関西弁で多用する【し】と【ひ】の区別がつかない江戸っ子
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目次
- お見合いあるある《伝えたくても伝わらない方言の壁》
- ゆっくり丁寧に話し、誤解の無いようにするのも立派な配慮
お見合いあるある《伝えたくても伝わらない方言の壁》
皆さんこんにちは。
トータル婚活サポート 縁~port 代表 河内 満です。
本日も代表blogへお越しいただき有難うございます😉
本日のテーマはこちら、
『異口同音…同じ言葉も方言が入ると意味が大きく変わりる』~立ちはだかる《伝えたくても伝わらない方言の壁》~
についてお話しをしていこうと思います。
現代の婚活は遠方の方とも知り合える《広角婚活》が主体となってきており、あらゆる地域にお住まいの方々と出会えるチャンスがあるのが強み!しかし、ここで立ちはだかるのが【方言】です。方言の強い地域であればある程に、誤解を招く解釈へ繋がってしまう異口同音もあります。
今回は私も馴染みのある『大阪弁』を例に挙げ幾つかの違ったニュアンスに捉えられがちな言葉をご紹介致します。お見合いで素敵なお相手と運命の出会いとなったとしても、『言葉の壁』で取りこぼす事に繋がらないようにしていただきたい思いから話をさせていただきますね。関西弁をお使いになられている方々に対し悪気は御座いませんので悪しからず☺️
ゆっくり丁寧に話し、誤解の無いようにするのも立派な配慮
日本語の方言は特に難しい。
本で昔読んだのですが、江戸っ子は『し』と『ひ』の区別がつかないは通説なのだと。
しかし、大阪人も『し』を『ひ』と発音することも多いのは確か。特に大阪の場合は【方言】のなかで多用するので、江戸っ子には本当に伝わりにくいのが現実。
『ひつこい』…しつこい
『ひく』…敷く
のような『し』を『ひ』とした言葉の数々。
著書に書かれていた例は面白くて忘れもしないのですが、【猫の額のような庭】と江戸っ子に伝えた所、聞いたとたん勝手に『ひ』を『し』に変えて理解をしてしまい、江戸っ子のなかでは【猫の死体のような庭】と理解をしてしまっていたようです。思い込みによる捉え方の差。これは結婚後も何度か《ん?》と思うことはあると思います。
待ち合わせに相手が『来ない』ことを言う時によく使っていたのが『けぇへん』。では近年ではどうでしょう。
『こうへん 』『 きぃへん ・きぃひん』に変化する一方で、《消えない》や《着もしない》にも使われ実にややこしい。
方便なので使っている本人に悪気はないのだが、同じ日本人ですらこの有り様だということがご理解いただけますよね。だとすると、色々な地域の方々と出会えるチャンスが増えた現代の婚活において、このようなケースに出くわすことは容易に想像つきます。
私は両親が韓国生まれの韓国人。私自身は日本で生まれて日本育ち。そんな私が母国語と日本語のどちらを先に覚えたか。やはり日本語でした。それは何を意味するのかというと、『生まれた土地土地の言葉をそのままインプットして、その方言は意識的に気を付けないと出てしまっている』という事。特に私の実体験で例を挙げると、親戚の集まりなどで韓国語で話さないといけない場であってたとしても、気が抜けて咄嗟に出てしまっているのが日本語でした。誰であっても気を付けなければ出てしまうのが自然です。お見合いを例に挙げお伝えするならば、急に方言がキツくなって来たなと感じた際には、気を使わなくても良いほどに『自然体で話せる空気感』いわばリラックス状態であるということにも感じ取れます。このゾーンに入ったときには言葉の解釈の違いで『ん?』は出るかもしれませんが、お相手が気を許した合図なのかも知れません。なので一概には『自分とは合わない』と距離を取ろうとすることはお薦め出来ないのも正直な気持ちです。そんな時は直接聞いてしまってはいかがでしょうか?『今のってどういった意味なんですか?』って☺️
聞かずにモヤモヤしていたところで、自分が出す答えは全てが勝手な解釈の持論に過ぎませんからね。
例えば、日本に来てコンビニ等で頑張ってアルバイトをしている外国人の方に対し、超早口で方言混じりで注文しますか?自分が外国でそんな対応されたら嫌になってしまいますよね。
これって、人としての意識レベルで大きく差が出てくる部分でもあります。
日本で働く外国人の方、海外に行った際に辿々しくも日本語で接客してくれる方、お見合いで方言混じりであっても自分なりに標準語で話そうと頑張っていただける方………そんな気遣える方々の気持ちを汲み取れば、自ずと失礼な態度はしないはず。
辞典にない言葉こそ、お相手や場所を考え、ゆっくり丁寧に伝えるを心掛け、今まで以上に目の前の人に気遣える人となっていただけたら嬉しいです💕そう意識していると、素晴らしいご縁とも繋がると思います。
それでは今日はこの辺で………
一日一日を大切に❤️