違う二人だからこそ、うまくいくこと
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「価値観が合う人がいい」
婚活では、よく聞く言葉です。
もちろん、価値観が近いことは大切だと思います。
でも私は、以前のパートナーとの関係を振り返ると、違う二人だからこそうまくいったことも、たくさんあったなと思います。
その中でも、特に印象に残っていることが3つあります。
ひとつ目は、考え方が広がったこと
一人で物事を考えていると、どうしても自分の考えに固執してしまうことがあります。
「こういうものだ」
と思っていると、それ以外の考え方が見えなくなってしまう。
でも、パートナーは私のことをある程度分かったうえで、私とは違う考えを話してくれる。
だから、
「そういう考え方もあるんだ」
と、新しい発見がたくさんありました。
特に多かったのが、会社での人間関係のこと。
私なら「こうする」と思っていたことに対して、
「それはこういう見方もできるんじゃない?」
と言われる。
自分のことを知らない人から言われるのとは、少し違うんですよね。
私の性格や考え方を分かったうえで言ってくれるから、
「なるほど。そういう見方もあるのか」
と、素直に受け取れることがありました。
違う人と一緒にいることで、自分の世界が少し広がったんだと思います。
ふたつ目は、美味しくないご飯が楽しい時間になったこと
これは今でも印象に残っています。
あるとき、とっても美味しくない食べ物屋さんに入ってしまったことがありました(笑)。
私は結構ショックだったんです。
「せっかく来たのに……」
と思っていたら、パートナーが、
「こんなに美味しくなくても、私と一緒に食べるから楽しい」
というようなことを言ってくれました。
私は、その言葉がすごく嬉しかった。
私は「美味しいものを食べる」という方向を見ていた。
でも、彼は「誰と食べるか」という方向を見ていた。
同じ出来事なのに、見ているところが違う。
そのとき、
二人でいると、こんなことまでいい空気に変わるんだ
と思いました。
美味しいご飯なら楽しい。
それはもちろん。
でも、美味しくないご飯まで笑い話になるなら、それもなかなかいいですよね。
みっつ目は、ずっと新鮮だったこと
性格も違う。
生活も違う。
習慣も違う。
考え方も違う。
私は、そういう違いが面白かったんだと思います。
「なんでそんなことするの?」
と思うこともありました(笑)。
でも、そのたびに、
「この人はこう考えるんだ」
と興味が湧く。
自分とは違うから、分からない。
分からないから、知りたくなる。
私は、そこが良かったんだと思います。
同じものを好きになることも楽しいけれど、違うものを持っている人と一緒にいることで、知らなかった世界を知ることができる。
それって、結構贅沢なことだと思いませんか。
「合う」って、同じことじゃないのかもしれない
婚活では、
「価値観が合う人」
「性格が合う人」
を探します。
でも、「合う」というのは、何もかも同じということではないのかもしれません。
違っていても、
「その違いを面白いと思える」
「相手の考えを聞いてみたいと思える」
「自分の考えも話してみたいと思える」
そんな関係も、十分に「合う」だと思います。
一人なら、自分の考えの中だけで完結する。
二人なら、相手の考えが入ってくる。
そこで自分の考えが変わることもあるし、逆に「やっぱり私はこう思う」と自分の軸がはっきりすることもある。
私は、結婚って、そんなふうに二人でいることで、一人のときにはなかったものが生まれることでもあるのかなと思っています。
違うから、ぶつかることもある。
でも、違うから、広がることもある。
違うから、笑えることもある。
そして、違うから、いつまでも相手を知りたいと思えることもある。
だから私は、
「似ている人がいい」だけではなく、「違っていても面白いと思える人」
という視点も、結婚相手を選ぶときには持っていてほしいと思います。
次回は
でも、ここで一つ気になることがあります。
「好きなのに、一緒にいると苦しい」
そんな相手だったら、どうでしょう。
好きだから離れたくない。
でも、一緒にいると自分が苦しくなる。
次回は、そんな「好き」と「幸せ」は、同じなのか?という話をしてみたいと思います。