雅子皇后陛下と、先日の初回無料相談者のお話(涙)
目次
- 雅子皇后陛下と似すぎている相談者
- 籠の鳥の人生
- 心が傷つき過ぎていた
- 果たして、再婚できるメンタルであったのか?
- 裏ブログもあります。
雅子皇后陛下と似すぎている相談者
※少しお話は変えてあります
先月のお話しなんですが、
夕刻に、とある女性からお電話がありまして、「今から、そちらに伺ってよろしいでしょうか?」とおっしゃる。
ちょうど、時間が空いていましたので、ご来店いただきました。
皆様ご存知のとおり、雅子皇后陛下は外交官の娘であり、国際感覚に非常に長けた方です。
そして、その日、ご来店になった女性も、愛知県の政治家で国際都市愛知・名古屋を政策に掲げる議員さんの娘さんだったのです。
ご卒業になった学校も、愛知県内有数の「国際的教育」を標榜する学校であり、国際感覚も語学力も堪能。
わたくし、「この方は、雅子さまみたい」と、思わんでもなかったのですよ。
籠の鳥の人生
さて、その女性のお話を伺っておりますと、彼女いわく、
「私は、バツ1なんです。その理由は、元の夫が私をかごの中に閉じ込めて、一切自由にしてくれなくって離婚に至ったんです」
とおっしゃる。
なんとも、皇后陛下と似た境遇。
外交官と政治家、国際感覚のあるエリート女性。そして、籠の中・・・。
さらに伺っておりますと、
彼女はこんな話をされました。
「元の夫は公務員です。父の支持者の紹介で『間違いのない男性』ということで結婚したのですが、私を常に監視したがり、私が不貞を働かないようにと毎日姑が、夫の出勤と入れ替わりにやってきて、夫の帰宅までいるのです。さらに、夫はその日の出来事をすべて分刻みで報告させるのです」
ありゃあ! 皇后陛下以上の自由のなさじゃん!
とまぁ、思いましたよ。
そんな生活が何年か続き、彼女の心は蝕まれ、「適応障害」になってしまったのだそうです。
皇后陛下と同じ診断名ではありませんか!
心が傷つき過ぎていた
あいにく、その日は私イマコンスタッフ(男)の担当する日時でした。
それだけで、彼女にとって負担だったのかもしれません。
だって、男性といえば、自分を拘束する存在と思っている方に、男性が応対せざるを得なかった。
これは本当に申し訳ないことです。
しかし、彼女は父親の極めて強い圧力で、再婚しなければ家にいられないという状況でもありました。
しかも、体調を崩されているので、お仕事もままならない。
結婚相談所の男性スタッフと1時間ほどお話しされるだけで、恐怖で震えが止まらない彼女。
その女性を、いかにすれば、ご結婚に導けるのか・・・。
悩みながら、しかし、彼女のお気持ちに沿いながらお話を伺っておりました。
つまり、彼女は結婚しなければ政治家の父から追い出されかねない。しかし、結婚相談所スタッフの男性と話すだけで、震えが止まらない。
もちろん、これは私の未熟さであることは認めざるを得ません。すべての相談者の方に安心空間をご提供できなかったこと、そして、たとえ急なご来店であっても、女性スタッフが不在であったという不手際。
一切の言い訳ができる事とは考えておりません。
果たして、再婚できるメンタルであったのか?
当店の不手際について、白状いたしましたが、それでは女性スタッフが応対させていただいたとしてどうだったでしょうか。
その場は、きっと、震えなどは起こらなかったかと思います。
ただ、お父様の強要で再婚されたとしても、
いや、現状では、男性に会うことすら困難なのではないでしょうか。
もちろん、「そんな恐怖心を抱かせない男性を紹介するのが結婚相談所の役割だろ。違うか?」
という、叱責を受けることを覚悟のうえで、この記事を書かせていただいております。
正直申し上げます。
そのようなご希望の方は、それに対応できる相談所をお探しになるのがよろしいかもしれません。
しかし、彼女がお見合いする男性に対し、「適応障害」の症状を出されるかどうかはわからないと思うのです。
思うに、彼女の場合は、まず治療をされ、
そして、「結婚(再婚)ありき」ではなく、父親の圧迫ではなく、本当に輝ける生き方をされることが大切かと思った次第です。
彼女は、結局ご入会されませんでした。
他の結婚相談所様であれば、無理にでも入会させられたかもしれません。
しかし、
私はそれができませんでした。
商売をしている身としては失格かもしれません。
ただ、
彼女が幸せになってほしいと願う気持ちだけは、どの相談所にも負けないと思っております。
裏ブログもあります。
こちらは表ブログです。
洗いざらいの裏ブログもありまして、読んだほうがいいのかどうか?
ただ、婚活のありのままはわかるかも。