を選ぼうとしているのです。勿論、自分が納得いく人と結婚したいと思うのは当然なのですが、そこは間違ってはいません。しかし、「納得いく人を選ぶ」というのは、言い換えれば「自分が相手を選ぶ」ということにもなりますから、そこに僅かであっても「エゴ」が出てきます。
そのエゴは、自分でも気づかないくらい、いつの間にか出てくるもので、そのエゴが、相手の男性に五感で伝わることで、男性は離れていきます。最初は上手くいっていたけれど、途中で自然消滅してしまった。これが典型です。
これまでに、心当たりはなかったですか?(笑)
ではどうすればいいのか?という疑問が生じますね?
押さえておく点は、人の心理というのは複雑で、追えば逃げます。引けば寄ってくる。そういう潮の満ち引きのような作用があって、例えば何かを頼みたいと思っても、人に上から目線で伝えると相手は動きませんが、自分が困っている空気が周囲に伝わると、何故か人が寄ってきて助けてくれます。
婚活は、他人同士の男女の関係からスタートするので、ちょっとしたことに皆が敏感に反応するのです。
とは言っても、やはり理想とする男性と結婚したいと願うのは、女性なら当然のことですね。ではどうすればいいかということですが、「自分が相手を選びたい」と思う気持ちと同じレベルで、自分は選ばれる立場でもある」という意識を常に持っておくことがとても重要なのです。
その意識がどの程度あるかで、相手への伝わり方が違ってきます。平たく言えば、「謙虚さ」であったり、「潔さ」です。
一つの参考例をお伝えしますね。
ある独身女性が、仕事から帰る途中でスーパーに立ち寄ったとします。今夜の夕飯はどうしようかな?とか、今日の特売品はなんだろうとか、色々考えながら店内をウロウロしています。そしたら店内で、日頃から気になっていた知り合いの男性を見かけたとします。こちらは気づいたけど、相手はまだ気づいていない。買い物カゴの中は、特売品の商品でいっぱいです(笑)。
その女性はどうしたか?といえば、店内にいる男性に気づかれないように、足早にレジで会計を済ませて、見つからないよう帰っていきました。
実は、そういう独身女性は意外に多いのです(婚活が上手くいかない女性)。ここで疑問が出ますが、なぜ、その女性は男性に気づかれないように帰ってしまったのでしょうか?
答えは、店内で男性に声でも掛けられたら、買い物カゴの中身を見られしまい、恥ずかしいと感じるからです。
カゴの中を見られることは、自分の生活感が丸裸にされるようで、だから恥ずかしいと感じます。ここで言えることは、この女性は、日常的に見えないバリアを張っているということです。何かが起これば無意識にバリアを張ってしまい、人を寄せ付けない心理がはたらいているのです。自分では男性を求めているにも関わらず、自ら男性を寄せつけない行動心理がはたらくことで、男性はそれを察知して離れていきます。
では、同じ状況で、近所のおばちゃんがスーパーに立ち寄った場合を想像してください。店内でたまたま近所の奥さんを見かけた。その際の振る舞いは、自らその奥さんに声を掛け、あっという間に店内で笑いながらムダ話しさえしてしまいます。買い物カゴの中身など、お互い気になりません。
なぜなのか? 潔いからです。
男性の感覚は、実は、近所のおばちゃんの感覚に近い傾向があります。
一般の奥さんは、地に足を付けて、しっかり家族を守っているからです。だから潔いのです。他人にどう見られるかなんて、いちいち考えてられませんね。家のこと、子育てのこと、旦那さんのこと、生活のこと、いろんなことを真正面から常に向き合っているので、堂々としています。そういう女性に、男性は安心感を覚えます。
だから、男性は奥さんを大切にするのです。
一方、独身女性の多くは、オシャレに興味があって、いつも綺麗にしていますが、結婚すると、そんなことばかりに気を取られるわけにはいきませんね。婚活女性はまだ独身ですから、男性の前では、やはり綺麗でいるべきだと思いますが、外見で生活感が出ると男性の印象は悪いです。
ですから、綺麗でおしゃれな存在でありながら、生活感については「潔い」ところを見せていく必要があります。
それができる女性は、なぜか男性にモテます。
逆に、いつも周囲の目が気になる女性は、例え綺麗でスタイルの良い女性であっても、最後は男性は離れていきます。お付き合いの中で、生活感が感じられないからです。
恋愛と結婚は、言葉が違うように、意味も全く違ってきます。
恋愛とは、都合のいい関係で、楽しい時間を共有するのが恋愛関係です。
一方、結婚は、良くも悪くも生涯を共にする関係で、互いのメッキが全て剥がされた関係です。
ですから、「潔さ」がない女性は、本質的には男性に選ばれない傾向がとても高いのです。
もう一つ事例を。
いつもおしゃれなカフェやイタリアンで楽しく食事をして、画像をインスタなどにあげている綺麗な女性は、
それだけでは男性に目に止まって終わりですが、例えばその女性が、毎日朝から自分でお弁当を作って会社に出勤しているとします。冷蔵庫の残り物で簡単に作るだけのお弁当で、人に見せるようなレベルではありません。
しかし、男性の目には、とても信頼のおける女性というふうに映ります。あるいは、お掃除が得意という女性も、男性に好感を抱かれます。毎日のお弁当も、お掃除も、自立している女性というふうに男性の目に映りますから、信頼できる女性ということになります。
女性が結婚する時は、相手の男性一人だけを見ますが、男性はそうではありません。ここが男女の考え方の大きな違いでもあります。
男性の場合は、結婚する時は一人の女性を見ますが、結婚後は子供が産まれますから、子供ができたら、その時点では、自分の奥さんという存在と、自分の子供の母親の存在という、二つの存在になります。
婚活男性は、まさに、いますぐでも結婚したいと願う人間ですから、外見上の好みも勿論あるのですが、結婚後、女性がどう変わっていくのか?ということを、交際中にいろんな角度から見ています。綺麗な女性だけど、子供が産まれたら、ちゃんと子育てしてくれるかな?とか、家を任せても大丈夫かな?とか、お金の経済観念は大丈夫かな?とか、あるいは、自分の両親と仲良くしてくれるかな?とか、実にいろいろなところを見ているものです。その際に、「間違いない」と思われる振る舞いがきちんとできる女性が、結果として婚活が上手くいきます。
今後のご参考にされてくださいね。
男性と女性は、根本的に違うということを知っておきましょう!
次回は「どんな男性が自分に合うのか分からなくなってしまった」をテーマにお伝えしたいと思います。婚活を続けていくと、いろんな魅力的な男性に遭遇したりするものです。印象はいいのだけど、本当に結婚相手として相応しいのか?ということが、いつも気になっていて、最後は自分でどうしたらいいのか分からなくなってしまう。そういうご経験を持つ方もいらっしゃると思います。
ぜひ、ご参考にされてください。
ブログを読まれて何かご質問がある際は、高山専用アドレスまでご連絡ください。
婚活は、ちょっとした意識の変化で、結果も大きく変わります。
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高山