本能的な欲求って知ってますか?
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目次
- 人に共感を求め生きる人の特徴
- 『 親和欲求 』とは
- 『 親和欲求はストレスにより強まる事も 』
- 『 不安やストレスに強い人 』
人に共感を求め生きる人の特徴
皆さんこんにちは。
トータル婚活サポート 縁~port 代表 河内 満です。
本日も代表blogへお越しいただき有難うございます😌
早速ですが、皆様はこんな「気持ち」を抱き、周囲に気を使い生きていますよね。
【 そばに誰か居てほしい 】と言う心理。
人間は、なるべく孤独となるような状況を避け、『誰かと一緒にいたい』という安心や共感に対する欲求が本能に眠っています。そして、この欲求のことを「親和欲求」と呼ばれています。
・親和欲求があると…
人間関係を築きあげるには必要不可欠だと考えられており、社会生活を送る上では欠かせない一方、人にもよりますが、親和欲求が強すぎる故に、周囲の意見に合わせすぎて自分を見失う事に繋がってしまったり、周囲から嫌われ孤立するのを避けるため、らしくない八方美人になってしまうというデメリットもあります。
そんな周りの目線ばかりを気にしすぎてしまい、「誰かと仲良くしていたい」という気持ちが徐々にエスカレートしてしまうと、
「交遊関係が険悪にならないように、自分を抑えなきゃ」
「絶対に嫌われないように言葉に気をつけよう」と言った「⭕⭕しないといけない」という曲がった考え方を招いてしまい、人付き合いで不必要に疲れる原因にもなってしまいます。
人は誰しも【誰かと仲良くしたい】という気持ちは抱えています。しかし、そんな気持ちばかりが膨らまないように、自分自身で人を選び、「適度にコントロールすること」こそ、メンタルを崩さない為の大事なことなのです。
今日は、あまり耳にしない『親和欲求の心理』について、一緒に考えて行きましょう。
『 親和欲求 』とは
親和欲求とは、誰かと一緒にいたいという人間が深層心理として持っている、いわば本能の一種と考えられています。
では、具体的に例を上げていきましょう。
・周囲の人と仲良くしたい
(嫌われたくない)
・仲間と一緒に過ごしたい
(孤独を感じたくない)
・自分のことを受け入れてもらいたい
(頼りにしたい・頼られたい)
・いつも誰かと一緒に行動をしたい
(心細いのは嫌だ)
・気持ちが落ち着く人と一緒にいたい
(共感し合える相手が欲しい)………………。
上げ出したら止まりませんが、一言で言うならば、
『 気持ちや感情のこと 』を指します。
プライベート、仕事、学校、部活、サークルetc.などでの人間関係で「上手く友達を作り」、その人たちと「良好な関係を構築」し、「その関係性を続けていきたい」という、ごく自然でもあり、どんな方でも持っている欲求なのです。
それはもちろん、親子関係でも言えますが、友達や恋人にも親和欲求は見られます。極力、不安やストレスと言ったマイナスマインドが多い、孤独な状況を避けるように行動を取り、過去よりも現在、現在よりも未来の自分の立ち位置が「安全で安心できる環境を選ぶための人間の防御的本能」の一種でもあるのです。
また、親和欲求の強さには個人差があるのも解っています。一般的には男性よりも女性に多いと言われており、
・内向的な人よりも社交的な性格の人
・一人っ子や長男、長女が強くなる
このような傾向にあると言われています。
『 親和欲求はストレスにより強まる事も 』
親和欲求に関して調べていた、心理学者のシャクターはこんなデータ結果を残しています。被験者に対し『これから実験として電気ショックを与える』と被験者へ突然告げ、その後被験者がどのような行動をとるかについてを調べました。
この実験によると、電気ショックが行われるまでの待機時間に、ひとりでいることよりも、「誰かほかの人と一緒に居たい」と希望する被験者が出てきたようです。
この実験により解った心理は、【 人間は、明らかなる不安やストレスを極度に感じると、親和欲求が急激に強まり、誰かと一緒にいたいという気持ちが強くなる 】ことが分かりました。
これは電気ショックに限らずとも言えるでしょう。
例えば婚活や就活といった、人生を左右する大きなイベント、また、自然災害や事故などの命に大きく関わる出来事を前にすると、一人孤独な状態であれば思わぬ出来事に対応しきれずパニック状態になったり、強い不安で精神的に押しつぶされそうになってしまうのは容易に想像できます。
