マリッジサロン LUCIA(ルチア)

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婚活リアリティショーについて。

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マリッジサロン LUCIA(ルチア)「婚活リアリティショーについて。」-1

近年、恋愛リアリティショーに始まり、

最近では婚活リアリティショーが密かにメディアを賑わせている。

私の周りにも、夢中になっている女性が多い。


いち視聴者としてハマるだけなら人の勝手なのだが、婚活中の人が「自分を投影してしまう」事だけは絶対にやめていただきたい笑



出会って、ぶつかって、泣いて、紆余曲折あったけど「幸せに結ばれました♡」

それを見て「いいな」と思う。そこまではいい。


ただ、


「私もこんなスペックの人と素敵に出会って結婚できたら....」

コレはあかん。。。


出演者は、最初から「選ばれた人」達。


番組に出てくる人たちは、一般人ではない。


正確に言うと、一般人の中から選ばれた人だ。


制作側は何十人、何百人の応募の中から出演者を選ぶ。何を基準に選ぶか。


見た目。話せるかどうか。感情を表現できるか。カメラの前で崩れないメンタルがあるか。


つまりあの画面に映っている「普通の人」は、外見・コミュ力・精神的強さが一定以上揃った猛者だけだ。

婚活市場の平均値ではない。

上位の人間同士がリングで戦っている。


それを見て自分自身の婚活に影響を受ける形で感化されてはいけない。


なぜ無意識に自分を主人公にしてしまうのか


ここが本質。


人間はドラマを見るとき、無意識に「感情移入できるキャラ」を探す。

そしてそのキャラの目線で物語を追う。

「自分に似てる」「自分もこういうとき悩んだ」と感じた瞬間に、もう画面の向こうの話ではなくなる。

自分がその物語の主人公になってしまう。


婚活リアリティショーは特にこれが起きやすい。恋愛や結婚は「誰でも経験し得ること」として描かれるから。

「特別な才能がなくても、真剣に向き合えば報われる」という構造でできている。


でもそれは物語の文法であって、現実の文法ではない。


視聴者が「自分にもできるかも」と感じるのは、番組が巧みにそう感じさせるように作られているから。感動させて、希望を持たせて、また来週も見てもらう。それがビジネスだから。


あなたの「私も....」という感覚は、感動の余韻に乗っかった錯覚です。


100時間撮って、2時間に編集している。


もう一つ現実を言うと、


あの「素敵な出会いの瞬間」「感動の告白シーン」は、何十時間もの撮影の中から選ばれたベストショット。


ぎこちない沈黙も、空回りした会話も、全部カットされている。残るのは「画になる瞬間」だけ。


あなたが「この人素敵だな」と感じた相手は、編集済みの人間だ。

素の婚活現場にそんな人間はいない。


都合のいい場面だけ覚えている


これを確証バイアスという。


人間は自分の信じたいことを裏付ける情報だけを無意識に拾う。見たいものだけを見てはいけない。


「45歳で結婚できた人がいた」という一つの事例を見て、「自分も大丈夫」と思う。

でも同じ年齢で婚活して苦戦してる100人のことは映像に残らないから、頭に入ってこない。


テレビは「うまくいった話」を流す。

「うまくいかなかった話」は地味で数字が取れないから流さない。


あなたが見ているのは、生存者だけが語るサクセスストーリーという事を見落としてはいけない。


婚活市場は、ドキュメンタリーではない。


現実の婚活はこう。


初対面でカメラはない。BGMもない。編集もない。相手も同じように不安で、同じように値踏みしていて、同じようにテレビを見て淡い期待を持っている。


誰も主人公ではない。全員がモブキャラとして出会う場所、それが婚活市場。


テレビを見て勇気をもらうのは自由。

でも「自分もいけるかも」の根拠がテレビであっては絶対にならない。


必要なのは感動ではなく、戦略だ。

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