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夫婦円満の秘訣は?
こんにちは
縁~port 婚活ナビゲーター
野上今日子です。
結婚式の祝辞によくある、
夫婦円満の秘訣は、3つの袋
「お袋、胃袋、堪忍袋」っていうアレですが。
お袋と胃袋は近いところにあって、
味の好みは『おふくろの味』
だったりしますよね。
私はもう30年も前に母を亡くしたので
おふくろの味は遠い思い出になってしまいました。
この前、アラサーメンズ3人と「おふくろの味」について話してみたところ、思いがけず、
みんなそれぞれにエピソードを持っていました。
最近、お母さんを病気で亡くしたばかりのTくんに、
亡くなったお母さんの料理で、
あれはもう1回食べたいなあと思うものは
なにかときいたら、
「芋の天ぷら」だといいます。
「オレはガキの頃は、芋の天ぷらが大嫌いで、
高校生になると、「芋で飯が食えるか」と言って、「メシいいから、なんか外で食ってくるわ」って。
そんなこと言って。
今から思うと、なんてこといったんだろう。
オレはなんてクソだったんだと。。。
今、あのお袋の芋の天ぷら、食いたいな。
食いたいっすね。」
それを聞いていたSくんは、
高校の頃の自分のクソ歴史を思い出した。
「自分は、高校の頃、日帰りバス旅行みたいなのがあったとき、オカンが弁当を作ってくれたんですけど、昼休みになって、
「どこか店で食おうぜ」と言う友達の手前、
オカンの弁当があるっていうのが、なんだかカッコ悪い気がして、言い出せなくて、食べずに持って帰ってきてしまった。
うちに帰って、
「みんなと店入って食べたから」と言って、
中身の入ったままの弁当箱を渡した時に、
オカンが、「ごめんね、恥ずかしい思いさせちゃって。悪かったねぇ」って悲しい顔をした。
せっかく作ってくれたのに、
おかんに「ごめんね」と言わせてしまった。
自分の方がごめんじゃないか。
なんて自分はクソやろうなんだ。」
と、今でもその時の自分を後悔してるそうです。
もう1人、福岡出身のNくんは、今、東京に出てきて、大して料理ができないのに、たまに、お母さんのがめ煮(筑前煮)がむしょうに食べたくなって、自分で作ってみるそうです。
それは、お母さんの味とはまるで似ても似つかぬ、違うものになるけれど、もったいないから、何日もがまんして食べているそう。
お母さんの味は本当に恋しいものです。
そして、
こんな話をしている時の
もうすぐ30代のいい年した男たちの顔は、
少年のようにあどけなく優しかった。
男の優しさというものは
こういうものなのだろうと思います。
髪を切ったことにも
気づかないかもしれない。
さりげないプレゼントなんて
できないかもしれない。
でも、表現しなくても
腹の底の方に持っている。
そんな優しい男は
本当にいい男だと思うんですよね。
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