良かれと思って言いすぎた|活動中の子どもへの声かけ
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良かれと思って言いすぎた|活動中の子どもへの声かけ
わが子が結婚相談所に入会したあと、親としてどんな声かけをすればいいのか悩む方は少なくないようです。応援したい気持ちが強いほど、つい活動の様子を聞きすぎてしまうこともあるのではないでしょうか。実はその距離感ひとつで、子どもの婚活へのやる気が変わってくることがあります。
■ 「お見合いどうだった」が負担になるとき
あるお母さまは、息子さんが結婚相談所で活動を始めてから、顔を合わせるたびに「お見合いどうだった」「次はいつ会うの」と聞いていたそうです。心配からの質問でしたが、息子さんにとっては毎回の帰省が「報告会」のように感じられてしまい、次第に活動の話を避けるようになったといいます。
婚活は、うまくいく日もあれば、うまくいかない日もあります。うまくいっていないときほど、本人は誰にも話したくないと感じているものです。会うたびに聞かれることで、「進んでいないと言えない」というプレッシャーが積み重なり、活動そのものが苦しくなってしまうケースも見られます。子どもから話したいタイミングと、親が聞きたいタイミングにはズレがあることを、まず知っておくとよいかもしれません。
■ 条件面のアドバイスが重荷になることも
もうひとつよくあるのが、良かれと思って伝える条件面のアドバイスです。「もう少し年収の高い人がいいのでは」「せめて身だしなみくらいは整えてもらったほうが」といった言葉は、心配からくるものですが、子どもにとっては自分の選択を否定されたように感じられることがあります。
三十代、四十代の子どもは、すでに自分なりの価値観や譲れない条件を持って活動しています。親の意見がそこに重なると、本人の判断軸がぶれてしまい、かえって迷いが増えてしまうこともあるようです。アドバイスをするなら、聞かれたときに一言添える程度にとどめるのが無理のない距離感ではないでしょうか。
■ カウンセラーに任せる部分、親が担う部分
結婚相談所には、活動の進み具合を把握し、必要な助言をしてくれるカウンセラーがいます。お相手選びや交際中の悩みは、カウンセラーという専門家に任せる部分と考えると、親の役割も整理しやすくなります。
親が担えるのは、日々の暮らしを気にかけたり、聞かれたときに耳を傾けたりする、もう少し離れた場所からの見守りではないでしょうか。実際に、質問攻めをやめて「何かあったら聞くね」という姿勢に変えたところ、子どものほうから自分の交際の様子を話してくれるようになったという声もあります。
■ まとめ
声かけの距離感は、家庭によって正解が異なります。ただ、聞きすぎない、口出ししすぎないという姿勢が、結果として子どもの自主性を支えることにつながるのかもしれません。まずは次に顔を合わせたとき、質問の数を少し減らしてみることから始めてみませんか。