「思いやり」は、結婚生活にも婚活にも必要です
皆様こんにちは。
越谷市で創業27年、結婚相談ベルMeの鷲巣です。
世の中には、自分の身を守るために、平気で人を傷つけてしまったり、相手の立場や弱点につけこんで、必要以上に責め立てたりする方がいらっしゃいます。
もちろん、自分の気持ちや権利を守ることは大切です。
でも、人と人とのつながり――
特に「結婚生活」において、本当に必要なのは、お互いを思いやる心ではないでしょうか。
どれだけ仲の良い夫婦でも、長い結婚生活の中では、意見がぶつかったり、喧嘩をしたりすることがあります。
大切なのは、
「どちらが正しいか」を決めることではなく、
お互いに少しずつ譲り合う。
相手の気持ちを考える。
そして、仲直りする努力をする。
私は、これが夫婦にとって、とても大切なことだと思っています。
先日、愛犬のサミとぶーけの診察で動物病院へ行ったときのことです。
院内に「カスハラ防止」のポスターが掲示されているのが目に入りました。
「助けてもらうのが当たり前」
「自分の望んだ結果にならなければ、相手を責める」
そんな悲しい現実が、実際にあるのでしょう。
動物病院では、獣医師さんやスタッフの皆さんが、動物たちのために一生懸命に治療してくださいます。
それでも、どれだけ手を尽くしても、どうにもならないことがあります。
命には限りがあります。
飼い主としては、
「どうして助けられないの?」
「もっと何とかできないの?」
そう思ってしまう気持ちも、決して不思議ではありません。
でも、そこで獣医師さんを責めても、命が戻ってくるわけではありません。
このポスターを見ながら、私はふと、私たちの結婚相談の仕事と重ね合わせてしまいました。
結婚相談所の仕事も、実は思い通りにいかないことの連続です。
「このお二人なら、きっとうまくいくだろう」
そう思ってご紹介しても、交際に進まないことがあります。
交際に入って、
「今度こそ!」
と思っていても、突然お断りになってしまうこともあります。
すべての出会いがうまくいけば、どんなに楽でしょう。
そして、どんなに嬉しいことでしょう。
でも、現実はそう簡単ではありません。
会員様の笑顔が見たくて、私たちカウンセラーは毎日、一生懸命にサポートしています。
時には、会員様が傷つき、辛そうにされている姿を見ることもあります。
そんな時には、
「どうにかして、この方の心を少しでも軽くして差し上げたい」
そう思います。
そして、良かれと思ってしたアドバイスや行動が、思いがけず裏目に出てしまうこともあります。
そんな時には、
「もっと別の言い方があったのではないか」
「もう少し違うサポートができたのではないか」
と、自分の力不足に胸が痛くなることもあります。
結婚相談所は、ボタンを押せば必ず幸せになれる場所ではありません。
人と人との出会いですから、嬉しいこともあれば、悲しいこともあります。
だからこそ私は、**「思いやり」と「誠実さ」**を大切にしたいと思っています。
お相手に対しても。
会員様に対しても。
そして、私たちカウンセラー自身も。
人は、思い通りにならない時ほど、その人の本当の姿が出るものなのかもしれません。
「自分が傷ついたから、相手も傷つけてやろう」
ではなく、
「自分も辛かったけれど、相手にも何か事情があったのかもしれない」
そう考えられるだけで、人間関係は少し違ってくるような気がします。
結婚生活も同じです。
完璧な夫婦なんて、そうそういません。
喧嘩をすることもある。
意見が合わないこともある。
相手に腹が立つことだってある。
それでも最後には、
「まあ、今回は私が少し譲ろうか」
そんな一言が言えること。
そして、
「ごめんね」
と素直に言えること。
もしかすると、これが長い結婚生活を続けていくための、大切な「技術」なのかもしれません。
サミとぶーけの病院で見た一枚のポスター。
そこから、思いがけず「人と人とのつながり」について、いろいろと考えさせられた一日でした。
婚活も結婚生活も、結局は人と人。
だからこそ、相手を思いやる気持ちを忘れずにいたいものですね。