誰しも不安なことに対し、『孤独に耐え抜く』と言うことは、心にそれだけ強いストレスがかかり、そのストレスを回避するため、自分を理解してくれる相手と共に耐え、ストレスに立ち向かおうとする本能が働いていると考えることができます。
不安な時こそ一人でいるよりも、自分を理解してくれる人の側にいるだけで、なんとなく気持ちが落ち着き、不安が少し収まったように感じるのはこの働きがあるからだと思います。
普段から孤独や寂しさに敏感であり、独りでいることに過度な恐怖感を覚える人の場合、自己意識として気付いていはいないが、意識していないところで親和欲求が非常に強く、《いつも友達や恋人と一緒にいないと気持ちが落ち着かない》と言ったメンタルが先行してしまい、自分に構って欲しいため、知らず知らずの内に他人を振り回してしまうことがあります。
本人は不安な気持ちをなんとかしたいがために行っているのですが、周囲からはその意図が伝わらず、「あの人は自分勝手で他人を振り回す人」だと思われて距離を置かれ、より孤独を強めてしまうという悪循環に陥ることもあるのが落とし穴なのです。一度そうなってしまうと共通認識がずれ、簡単には元通りにはなりません。
何よりも怖いのは、『 自己認識がない 』という事。
知らず知らずの内に、周りから人が離れて行ってしまっていないか。特に気を付けたい行動と言えます。
『 不安やストレスに強い人 』
こういった方は、《 親和欲求が弱い人 》と言えます。
不安やストレスをあまり感じない人は、親和欲求が低くなる傾向があると言えるでしょう。
たとえ不安なことを前にしても『今は誰かにいてほしい』『人肌恋しい』という気持ちにならないので、メンタルが強い人だと思われ、同性からは憧れの対象となることもあります。
また、仕事も趣味も自分一人で思ったことを思い通りに好きなようにやりたい、すなわち【 自己中心的マイペース 】な人も親和欲求が低いと言えます。
マイペースな人は、足並みを揃え、誰かと一緒に皆のペースで何かを進めることに強いストレスを感じてしまったり、逆にイライラしたりすることが多くなるので、なんでも自分で決められる状況を好む傾向にあります。
では、『 気持ちのブレないひとは? 』
他人への興味が薄い人は「誰かと一緒にいたい」と思うこともなく、また他人への興味のなさ故に、友好な関係を長く続けたいと思うこともありません。
他人への興味が薄いと言ってしまうと孤独で寂しい人のように思われがちですが、その分人間以外の事に強く興味を持っている可能性が高いと言えます。
例えば、芸術や学問、経済やビジネスなどといった世界への興味を持っていることもあり、決して魅力の無い人というわけではありません。
そして、『 適度な距離を保てる人 』もそう言えると思います。
人間関係を長続きさせるのには、お互いに精神的な負担をかけないことが大前提。程よい距離感が取れていることが重要なのです。
いつもどこえでもベタベタと金魚のフンのようにベッタリくっつき、トイレの時でも食事の時でもいつでもどこえでも行動を共にしたがるような人間関係は、ついてくる方も、また、ついてこられる方も精神的なストレスを非常に強く感じてしまい身も心もボロボロになってしまいます。
適度に距離感を持てる人は、自分が必要と感じたのならば誰かと一緒に居るのでしょうし、その時必要でなければ一緒にいなくても別に平気。と、その時その時に置かれた状況に応じ、自分と他人との距離感を保てる人なので、面倒な人間関係には過度に反応を示さず、お互いに居心地のよい人間関係を築ける傾向にあります。
しかし、この世の中が、このような『強い人』ばかりであったとしたら、いったいこの世にどう変化をもたらしていたのでしょうか💦考えたらちょっと怖さも感じてしまいます😨
もはや、愛だの恋だの結婚だの………なんて考える人は居ないんでしょうね😭
さて、今日は深層心理の親和欲求について話をしましたが、いかがでしたでしょうか。
最後までblogを読んで頂いた皆様には、何か一つでも感じ取っていただけたら幸いです❤️
人間は基本的に寂しがりの生き物です。感情と言うよりも、本能として、
『誰かと一緒に生きていきたい』と深層にはあるのでしょうね🎵
ここに面白いページを貼り付けました。
是非、覗いてみて下さい☺️
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