交際が進んで気づいた家族観のズレ|実家との距離
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結婚相談所で出会い、真剣交際(=結婚を前提に1対1で交際を続ける段階)が進むにつれて、家族観や価値観の違いに戸惑う方は少なくありません。お互いの好みや将来設計は話せていても、実家との距離感や同居については後回しになりがちです。関係が深まったからこそ見えてくるテーマについて、実際のエピソードを交えながら考えてみます。
■ 「実家の近くに住みたい」と言われて戸惑った日
30代前半女性のAさんは、結婚相談所で知り合った男性と真剣交際に進んで一ヶ月が経った頃、思いがけない一言に戸惑ったといいます。「自分は長男だから、将来は実家の近くに住みたいと思っている」。それまでデートでは仕事の話や趣味の話が中心で、家族についてはあまり深く話していなかったそうです。Aさんは仮交際(=結婚を前提としつつ複数人と並行して会うことのある初期段階)の頃から彼の誠実さに好感を持っていましたが、この一言で「自分の実家からは離れることになるのかもしれない」と現実的な不安を感じたと振り返ります。
恋愛感情が深まってきたタイミングだからこそ、こうした話題は切り出しにくく感じるものです。ですが結婚相談所での婚活は、結婚という具体的なゴールを見据えて交際を進めるからこそ、早い段階で家族観の違いに向き合う必要が出てきます。カウンセラーに相談しながら、少しずつ本音を伝え合っていくケースも多いようです。
■ 同居や介護、行事参加のすり合わせは早いうちに
実家との距離感を考えるうえで避けて通れないのが、同居や近居、そして将来的な介護への考え方です。恋愛感情だけでは埋まらないテーマだからこそ、早めに言葉にして共有しておくことが大切ではないでしょうか。年末年始やお盆にどちらの実家へどの程度顔を出すかといった行事づきあいも、生活スタイルに直結する現実的な話題です。
Aさんの場合、彼の希望を聞いてすぐに否定するのではなく、自分自身も「実家の両親の近くで暮らしたい」という希望を持っていることを丁寧に伝えました。すると彼もAさんの考えをしっかりと考慮してくれたそうです。最終的には双方の実家からアクセスしやすい場所に住み、行事は交代で顔を出すという形ですり合わせができ、成婚(=結婚相談所での活動を通じて結婚に至ること)へとつながりました。価値観の違いに気づいたときほど、相手を否定するのではなく、自分の希望も率直に伝える姿勢が関係を深めるきっかけになるのかもしれません。
■ まとめ
家族観のズレは、交際が深まってから見えてくることが少なくありません。実家との距離感や同居、介護への考え方は、早いうちに言葉にして共有しておくことが、結婚後の安心につながるのではないでしょうか。気になる点があれば、一人で抱え込まずカウンセラーにも相談しながら話し合ってみてください。