②カラマーゾフの兄弟
ダメな人を好きになってしまう
世界文学の最高峰ドストエフスキーの最高傑作、
カラマーゾフの兄弟2 ／ 著：ドストエフスキー
訳：亀山郁夫
光文社文庫
現在、ＮＨＫのＥテレ『100分de名著』でも
取り上げられています。
（毎週月曜日／午後10時25分～10時50分 放送）
1に続くこちら2の本では、
激情的で熱血漢の長男ドミートリーの
婚約者であるカテリーナの心を分析する三男アリョーシャの言葉が印象的です。
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『・・・あなたが本当に愛しているのは、
あるがままの兄貴（ドミートリー）です。
もしも兄貴がまともな男になったりしたら、
あなたはたちまち兄貴を捨て、気持ちもすっかり覚めておしまいになるのでしょうね。
でも、あなたには兄貴が必要なんです。
ご自分の献身的な行いの正しさをたえず確かめ、
彼の不誠実を叱ってやるためにです。
何もかも、あなたのプライドの高さからそうなるんです。・・・』
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これまでの恋愛で、
ダメな男性を好きになってしまう、という女性にとってはまさに目からウロコの言葉ですね。
もちろん、ダメな女性を好きになってしまうという男性も然り。
こちらカラマーゾフ2では、上記以外にも
人間の心理を突く、さまざまな言葉が溢れていますよ。
婚活するすべての方が良いご縁に繋がりますように☆
